そっと近づいて見ると、”コハクチョウ”の群れがいた。
数えると、全部で23羽いた。
見ていると、大きく背伸びしながら，羽根をバタバタさせた。
時々、立ち止まって、辺りを見回す。
距離がありすぎてわかりにくいが、”イタチ”だ！
ニホンイタチとチョウセンイタチがいるらしいが、どちらかよくわからない？
ヌートリアの居る場所からすぐ傍の川面に、沢山の水鳥がいた。
見慣れたカルガモやコガモに混じって、頭部が赤茶色の種類がいた。
コガモと一緒に、流れに乗って近づいてきた。
草を食べながら、移動している。
見た目は、大きなネズミで、可愛らしさもある。
しかし、特定外来生物で注意が必要。
川のそばを移動しているとき、反対側の岸辺で、何かが動いてるのが見えた。
車を止めよく見ると、”ヌートリア”がいた。
手の先に、何か柔らかな感触があった。
そっと、掬い上げてみた。
居た！”サンインサンショウウオ”だ！
水中でメスを待つ、オスの個体だ。
無事にに繁殖できますように！
以前、サンインサンショウウオを見つけた湿地を訪れた。
そろそろ，産卵しているかも？
小さな流れに、手を入れると・・・！
”アベサンショウウオ”だ！
腹が、パンパンに膨らんでいる。
卵を抱えた、♀の個体だ。
間もなく産卵が始まるようだ！？
卵嚢の見つかった棚田跡から、少し離れた谷あいの湿地。
何かいないか、探してみるが何も見つからない。
水辺の枯れ枝を動かすと、下からサンショウウオが出てきた。
近くで、じっくり観察。
卵嚢内の卵は、順調に成長している。
産卵後、数日たっているようで、5～7mmになっている。
無事に、孵化するように！！！
耕作放棄された棚田の跡に、水たまりができていた。
沢山の卵、卵嚢を見つけた。
”アベサンショウウオ”の卵嚢だ！
