山賊の生き物記

自然の出会い 小さな生き物たち

ヤマカガシ

2004-12-29 10:37:52 | 爬虫類
ヤマカガシは、当地方には比較的多く、良く見かけるヘビである。特に水田や水路沿いに多いように思われる。若い固体は赤や黄色の模様が美しい。年をとった個体は全体が黒っぽくなってくる。このヘビの性格は大変おとなしく、攻撃されなければ相手に襲い掛かるようなことは無い。しかし、このヘビは毒をもっている。一般的に毒ヘビといえばマムシが有名だが、ヤマカガシにも首筋と奥の牙に毒を持ち、咬まれると血が止まらなくなったり首筋の毒が目に入ったりすると失明の恐れがある。見た目でヘビを嫌う人が多いが、安易にいじめたりすると手痛いしっぺ返しを受けることになる。
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ハコネサンショウウオ

2004-12-26 14:10:52 | 両生類
私の住む但馬地方は、山と谷が入り組んだ複雑な地形を成し、北の端は日本海に面している。そのため暖かい地方の生き物と寒い地方の生き物の両方が見られる。今日、紹介するのはハコネサンショウウオといって本州と四国にすんでいる。日本の小型サンショウウオの仲間では大きいほうで、20センチ前後になる。尾が長く体の半分より少し長めで、これが特徴のひとつとなっている。大体500メートル以上の山地にすんでいる。飛び出たような目がとても愛嬌がある。
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