慌てて、行く手を足でふさいだ。
ピタッと止まった。”オサムシ”の仲間だ！
”アオオサムシ“かな？？？
少し色あせているが、白地に褐色の斑模様がある。
丸い模様が4つ確認できる。
特徴から”ヨツメエダシャク”のようだ。
よく見ると、赤いアメンボだ！？
赤いアメンボなんて見たこともない。
網でアメンボを掬い取った。
プラスチックの容器に入れて、観察しようとしたが、外に飛び出してしまった。
地面に落ちたアメンボは、動かずじっとしていたので目を凝らしてみると、赤いのは体ではなく、背中にくっつけた卵の色のようだ？
まるでコオイムシのようだ。
アメンボの種類は、特徴から”シマアメンボ”のようだ。
渓流沿いの道を進むと、小さな滝があった。
滝の水量はそれほど多くなく、流れも比較的緩やかだった。
滝つぼを見ると、沢山のアメンボがいた。
よく見ると、いつも見かけているカワトンボと少し違うような・・・？
胸部が青っぽい色ではなく、赤銅色だ。
調べてみると、特徴から”ミヤマカワトンボ”という種類のようだ。
見ていると、目玉をキョロキョロ動かす。
近づくと、翅を下げて身構えるような状態になる。
特徴から”アキアカネ”のようだ。
