つい先日も紹介したばかりだが、去年の11月に蛹になった2匹目の羽化が終わったようだ。
確認のため、壁についていた蛹を見ると、空になっていた。
前回の個体よりやや大きく感じる。
風にあおられて、翅をバタバタさせながら必死に鉢植えの枝にしがみついているように見えた。
昨日は雨が降り、肌寒くて生き物を見ることができなかった。
今日も朝から降ったり止んだりのいやな天気だ。
それでも、午後からは風があるものの陽射しが出てきて何かに出会えるのではと鉢植えの周りに注意を払っていると、何と!”アゲハチョウ”がいるではないか!
鉢植えの葉っぱには緑色の小さな虫がいる。
野菜や果物にとって天敵である害虫の”アブラムシ”と思われる。
”クロヒラタアブ”はこの小さな虫を捕食するためにやってきているようだ。
我が家では農薬や殺虫剤を一切使用しないため、害虫を食べてくれるのもまた虫である。
むやみやたらと虫であるだけで小さな命をつぶしてしまわないように注意したい!
虫もいろいろと人間世界の役に立っているのです。
去年の11月の後半に見つけた2匹の蛹のうちの1匹で、瞬間を見ることができなかったが無事に羽化したようだ。
もう1匹はまだ蛹のままで変化なし。
しばらく観察しているとゆっくりと横に移動しながら翅を開いた。
この個体は翌日の昼頃、どこかに飛び去った。