故郷の幕末史

ふるさとの讃岐に誇りを。
気づいたことや、発見したことを幕末史に限らず書いていこうとおもいます

ある歴史と新年会

2013年01月27日 12時21分22秒 | 日記

昨日までの大風の音は全くなくなった朝である。昔から北風は3日と続かないと聞いているがその通りとなった。しかし、気になる本「それぞれの明治維新」のうち近衛家老女・村岡―女の幕末社会史―を読むために今日も歩きは休んだ。ずる休みのための言い訳かも? それでも良いかと、自分に対する言い訳も。

で、昨日の事、10時半にお出かけ。所属の会の新年会があった。11時に会場へ行き、先ずは1時間ばかり講演を聞く。塩飽出身の紙谷仁蔵という人物についてだった。秋田県の能代市で「紙谷仁蔵物語」ミュージカルが2月26日にあるそうだ。能代市光久寺に風変わりな石碑が(直径67㎝・高さ25㎝の挽き臼、その下に厚さ35㎝の台石がある。表面には塩飽・紙谷仁蔵墓)ある。仁蔵は天保4年の大飢饉の時に津軽へ運ぶ予定の米を能代に降ろし粥を炊いて食べ物に困っている人に施した。飢饉で苦しみ餓死者を多く出した能代の人たちに救いの手を差し伸べた人。その後、仁蔵は能代で25年間蕎麦屋を営んだという。 仁蔵の話は塩飽の島々でも知られておらず、能代にも文献等はない。文書も資料もない話が人から人へと語り継がれて今回のミュージカルとしてやっと陽の目を見たのである。

後は、お酒は飲めないけれど、皆さんのお話を聞いて美味しい料理に舌鼓をうちお腹いっぱいになり満足しての帰宅となった。

本の感想はまた後日という事で、今日はこの辺で、じゃ~またネ


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