昨日、ケーブルテレビで映画「ボビー」を久しぶりに観ました。
・・・このような記事を書いていたとは、、今と大きな違いが。。。
自分でも(文の内容、クォリティはさておき)記事のジャンルが真面目?だと思います、ビックリ。
(下に当時の記事をコピー)
今なぜ「ボビー」かについてコメントしたいと思います。ボビーはJFKの弟で1968年6月5日にLAで暗殺されました。
その2ヶ月前にはマーティン・ルーサー・キング牧師が、3年前にはマルコムXが、そして5年前にはJFKが暗殺されています。
そのボビーの映画がなぜ今作られたのか?
私はアメリカが60年代と似た分裂の時代に入ったからだと思います。
2000年、2004年の大統領選挙とも共和・民主票が真っ二つにわれ、
2000年の選挙では、投票数では民主党候補のゴアの方が上回りましたが、選挙代理人の数で上まわったブッシュが大統領となったという経緯があります。
米国の大統領選挙は途中まではいい線で争っていますが、後はどちらかが地すべり的勝利を収めるのが常で、
最近の選挙は60年のケネディVSニクソン以来の接戦ぶりです。
今、イラクをどうするかで、世論は真二つに分かれています(増派を主張するブッシュ、撤退を主張する民主党)。
民主党の中ではイラク撤退を旗印にした黒人大統領候補オバマ氏が知名度抜群のヒラリー氏を追い上げています。
また、ベトナム反戦で名を上げた「ハノイ・ジェーン」こと「ジェーン・フォンダ」がイラク反戦集会にしゃしゃり出てきました。
オバマ氏は黒人ながら黒人からの支持は今のところあまり高くないですが、
そのカリスマ性はマルコムXやルーサー・キングを髣髴とさせます。
ボビーはJFK政権の司法長官として影響力を発揮しましたが、
ヒラリーもビルクリントン政権では健康保険法案などを主導し、モニカ事件でも夫を支え
人気のあった大統領の家族ということでは、ボビーとヒラリーは共通点があります。
何よりもこの2人は保守派から毛嫌いされているという点も一致しています。
また、ヒラリーもボビーも全く選挙地盤のないニューヨークから上院議員に立候補して当選しているという点も同じです。
もし、ヒラリーが民主党の大統領候補となり、オバマが民衆をひきつけるというような事態になれば、来年の大統領選は68年の再来になるかもしれません。
好景気の後、自ら引き起こした戦争に足元を救われ、落ち目になっているところも似ています。
6年前の記事です。世の中は三日見ぬ間の桜かな・・・。
いまさらながら、なんなのですが、、、以前、出たの映画の話しを。。。
私もレインマン好きです。ダスティンホフマンは「卒業」以来、好きになった俳優で、表面的には女性にもてそうにないところに共感し、もう少し深いところでは、アメリカのユダヤ人の寂しさを感じさせる演技が好きです。
そのどちらでもないですが、おじさんになってからの「アウトブレイク」などもよかったです。
ところで、いまさらながら、、なんなのですが、、、、
「レインマン」で納得の出来ないところがあります。クルーズはレインマンを東海岸から西海岸に連れて行くのに、飛行機に乗せようとしますが、レインマンは飛行機は落ちるからヤダといいます。
ただ、カンタス航空は落ちたことがないので、カンタスならいいといいます。でも、カンタスの国内便はないので、仕方なく車でアメリカを横断することになります。
そこで、疑問なのは、その車の車種は忘れましたが、その車種の車は事故を起こしたことがないのだろうか???ということです。
確率的には、走行(運行)距離あたりの事故の割合は、自動車の方が飛行機より高いのに、レインマンがすんなり自動車に乗ったのが不思議です。
次に、二人はベガスで、レインマンがカードを覚えることによってブラックジャックで大もうけし、そのからくりをマフィアに見破られてベガスから追い出されます。
ここで疑問なのは、それまでに出たカードを覚えるだけで、カジノのマフィアを怒らせるほどの大もうけが、ブラックジャックで出来るだろうかということです。
いくら儲けたかは忘れましたが、カジノでも時々は儲けさせないと客が来なくなるので、マフィアが怒るというのは相当な額だと思います。今までに出たカードを覚えていても、ただ確率がわずかによくなるだけだと思いますが、それでどうやってそんなに儲けたのでしょう。
まあ、いまさらながら、考えついたことですから、どうでもいいのですが。
ところで、「硫黄島」はなかなかよかったです。映画自体もよかったけど、日米両方の視点から映画を作るという発想がフェアでいいですね。やっぱり、ダーティハリーだけのことはあります。
マカロニウエスタンで7人の侍をコピーしたのがきっかけでスターになったので、日本に親近感を持っているのでしょうか??