民謡 2006.8月~総集編民謡ブログ

吉岡 都の民謡Weblog 「民謡は心のふるさとです。」

風の盆

2014-11-17 | 越中おわら  風の盆

民謡とは四季の農耕の祈りの唄であったが、今後とも人間の続く限り唄い続けて我々と共に歩むものである

 民謡は心のふるさとです。


 

蒼い夜空には小さい月が高く、足元には両側の溝の瀬の音が、

陽気な太鼓や三味の音色のとぎれた間に急に思い出すように勢いよく聞こえて来るのであった。

「おわら」の情趣はこういうところにあると人は言っている


 

 越中おわら節歌詞  八尾四季

揺らぐ吊り橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風

富山あたりか あのともしびは 飛んでいきたや オワラ 灯とり虫

八尾坂道 別れてくれば 露か時雨か オワラ はらはらと 

もしや来るかと 窓押し開けて 見れば立山 オワラ 雪ばかり


 

唄い手さんがとてもお上手動画4分58秒から視聴を ほれぼれしました。 

唄の味、地元の節まわし。

言わずもがな、コンクール仕立ての民謡と違いますね。本来の民謡の姿、佇まい。

地元の風柄や民情、息吹が伝わり、見る者聞く者心に迫るのではないでしょうか。


おわら字余りの歌詞で一息(ひといき)です。 本当にすばらしいです。

素唄(通常バージョンのおわら)でも一息で唄うのは、日々弛み(たゆみ)ない精進をしていてもむずかしいのです。





 素唄(平唄)の越中おわら。



「全国の民謡 越中おわら節」

 上のリンク先  唄、お囃し、三味線、胡弓、すべてが素晴らしいです。



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