民謡 2006.8月~総集編民謡ブログ

吉岡 都の民謡Weblog 「民謡は心のふるさとです。」

民謡 吉岡都

民謡日和 吉岡都の民謡Weblog(2006.8月~総集編民謡ブログ) 検索ワード「民謡ブログ」「民謡 吉岡都」「越中民謡」「富山断酒のぞみの会」

<お知らせ>

商店会寺子屋「茨木童子」10月7日(木) NHK総合テレビ「ニューステラス関西」(18時10分から) をご覧くださいね。ニュースにdaughterと私登場します。同日、読売新聞より同内容で取材されました。「10月25日放送 4:30 - 5:00 NHK総合 「NHKニュースおはよう日本」 (特集) 後継者不足などから商店街に増えてきた空き店舗を現代版の寺子屋にし、街全体を活性化させようという取り組みを、大阪府茨木市の商店街が行っている。1時間500円で、算数や国語の指導をしているという。」 ttp://datazoo.jp/w/%E5%90%89%E5%B2%A1%E9%83%BD/4565767  

和服は日本人の誇り

2015-01-20 | 備忘録

民謡とは、四季の農耕の祈りの唄であったが、今後とも人間の続く限り、唄い続けて我々と共に歩むものである

 

民謡の宝庫・越中とやまが誇る

地域に伝わる「伝統の唄」  こちら

(画像をクリックすると本場のすばらしい唄と演奏、舞、踊りが視聴できます。貴重な資料)。

この動画の越中おわらが最高に良いです。




 

 

 民謡ブログのプロフィール写真

加賀友禅の着物です。

・・・全部で、150万円位...

 

和服は、日本人の誇りですね。




 子どもたちに伝えたいこと

現代の子どもたちはなかなか伝統文化に触れる機会がありません。

子どもたちが先生の作品を見て、先生に近づきたいと思ったときに、日頃どういったことに気をつけたらよいでしょうか?

井上萬二氏へのインタビュー記事を転載。 


その人の作品を見て感動する、しないは別として、戦前の家庭生活と戦後の家庭生活というのは、文化的に相当違っている。まず、社会環境、家庭環境によってこういう文化に興味を持つかどうか決まってくる。
現代の若い奥様方が、家庭でまな板の上で、庖丁を握って料理をして、その料理を小皿に入れようか、何に入れようかと盛り付けをして、ちゃんとしたテーブルの上に配分して、子どもたちに食べなさい、という古来の日本の伝統が変わってきた。

ショッピングで買ってきたおかずを、パックの蓋を開けたままで、お椀に飯を盛っただけですぐ食べなさいという。そういうイージーな社会環境が今日多いでしょう。 買ってきたから悪いのではなくて、これは小鉢に、これは中皿に、これは何の皿に、というように食と器の文化というものをよく考えて、ちゃんとお膳の上に、 テーブルの上ではなくて、お盆の上に盛り付けをして、子どもさんたちに食べなさいという。

これは日本の本当の古来の食文化です。そういうところから文化がすでに消えているんですね。だから、子どもたちもただ食べさえすればいいじゃないか、と。こういう食器を見ても、お母さんがこうい う食器で盛ってくれたらいいな、とそういう文化というものが自然と必要にしてい るから、家庭においても社会においても、そういう文化、トラディショナル文化というものは継承しなければならない。それが戦後消えている。


それから住まいも同じように、マンションというものは鍵1本で非常に便利な住まいで、外の草むしりもしなくていいけれども、家庭には床の間一つもない。
じゃあ、書の稽古をやって掛け軸を作って、自分の家の床の間に掛け軸をかけた。じゃあ、そこに架台でも置いて、一つの壷でも飾ろうかという床の間の様式もない現代の家族の住まいでしょ。
昔はちゃんと床の間があり、神仏があって、そういう本当の住まいというものがあった。それが消滅しているから、自然と伝統文化というものは消えていく。そういうところから本当の古来の日本のいいところを再発見しなければならないし、それをなくさないようにしないといけない。


着物も同じ、伝統文化ですね。結婚式があろうと何があろうと、面倒くさい、洋服のほうかいいやと結婚式に行く。和服というものは着るのに面倒くさいし、むずかしい。

でも和服を着た後というのは、日本人には品格が出てくるんですけど、そういうものも自然となくしている。焼き物ではない染色の世界でも衰えているのと同じように、自然とそういう古来の文化が絶えているというのが影響するんじゃないかと思います。そういうものを再発見することが必要なんじゃないかと思うんです。

 


 2014-11-14 22:29:35