腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

弦が重い、、、

2008-10-22 09:42:52 | 19世紀ギター
1週間ぶりに、クロダ・マンホン式11弦ギターを弾いてみたら、、、

弦がムチャクチャに重く感じる。。。
じぇんじぇん鳴らせない、、、、

ここ1週間の間は、他のギターを弾かずに、ひたすらラコート7弦を弾き続けていました。
最初の2日間位は、力が入りすぎて、ビチャビチャと汚い弦の音を出してしまっていましたが、昨日あたりは慣れてきて、音が潰れる事も無くなってきました。

右手の爪も短くして、ほとんど指頭で弾いています。

クロダ・ラコート7弦は、こちらが弱い張りに慣れてくるにしたがって、驚く程の音量で鳴り響いて来ています。
軽いタッチで弾いているのに、美しい音がファ~~ンってふくらむように、鳴り響きます。
裏板も側板も、そしてネックからヘッドまで振動して、音を出している感じです。

クロダ・ラコート7弦を弾いていると、自分で出している音に、つつみ込まれていきます。
不思議な感覚。
危険???な喜びを、奏者に与えてしまうギターです。

すっかりクロダ・ラコート7弦の魅力に取り憑かれて、休みの日は家に引きこもって、弾き続けています。
本当に危険な魅力に満ちたギターだなア、、、、

さて、そんな状態でクロダ・マンホン式11弦ギターを弾いてみたら、、、

う~~~みゅう。。。絶望的な気持ちになる位、鳴らせない。。。
弦が重たくて、じぇんじぇん鳴らす事が出来ましぇ~~~~~ん!!!!
持っているモダンギターの中では、けっして張りの強い方では無いはずのクロダ・マンホン式11弦ギターが、弦の張力に指が負けて、鳴らす事が出来ない、、、

19世紀ギターとモダンギターって、こんなに違うもんだったんだア!!
ここまで違うと、持ち替えなんて不可能です。。。

他のモダンタイプのギターも弾いてみましたが、どのギターもほとんど鳴らす事が出来ません。

なんとか弾けたのが、1830年製のエミリオ・パスカルのみです。
実は、このエミリオ・パスカルは、最近どうもキレイな音で鳴らす事が出来ずに、あまり手にしていなかったのですが、逆に19世紀ギターに慣れてしまった今の方が、ちゃんと鳴らす事が出来ます。
不思議不思議???

しかし、、、
19世紀ギター欲しい病は、その重度を増す一方です。。。。


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