腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

ガダニーニは卑怯だあ!!

2012-10-02 04:54:15 | 19世紀ギター
などと思ってしまう位に弾きやすいギターです!!!

グラデルでは弾けなかった曲でも、ガダニーニでは弾けてしまう。
右手のタッチを気にせずに、思いっきり指先を振り切れます。
巻き込みもほとんど気にせず弾けるゾ!!!

こんな19世紀ギターはやっぱり卑怯だと思う。
他のギターを弾く気がしなくなるじゃーないかあ。。。。



ガダニーニを手にしてから、昨日で4日目です。
初日はまったく弾いていないし、毎日グラデルと交互に持ち替えて弾く様にしているので、ガダニーニを弾くのは昨日の練習で実質2日です。

それでも見違えるように鳴りが良くなってきています。


ちょっと気になっていた事をいじってみました。

まずは高音弦の張り替えです。
ナイルガットが張ってあったのですが、私は19世紀ギターに張られたナイルガット弦が苦手です。

テンションの低いルネサンスギターだとナイルガットとの相性は良く、明るい音で気持ち良くなってくれますが、テンションの高い19世紀ギターに張ると、干からびた様なビシャビシャとした音に感じられて、、、
鳴りも悪いし、弾いた感触も悪いしで、ガットとは程遠いです。

フロロカーボンの釣り糸に張り替えてみました。

音色はやや金属的ですが、ナイルガットよりはまだ良いです。
音質も明快になって、音楽を作りやすい音になっています。
鳴りはからに良いです。



弦を張り替えるついでに、弦高を少し上げてみました。





リュートのようにサドルの無いタイプのブリッジですので、弦高は自由に変えられます。
少し上げただけで、物凄く弾きやすくなったあ!!!



木ペグの動きが少し硬くて、微妙な調弦がしずらかったので、木ペグに石鹸を塗りたくった。





これで調弦も楽々出来ます。






自作簡略型のストラップを取り付けてました。
ストラップを使うと、左手の負担が大幅に軽減出来ます。


この状態でガダニーニを弾いて、表題の「ガダニーニは卑怯だあ!!!」って感じてしまいました。


ソル→メルツ→カルリ→カンパネラ→アグアド


右指の巻き込みを気にせずに、ギターを弾けるのって楽し過ぎる!!!
この感覚は18年ぶりです。


今月のLECGC大倉山練習会で、ガダニーニを使ってみようかな?
大崩壊の可能性もありますが、暴走状態で弾き切れる可能性もあるし、、、
実戦で使ってみると色々と分かって、軌道修正とかも出来るしね。

などと危険な考えに陥ったりしています。


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