まだ時差ぼけなのだろうか。ハイにもなっている。

夕食を済ませて、ソファーに座るとどうしようもない睡魔に襲われる。
時差ぼけ中なのかな、とベットで熟睡するも短時間で目が覚めたりを繰り返していて、なんか変。
帰国2日目の午前中は仕事に出た。疲れているから休んでもいい、とも言われたけれど、9日間の旅に出たために周りの人に我慢を強いるのを少しでも避けたいので。
帰りは電車と巡回バスを乗り継ぐつもりでした。巡回バスは間合いが長い。雨は土砂降り。徒歩で20分はかかる。金曜のジム行きをやめて仕事に出たのだから、ウォーキングだと思って20分歩くことにした。
土砂降り。まぁいいか、と判断するところが、わたしハイになっているのですね。
ここ数年は東京から帰宅するときはタクシーに乗るようになっていたのに、雨の中をサクサク歩き出しました。
雨量が多いから車道を走る車が大量の水しぶきを歩道を歩いている私にかけていきます。ドンマイ・ドンマイ。20分のウォーキング。濡れた衣服は着替えればOK、の気分です。途中、20m余、歩道は雨水であふれていました。クルブシを超える深さ。いえいえ水深10センチは超えていました。通勤用のパンプスもストッキングも水の中！ガウチョパンツの下部30センチほどもずぶぬれ。そんな私に車は容赦なく水しぶきをかけて通り過ぎます。
こんな雨の中を歩いた記憶、いつまで遡ればあるかしら、そんな体験でした。

なんか嬉しい気分が続いているのです。
朝の夫の一言がストライクだったのかもしれません。
キミはこれまで自分を抑圧して生きてきているところがあったんだね。海外旅行がそんなキミを解き放ってくれるのなら、これからも行けばいい、と。
嬉しかった～。
ずっと、なんで海外旅行なんて行きたがるかボクにはわからない。興味があることはどれだけでも本で学べるのに。どこそこに行った、とひけらかしたいからじゃないか、と考えるタイプでした。。でも、帰国して、あんなことこんなことと嬉々として語る私の話の声調に、自分とは違う、行く必要がない、と私に主張し続けてきたのは、それも抑圧だったのだと理解したのでしょうか。

トランジットで貴重品の置き忘れという大失態をやらかして、ヒヤヒヤを抱えながらの旅でしたが、落し物は見つかってメデタシめでたし。落とし物検索に大勢の皆さんとのメールのやり取りが行われていたと聞きました。その尽力を思うとペイフォワードを思います。
体力づくりにもさらに明確な目的が加わって、ありがたい。

バラの2番花が私の帰国を迎えてくれました。せめて道路から目立つところの枯れ切ったバラの花房の剪定だけでもと、翌日には剪定ばさみを握っていました。しわ寄せをできるだけ少なくしたい、の思いからカラ元気がそうさせているのかもしれません。ふぅ～