日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

映画『ミラダ -ある自由への戦いー』を観る。

2018-01-25 06:58:25 | 映画・テレビドラマ・音楽
2017年ネットフリックス製作。

『ミラダ -ある自由への戦いー』
新作です
チェコスロバキアのナチス占領から終戦でソ連侵略時代を生きた1950年に処刑された女性活動家(法学者、政治家)ミラダを取り上げています。
暴政の犠牲になった良心の持ち主をテーマにした作品をこれまでにもたくさん見てきました。
映画紹介のジャケット(画像?)は、今時?と思わせるほど、地味~で、旧作のリメイク?とおもうような質素なものでしたが、何を観ようかな~サーフィンしている私のクリックは間違ってはいませんでした。

映画の中になんどかの記録に残されているリアル画像が織り込まれていたりして、映画ではありますが近現代史を描こうとしている作品でした。
映画の最後にいくつかのテロップが流れたのですが、


ー現在も20億人が独裁政権下におかれているー


と。


70億のうち20億!と、一瞬驚きましたが、世界最大人口を持つ国もその中に入っている?

40億との記憶ミスを20億に訂正します。

終盤部分を再度見て、記者会見で母(ミラダ、1901生~1950没)の言葉を紹介しているシーンがあったのでメモ(もちろん日本字幕)。

ここに追記しておきます。

人生は厳しい

だけも甘やかさない

1つの喜びに対し 10回の試練を与える

人は皆 互いに関わり合って生きている

それは幸せであると同時に 重大な責任を伴う

だからこそ 私たちはエゴを捨て 地からを合わせて目標に向かわなくては

つつましく生きなさい

物をもたなければ物のせいで不幸にはならない

正しいと信じる道を 揺らがない信念を持ち 命懸けで進みなさい

私を憐れまないで 素晴らしい人生でした

罰は謹んで受け入れます 

私の良心には曇りはない 私は信じ 祈っています

天に召されたあと 神の私審判で報われることを

草原や野原や森へ お行きなさい

咲きこぼれる花の香りの中に 私がいるから






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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さなえ)
2018-01-25 11:27:47
今朝の日経1面、春秋をご覧になりました?中国の監視システムについてですが、SFではなく現実の監視の話なので恐ろしいですよ。独裁とはこういう現実なんだと。
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今、地下鉄で帰途中。 (案山子)
2018-01-25 14:18:58
帰ったら読みます。
ビルの日蔭の道路は雪が融けて凍ってツルツル状態。自転車は怖かった。
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読みました。 (案山子)
2018-01-25 20:35:55
個人情報を把握して、人民をがんじがらめにする方向に向かうと恐ろしい、との論調ですね。同感ですが、同時に、書き手の方はお若いのだろうな、と思いました。王朝時代が国民の平安を考慮していたとも思えず、文化大革命の時代の理不尽の集大成。天安門事件で、市民に銃を向けたことなどをしてきた国です。情報を閉ざしてきた時より、世界に門戸を開いている今の方が、世界の目もあるからブレーキもかかるのでは、と。大勢の人たちが欧米諸国に留学して、民主主義に接しているから、やがてはきっと良くなるはず、と思ってはいます。
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独裁政権下の人数 (chiak)
2018-09-13 19:17:52
ー現在も40億人が独裁政権下におかれているー

ー現在も20億人が独裁政権下におかれているー
とクレジットが出ています。
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ご指摘ありがとうございます。 (案山子)
2018-09-14 07:08:22
確認して訂正します。
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