日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

年末1泊旅行の痕跡を記す。

2020-12-30 08:09:49 | 歴史探訪・城巡り
前日に予約した琵琶湖湖畔行の旅。
GoToキャンペーン除外の日だから、ホテルの大浴場もほぼ独占状態(苦笑)。密にはなりようもない。
大津市歴史博物館は休館のことはわかっていた。坂本城に行こうかとカーナビ入力しても、城はないし、城址公園もないのだろうか、なにも応答しない。まずホテルに行ってから、といい加減な出発。

途中、琵琶湖周辺の観光地図を眺めて、さて、どこへ行こうか、とまったく風まかせみたいな旅行です。
琵琶湖西岸の半ばあたりに、中江藤樹記念館がある。検索すると年末休刊日は12月29日からとなっており、28日はOKと判断。そこへ向かうことに。ところが月曜が定休日らしく、よって28日(月)も「本日定休日」となっている。まぁ~、大津から70キロほども北上してきたのに、、、。
近くに藤樹書院があるとわかり、歩いてそちらに回る。すると、私塾だったという書院はあったものの、足を踏み入れるのをためらうほどに、きれいに箒目が入っている。きっとお正月準備済なのかしら、とあきらめようとしたら、隣の休憩所は開いていそうなので入る。
中江藤樹の解説DVDなども視聴できるし、箒目の砂利の上も歩いてもOK。むしろ人が沢山歩いた跡がある方が喜ばれる、と。
で、その書院でも15分間、陽明学の祖、中江藤樹の話を貸し切り状態で話を聞くことができました。思いの外、満足できました。

ホテル着。露天風呂からは琵琶湖畔に寄せる波の音が聴こえる、湖畔に建つ宿でした。
部屋の外では常時マスクをしているし、フロント係とレストランま配膳係とに、わずかなやり取りをするだけ、密ではありません。
(自粛、自粛、となると、年末年始の出費を当てにしていた業界は大打撃を受けることになるでしょうね。)


翌日は、坂本城の城址に向かう。
坂本城跡という石柱をようやく見つけて、車から降りて歩いていると、いつも観光客相手にボランティア解説をしている方が声をかけてくださって、年末で正規ボランティアはしない日なのですが、と言いながら、説明をしてくださいました。ここでも二人貸し切り。
琵琶湖畔と安土城、長浜城、坂本城との位置関係などと、解説ありのために、より分かりやすかったです。

次に、三井寺に向かう。観光案内にあったから、程度の軽いチョイスです。トホホ
自家用車旅は、こんな点が便利です。


その後に「瀬田の唐橋」に向かう。京の都と関東の間にあって、何度も打ち壊されたり、焼け落とされたりしている歴史上の重要拠点で、歴史ものを読んでいるとよく出てくるという。
ちなみに、案内パンフレットには、この唐橋に初めて擬宝珠をつけたのは信長と書いてありました。

まだお昼ぐらいでしたので、石山寺へ。


追加します。


この年末年始、家族の帰省もなく、地味~に過ぎていくだろうから、寒波が来る前に1泊を、とにわか企画した旅でしたが、それなりに充実した体験ができました。
大津市歴史資料館が閉館で観られなかったのが残念でしたけれど、また機会があれば、、、ということで。


コロナの感染者増が止まりません。
発熱しないように気をつけないと、下手に普通の風邪もひけませんね。
どういう形で充足していくのかわかりませんが、り患することなくやり過ごしたいものです。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナ禍のなかの年末。 | トップ | 明けましておめでとうござい... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~~ (haruharu)
2020-12-30 17:22:33
年の瀬にゆったり一泊ドライブ旅行は楽しめたでしょうね!
大阪で暮らしていた時に琵琶湖周辺を(石山寺に三井寺へ
そして彦根城から長浜で近江牛ステーキを食べたことを思い出しました(*^-^*)
返信する
Unknown (案山子)
2020-12-30 17:58:56
ふらっと出かけたのですが、まだ仕事を持っている立場なこともあり、自分たちへの「お疲れさま」旅、でした。三井寺も石山寺も天智天皇の時代から、とか、紫式部が、とか、由緒をたっぷり味わってきました。
返信する

コメントを投稿

歴史探訪・城巡り」カテゴリの最新記事