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22歳からの貯蓄学

「22歳からの貯蓄学」というブログですが、今や30代。貯蓄・投資・投資信託・年金などの話題が中心です。

老後への資産形成6 実際の投資方針

2009-10-24 22:43:56 | 老後への資産形成(2009年)
「老後への資産形成」と題して記事を重ねてきましたが、今回で最終回です。
最後はこれまでの知識を踏まえて、投資の指針となる「投資方針書」を作りたいと思います。
(岡本さんの本でもこの「投資方針書」をつくることをお勧めされてます)

ただ、まだまだ知識不足・勉強不足の面が多くあるので、とりあえず「仮」の状態です。
実際に投資を始める前に、もう1度見直してみたいと思います。



投資方針書(仮・2009年10月版)
1.目的
その他の自分が行う投資が全て失敗したとしても、老後を安心して暮らせることを目的とする。

2.資本市場の前提
国内株式の期待リターンは4.8%、国外株式の期待リターンは5.0%、国内債券の期待リターンは3.0%、国外債券の期待リターンは3.5%とする。
(GPIF・年金積立金管理運用独立行政法人の試算より)

3.ポートフォリオ
上記の前提に基づいて、ポートフォリオは「国内株式:国外株式:国内債券:国外債券」の比率を「35:35:15:15」(合計で100)とする。
期待されるリターンは5%。
リスクは13%。
3分の2の確率でリターンは-8~18%となる。

4.投資額及び目標の資産額
22歳時点での保有資産額 0円。
年間積立投資額 54万円(月々平均4万5000円)。
65歳時点での目標資産額 6000万円。

5.銘柄選択
株式については、原則として上場インデックス投資信託(ETF)を用いる。
債券については現在の金利は低すぎると考え、金利変動国債など柔軟に金利変動に対応できる体制にしておく。

6.モニタリング
モニタリングは四半期ごとに行う。期中の追加投資は3か月分をまとめて資産分配を考慮して投資する。半期に1度はリバランスを行い、試算配分の調整を行う。
なお、配分比率が上下5%以上になった際にリバランスを行い、それ以下は許容する。

7.投資方針の変更
資産の2割以上に影響を与える環境の変化があった場合は投資方針を再点検する。
また、期待リターンが4%以下でも目標資産額の達成が可能と判断した場合にも投資方針を見直す。

こんな感じでしょうか。


今回のシリーズを通して、改めて自分の無知を認識しました・・・。
まだまだ分からないことだらけです。
もっと勉強しようと思います。

老後への資産形成5 ポートフォリオ

2009-10-21 22:06:16 | 老後への資産形成(2009年)
ポートフォリオ・・・安全性や収益性を考えた、有利な分散投資の組み合わせ方法。

前回の記事(岡本さんの本)では、年利5%のリターンをめざす場合「国内株式25%、国外株式25%、国内債券50%」という資産構成(ポートフォリオ)を例として出していました。

ただし、岡本さんの本は2006年に出たものなのでデータが古いものになっています。

この本を読んだ後、新しいデータを利用したポートフォリオについての記事が出ましたので、こちらのほうも紹介します。


日本経済新聞2009年10月5日付「点検 マネーの常識」より

この記事でいろいろなポートフォリオに関する試算が出ています。

例えば、
■ポートフォリオを国外株式(先進22ヶ国)100%にした場合
・期待されるリターンは約6%
・リスクは約20%
なので、3分の2の確率でリターン(年利)は-14~26%の間を変動することになります。

また、
■国内債券に70%、国内株式・国外株式・国外債券に10%を投資するポートフォリオの場合
・期待されるリターンは3%強(便宜上、3.5%としておきます)
・リスクは5%
なので、3分の2の確率でリターン(年利)は-2.5~8.5%の間を変動することになります。


一方、
■株式と債券を半々にしたポートフォリオの場合
期待されるリターンは4%半ばとされています。
(リスクは約10%)
2006年辺りではまだ経済が好調だったので、この組み合わせだと5%は達成できたんでしょうが、経済不況の今はリターンも必然的に下がってしまっているようです。

記事では、国内株式と国外株式を35%ずつ、国内債券と国外債券を15%ずつ投資すれば、リターンは5%になると試算されています。
(リスクは約13%)
すなわち、3分の2の確率でリターン(年利)は-8~18%の間を変動することになります。

実際にポートフォリオを組む時にはデータが変わっているかもしれませんが、とりあえずこの「国内株式と国外株式を35%ずつ、国内債券と国外債券を15%ずつ」というのが自分の目指すポートフォリオになるんではないかな、と考えています。

老後への資産形成4 運用のリスク

2009-10-18 21:40:23 | 老後への資産形成(2009年)
予定している運用の年利は5%。
しかし、常に年利5%で変動しないということはありえません。

そう、リターン(年利)がマイナスになる恐れもあるのです。
岡本さんの本によれば、「国内株式25%、国外株式25%、国内債券50%」という資産構成の場合、3分の2の確率でリターン(年利)は-3.5~13.5%の間を変動するとしています。
さらに、95%の確率でリターン(年利)は-12.0~22.0%に間を変動するとしています。

予定している年利より良くなることもあるし、悪くなることもある。
これは運用している限り常に付きまとう宿命です。

しかしこれらの変動は、ある程度抑えることが出来ます。

どうすればいいのか?

その答えが「長期投資」です。

このリターン(年利)の変動は、投資する期間が長ければ長いほど、ある程度抑えることが可能だと分かっています。

ゆっくり時間をかける。
これが、資産形成の王道です。

※もっと詳しいことが知りたい方は、岡本さんの本のような長期投資に関する書籍を読んでみてください。きっと勉強になります。


つづきます。

老後への資産形成3 運用

2009-10-15 20:42:37 | 老後への資産形成(2009年)
前回の記事で、「老後のために必要なお金は6000万円」という結果が出ました。
しかし、6000万を入社してから地道にコツコツためた場合、

6000(万円)÷38(年)÷12(ヶ月)=約13万2000円(/月)

・・・月13万の貯金はいくらなんでもキツイ(汗)

そこで、資金を運用することが必要になってきます。

前提条件を、
・積立期間は38年
・目標金額(元利総額)は6000万円
・年利5%で運用

として、<いろいろ複利計算シート>(http://homepage2.nifty.com/urajijou/chokin/iroirohukuri2.html)で計算してみました。

すると、ひと月に4万4211円の積立という結果が出ました。
これなら可能な金額です。(※)

老後への資産形成1で紹介した岡本さんの本によると、5%の年利を狙う場合、資産構成は
・国内株式25%
・外国株式25%
・国内債券50%
で達成できるとしています。

しかし、気をつけなければならないのはリターン(年利)は一定しないということです。

次回に続きます。


(※)
うち元本総額:2016万216円、利息(運用益):3983万9784円、利益率:197.6%

老後への資産形成2 必要な金額

2009-10-12 21:55:39 | 老後への資産形成(2009年)
老後にはいくら必要なのか??

2009年現在で22歳の自分にとって、「老後」というのはとてつもなく遠いような感じを受けますが、
その「老後」になったとき、いったいいくらお金が必要になるのか?

計算してみました。
と、その前に前提知識として。

生命保険文化センター実施の「生活保障に関する調査」で、夫婦2人の
・老後の最低日常生活費=24.2万円/月
・ゆとりある老後生活費=37.9万円/月
という結果が出ています。(2004年度実施)

これを元に、
・「とりあえず、そこそこゆとりある老後生活費」としてひと月に35万円を支出する
・夫婦共に90歳まで生きる
・退職は60歳
として計算してみると...

35(万円)×12(ヶ月)×30(年)=1億2600万円

という結果に。

人って、お金がかかるんだなぁ・・・

しかしこの1億円超、公的年金がその頃もあれば(というかあって欲しい)全額自己負担とはなりません。

そこで、公的年金をいくらもらえるかシミュレーションしてみました。
利用したのは次のサイトです。

<公的年金の受取額シミュレーション>(http://skhp1.qmues.com/pfp/mizuho/docs/top.do)

前提条件は
・職業区分は会社員
・配偶者あり
・厚生年金の加入年数38年
・平均標準報酬(月)額は30万円
・配偶者は第三号被保険者である(=厚生年金加入20年未満etc...)

結果は、65歳からひと月に19.6万円もらえるというものでした。
そうすると、90歳までに...

19.6(万円)×12(ヶ月)×25(年)=5880万円

この金額が支給されることになります。
さらに、一般的に退職時には退職金が出ます。
http://allabout.co.jp/finance/gc/13774/

上記のサイトを見てみると、結構もらう金額はバラバラなようです。
とりあえず、1500万円を退職金でもらうと仮定します。

そうすると、老後に自己負担する金額は...

1億2600万円-5880万円(年金)-1500万円(退職金)=5220万円

となりました。
これに、不時の支出や緊急用の資金などを考えると

「6000万円」

が老後に必要な金額としてはじき出されました。

長くなりましたが、また次回続きます。


※当然のことですが、ここに書いた前提条件・計算方法などは将来変わることがあります。注意してください。