22歳からの貯蓄学

「22歳からの貯蓄学」というブログですが、今や30代。貯蓄・投資・投資信託・年金などの話題が中心です。

2019年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします!

2019-12-31 20:00:00 | 雑談
皆様、2019年もお付き合いいただきありがとうございました!

思えば、年始に奥さんが入院するという緊急事態に遭遇しながら投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2018に携わったり、
夏コミのサークル参加やインデックス投資ナイト2019に携わりながら奥さんの出産に向けた準備を整えたり、そして今は育児をしながら投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2019の準備をしたりと...

公私ともにとても忙しい1年でしたが、とても貴重な経験ができた1年でもありました。
来年も(できる範囲で)いろんなことにチャレンジしようと思います。

ではよいお年を!
2020年もよろしくお願いします!

(追記)
先ほど2020年ゴールデンウィークのコミケに申し込みました。受かってるといいな。
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「つみたてNISA Meetup for Teachers」に参加しました!

2019-12-28 21:00:00 | 投資
12月26日(木)に金融庁でつみたて「つみたてNISA Meetup for Teachers」(つみップ)が開催されたので参加してきました!

タイトルに「for Teachers」と入っているように、今回は学校の先生に向けたイベントです。(ただし私は一般参加者として応募しました)
高校の家庭科の授業で金融の内容が拡充するという話がありましたが、今回はそれも意識しての開催となったようです。
ここからはイベントで個人的に印象に残ったお話を、抜粋してお伝えします。

<金融庁の方からの冒頭のあいさつ>
・新学習指導要領の円滑な実施を支援している。
・具体的には、教員の方との連携が重要と考えていることから出張授業を拡充したり、また、副教材の作成にも取り組んでいる。

<つみたてNISA Meetup for Teachers ~いま高校生に求められる金融リテラシー~> 森永康平氏
・会社員・パートのうち約4割が非正規社員。そうした人達は手取り10万円程度しかもらえていない。
皆さんの教え子のうち、4割は年収が150万円とかになってしまうのが現状だ。
・また、貯蓄と負債残高を見ると、4割程度の人が貯蓄<負債となっている。つまり、お金があまりもらえてない人たちはもらった分を
負債の返済に充てている。一方で、お金を持っている人達は余ったお金を運用してさらに豊かになっている。

・落語の「雛鍔」(ひなつば)や、新渡戸稲造の「武士道」でも書かれているが、日本でお金の話をすると卑しいと敬遠されてしまう。
こうした状況ではマネーリテラシーは向上しない。
・現在、学生の2.7人に1人が奨学金を利用しているが、奨学金の未返済が増加している。「借りたお金を返さなくてもいい」と思っている
子どもも多く、返済を延滞している人の半数は奨学金を申し込んでから返済義務を知るというデータもある。
・また、毎年400億円近い特殊詐欺の被害が発生しているが、恐ろしくシンプルな詐欺も多く、リスクやリターンを知っていれば防げるケースも多い。
成人年齢の引き下げが行われたら、大学1年生から詐欺の対象になり得る。マネーリテラシーの向上はこういった詐欺からも身を守ることに繋がる。

・世の中においしい話はない。分からないものにお金を預けるのは投機であり、投資ではない。

<ズボラでもできる資産運用法>高橋忠寛氏
・税制面を考慮して、資産をどこに、どういった形で保有するかという「アセットロケーション」という考え方があるが、iDeCoやつみたてNISAを利用することで
追加のリスクを負担せずにリターンを高められる。使える制度を上手く利用し、手元に残るお金を増やしてほしい。
投資成果を決定づける圧倒的な要因は資産配分。資産運用の王道は、「1.十分に分散された」「2.低コストのポートフォリオに」「3.時間分散を計りながら」
「4.長期投資すること」。何%確実に増やせます!という言葉は魅力に感じるかもしれないが、見えないリスクや嘘が含まれるケースが多い。
・リスクをコントロールする際は、リスク資産への投資金額を調整すると良い。

<Q&A>
・(政治経済の先生より)「なぜ年金が目減りしたのか」「なぜ経済がこうなったのか」みたいな話になりがちだが、どういった話をすれば良いか?
・(森永氏)「年金が」「GDPが」という話をしても「何言ってるの?」となりがち。私の場合は、まずは身近な話題、雑談レベルから入っている。
最近だと映画の「ジョーカー」の話から入っている。その後、本論に入るときは「どう思っているか」ではなくデータを元に話すようにしている。

・(家庭科の先生より)お金の話を授業でするとしても1時間程度。この時間でどういったことをやるべきか?
・(森永氏)具体的な話はできないだろうから、何でお金のことをやらなきゃいけないのかから教えることが大切ではないか。制度とかはその後の話。
・(高橋氏)投資とかよりも騙されないよう教育することが第一ではないか。

・(公民の先生より)自分の子どもに、どういったことを教えればいいか?
・(森永氏)家の中に教材はいくらでも転がっている。例えば、うちの子どもに銀行の存在(お金を預けるところ)を教えたところ、
ママゴトで8割だけお金を使って、残りを貯めるということをし出した。でも、これを繰り返すうちに手元のお金が無くなり、ママゴトが続けられなくなり、
私が新しくお金を渡した。このママゴトが現在の日本の経済の縮図(=家計の貯蓄超過、中央銀行による量的緩和)になっている。
「これってお金の話だな」と思ったら、話しかけ、コミュニケーションをとることが大事だ。そして期待しすぎないこと。分かる時に分かればよい。
(高橋氏)親がまず理解することが大事。そしてお金の話をタブーにしない。親がどうやって収入を得ているのか、物の値段はどうやって決まるのか。そうした話も大事。

・(私からの質問)マネーリテラシーの向上は大事だが、「理解する」と「行動する」では動機付けが変わってくると思う。行動に結びつけるにはどうしたら良いと思うか?
・(森永氏)自転車の練習と同じで、まずはやっちゃった方が良い。知識をつけてからがベストだが、習うより慣れろ。今だと100円やポイントからでも投資できる。
・(高橋氏)日本ではサポートできる存在が少ないが、アドバイスに徹するFPに相談するのも良いのでは。
始めないと気付かないことも多い。失敗しても問題ない金額で経験してみてはどうか。

<参加しての感想>
基礎的な内容が多いイベントでしたが、実際に子ども達に教える現場にいる先生方の悩みも垣間見えたイベントとなりました。
こうした活動はぜひ今後も継続してほしいなと思っていますが、もし今後も開催する機会があれば、実際に授業の中で何を教えるのかグループごとにディスカッションをしてみたりするなど、
より授業への活用として実践的な内容にレベルアップしても良いのかなと感じました。

せっかく「for Teachers」と銘打っていますからね。従来のつみップ以上にテーマを絞ってもいいのではないかなー、と。

今後の活動にも注目していきたいと思います!
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【ご報告】子どもが生まれました!

2019-12-13 21:00:00 | その他
皆様

日頃は当ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
私事ですが、先日妻が第一子を出産しました。男の子です!

妻が妊娠している期間中も、子どもができるという実感がなかなか湧かなかったのですが
実際に子どもを抱いてみて、ようやく父親になったんだな...と感じています。

ブログやTwitter、同人活動、FOYやインデックス投資ナイト等のイベントのお手伝いは
できる範囲で続けていこうと考えていますので、引き続きよろしくお願いします。


セロン


余談ですが、産前産後の色々な「手続き」がこれほど面倒&時間を食うとは思いませんでした(泣)
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