22歳からの貯蓄学

「22歳からの貯蓄学」というブログですが、今や30代。貯蓄・投資・投資信託・年金などの話題が中心です。

Bogleheads投資哲学その9「シンプルな投資」&ポートフォリオのリバランスを行いました!

2021-12-25 15:07:11 | Bogleheads
私が参加しているBogleheads®の日本チャプターでは、毎週土曜日にBogleheads®の
普遍的な投資の10原則をご紹介しています。

このブログでは、それぞれの原則について私自身の体験談や意見も交えつつご紹介していきたいと思います。
今日は9回目です!

Bogleheads®投資哲学その9
【シンプルな投資】
『シンプルさは投資で成功するためのすべての鍵です。
選択肢が複数ある場合、最もシンプルなものを選択してください。
—Investing With Simplicity, ジョン・ボーグル』
幅広い分散投資を行うために、数多くのファンドを保有する必要はありません。
1本で全世界の株式市場に投資が出来るインデックスファンドに投資をすれば、
世界中の数千の株式に投資することが可能です。
また、グローバルまたは全世界債券市場インデックスファンドには、
さまざまな種別と満期で構成される1万を超える債券が含まれています。
2つか3つのファンドに投資をすれば効果的に全世界の株式と債券に投資が出来る
世界分散ポートフォリオを構築することが可能です。
シンプルなポートフォリオには多くの利点があります。
ほとんどの場合、コスト(税金を含む)を削減し、ポートフォリオの把握を容易にし、
リバランスを簡素化し、税金の計算を簡素化し、事務処理と記録管理を削減し、
必要に応じてポートフォリオを簡単に相続させることもできます。
何よりも、シンプルなポートフォリオを保有することで、家族や友人と過ごす時間を増やし、
資産運用に費やす手間と時間を減らすことができます。

出所: Bogleheads®日本チャプター facebook
注: Bogleheads®は The John C. Bogle Center for Financial Literacy によって商標登録されています。

私は投資方針書で「配分比率が上下5%以上になった際はリバランスを行う」としているのですが、
今回先進国株式が基準を超えたためリバランスを行うことにしました。

<リバランス前のポートフォリオ>

by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー
※グラフのポートフォリオに貯金は含まれていません。

先進国株式の配分比率は15%にしているのですが、22%になっています。
今回は先進国株式投信を一部売却し、同じ金額だけ先進国債券投信を買うことにしました。
先進国株式投信は含み益でしたが、NISA口座だったので非課税でリバランスを実行することができました。

<リバランス後のポートフォリオ>

by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー

私自身は投資の配分比率を自分好みにカスタマイズしたいので複数の投資信託を組み合わせてポートフォリオを構築していますが、
それでもリバランスは簡単に終わりました。
シンプルなポートフォリオは時間がかからずいいですね!

(過去リンク)
Bogleheads投資哲学その1「実行可能な計画をたてる」
Bogleheads投資哲学その2「早くから、かつ定期的に投資する仕組みを作る」
Bogleheads投資哲学その3「リスクの取り過ぎや、リスクを取らないことに注意」
Bogleheads投資哲学その4「分散」">Bogleheads投資哲学その4「分散」
Bogleheads投資哲学その5「マーケットタイミングを探らない」
Bogleheads投資哲学その6「インデックスファンドを活用する」
Bogleheads投資哲学その7「コストを低く抑える」
Bogleheads投資哲学その8「税金を抑える(節税メリットの活用)」
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【レビュー】マンガ お金は寝かせて増やしなさい

2021-12-19 07:00:00 | ブックレビュー
水瀬ケンイチさんから新刊「マンガ お金は寝かせて増やしなさい」の献本を頂きました。
ありがとうございます!

タイトルに「マンガ」と付いているので、全編(もしくはほとんど)マンガかと勝手に思っていましたが、
実際は2017年発行版のアップデート&強化版と言って差し支えない内容です。

マンガ要素が入ることで伝わりやすくなる一方、内容が薄くならないか心配していたのですが、
マンガパートと説明パートのバランスが上手く調整されてとても読みやすく、かつ核となる部分も
しっかりと説明されている印象でした。

特に、最終盤のマンガパートにある、お金を「寝かせて」増やすことでどのようなメリットがあるのか、
インデックス投資家が楽天家であるべき理由のパートはうんうんと頷きながら読んでいました。

マンガも入っているので、普段投資本に興味がない奥さんにも今度見せてみたいと思います。

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Bogleheads投資哲学その8「税金を抑える(節税メリットの活用)」

2021-12-18 14:57:51 | Bogleheads
私が参加しているBogleheads®の日本チャプターでは、毎週土曜日にBogleheads®の
普遍的な投資の10原則をご紹介しています。

このブログでは、それぞれの原則について私自身の体験談や意見も交えつつご紹介していきたいと思います。
今日は8回目です!

Bogleheads®投資哲学その8
【税金を抑える(節税メリットの活用)】
株式市場をコントロール出来る人は誰もいません。
株式市場の行方を心配するよりも、ご自身でコントロール出来ることに注力してください。
自国や投資先の政府に税金として納めるよりも、引退用資金としてご自身の手元に残せる仕組みがあれば
その制度を活用してください。
課税口座も保有している場合、税効率を考慮して資産をどこに置くか、というアセット・ロケーションが重要です。
非課税口座に(高い期待リターンが見込める)株式の資産クラスを充てれば、
引退用資金をより多く確保出来る可能性があります。

出所: Bogleheads®日本チャプター facebook
注: Bogleheads®は The John C. Bogle Center for Financial Literacy によって商標登録されています。

2014年にNISAが誕生するまではiDeCoが私にとって唯一の非課税口座でしたので、
iDeCoには高い期待リターン(そして当然リスクも高い)新興国株式インデックスファンドと国内株式ファンドを充てました。

現状では非課税口座として選択肢となるのはiDeCoなどの確定拠出年金やNISA・つみたてNISAとなりますが、
積立上限や引き出しが可能となる時期などが大きく違いますから、ご自身の投資目的に沿った非課税口座を選ぶことが
とても重要だと思います。


(過去リンク)
Bogleheads投資哲学その1「実行可能な計画をたてる」
Bogleheads投資哲学その2「早くから、かつ定期的に投資する仕組みを作る」
Bogleheads投資哲学その3「リスクの取り過ぎや、リスクを取らないことに注意」
Bogleheads投資哲学その4「分散」">Bogleheads投資哲学その4「分散」
Bogleheads投資哲学その5「マーケットタイミングを探らない」
Bogleheads投資哲学その6「インデックスファンドを活用する」
Bogleheads投資哲学その7「コストを低く抑える」
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【レビュー】改訂新版 一番やさしい!一番くわしい!個人型確定拠出年金iDeCo活用入門

2021-12-13 07:00:00 | ブックレビュー
竹川美奈子さんから新刊「改訂新版 一番やさしい!一番くわしい!個人型確定拠出年金iDeCo活用入門」の
献本を頂きました。ありがとうございます!

初めてiDeCo加入を検討する方に向けた初心者向けの情報・アドバイスから、
2022年からの制度改正で何が変わるかまで、大変分かりやすくまとまっていました。

実は私の会社でも、2022年の制度改正をきっかけに選択型DC(自身の給与や退職金などの一部を、
掛金として拠出できるようになる制度)の導入が検討されているようです。
これまではiDeCoとの併用が出来ませんでしたが、制度改正で併用OKになるので、
今回の竹川さんの本も参考にしながら今後の投資プランを再検討していこうと思います。
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Bogleheads投資哲学その7「コストを低く抑える」

2021-12-11 15:16:03 | Bogleheads
私が参加しているBogleheads®の日本チャプターでは、毎週土曜日にBogleheads®の
普遍的な投資の10原則をご紹介しています。

このブログでは、それぞれの原則について私自身の体験談や意見も交えつつご紹介していきたいと思います。
今日は7回目です!

Bogleheads®投資哲学その7
【コストを低く抑える】
0.15%と1.5%のファンドの経費率の差はさほど大きくないように思われるかもしれませんが、投資期間全体にわたる複利の影響は甚大です。
30年後、経費率1.5%のファンドは、同じパフォーマンスで経費率0.15%のインデックスファンドよりもはるかに少ないリターンになっていることでしょう。
長期ではほとんどのアクティブファンドのパフォーマンスはインデックスファンドを下回っていることを忘れないでください。コストは重要です。
運用会社の利益のためではなく、ご自身の利益のために複利で運用しリターンを得る必要があります。
1%の追加コストによって、引退後の資金が10年分削減されてしまうという試算もあります。
一部の確定拠出年金制度は、インデックスファンドを提供していない場合があります。
インデックスファンドがない場合、最低の手数料で最も幅広く分散されているファンドを探してください。
インデックスファンドより手数料は高くなりますが、インデックスファンドと同じようなパフォーマンスとなる傾向があります。
ご自分の確定拠出年金で「一番ましな」ファンドを探すコツは、年間コストが最も低いものを探すことです。

出所: Bogleheads®日本チャプター facebook
注: Bogleheads®は The John C. Bogle Center for Financial Literacy によって商標登録されています。

運用をランニングに例えると、高コストのファンドはスタート位置が他のファンドよりもより不利になる(遠い位置から
スタートしなければならない)とイメージしています。
世の中にはそうしたハンデを物ともせず、素晴らしい成績を上げるものすごく優秀な選手(ファンド)が存在するのも事実ですが、
そうした優秀な選手が今後も勝ち続けるかは分かりませんし、そうした選手を私たちが選べるか(目利き力があるか)という問題もあります。

私がインデックス投資をしている理由の一つは、そうした目利き力が無いと悟ったからでもあります。

<雑記>
昨日、Bogleheads®日本チャプターの創設メンバーで忘年会を行いました。
 

Café Habana TOKYOというお店で、チーズで焼きとうもろこしをコーティングしたグリルドコーンなど美味しい料理とお酒を頂きました!
また、来年の活動内容についても話が盛り上がりました。具体的するにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、来年も引き続き頑張っていきたいと思います!

(過去リンク)
Bogleheads投資哲学その1「実行可能な計画をたてる」
Bogleheads投資哲学その2「早くから、かつ定期的に投資する仕組みを作る」
Bogleheads投資哲学その3「リスクの取り過ぎや、リスクを取らないことに注意」
Bogleheads投資哲学その4「分散」">Bogleheads投資哲学その4「分散」
Bogleheads投資哲学その5「マーケットタイミングを探らない」
Bogleheads投資哲学その6「インデックスファンドを活用する」
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