相関係数の話のつづきです。
本日の日経電子版で、カン・チュンドさんの連載記事に相関係数の話が載っていました。
投信の好組み合わせは「サングラスと傘」 はじめての投資信託 実践編(15) -日本経済新聞-
相関係数についてわかりやすく解説されています。
その中で、モーニングスターが算出した相関係数の記事も紹介されています。
アナリストの視点(ファンド) 各資産クラスごとの相性を探る -モーニングスター-
各資産クラスごとの相性はどうなのか、どんな変化が起きてるのか、読んで色々と考えさせられます。
その中でも、気になったのが...
国内株式と外国債券の相関係数。
前述のモーニングスターの記事では、過去20年間の国内株式と外国債券の相関係数は+0.06でした(2010年2月末時点)。
それが、過去10年間では+0.21になり、過去5年間では+0.58に上昇しました。
モーニングスターの記事内でも、相関関係が強まっていると指摘しています。
算出元は違いますが、eMAXISシリーズでもTOPIXと先進国債券は1年前と比べて相関係数は上昇しています。


※右の図、1番上の表が『全期間(2009/10/28-2011/10/07)』となっていますが、正しくは『全期間(2009/10/28-2011/09/30)』です。
カンさんは資産の組み合わせをサングラス屋と傘屋で例えていましたが、
今後の国内株式と外国債券の関係は過去20年間が示す通りサングラスと傘屋なのでしょうか?
それとも傘屋の向かいに傘屋が出来てしまったような関係になるのでしょうか?
これらのデータを見て「これからは国内株式と外国債券の組み合わせはリスク分散には向かない!」と断定することはしません。
(相関係数自体は、常に一定というわけではないですし、特に短期では一方向に動いたりしています。為替の影響も受けます)
ただ少なくとも、外国債券をポートフォリオに組み入れている方は注意を払っておく必要はあると思います。
本日の日経電子版で、カン・チュンドさんの連載記事に相関係数の話が載っていました。
投信の好組み合わせは「サングラスと傘」 はじめての投資信託 実践編(15) -日本経済新聞-
相関係数についてわかりやすく解説されています。
その中で、モーニングスターが算出した相関係数の記事も紹介されています。
アナリストの視点(ファンド) 各資産クラスごとの相性を探る -モーニングスター-
各資産クラスごとの相性はどうなのか、どんな変化が起きてるのか、読んで色々と考えさせられます。
その中でも、気になったのが...
国内株式と外国債券の相関係数。
前述のモーニングスターの記事では、過去20年間の国内株式と外国債券の相関係数は+0.06でした(2010年2月末時点)。
それが、過去10年間では+0.21になり、過去5年間では+0.58に上昇しました。
モーニングスターの記事内でも、相関関係が強まっていると指摘しています。
算出元は違いますが、eMAXISシリーズでもTOPIXと先進国債券は1年前と比べて相関係数は上昇しています。


※右の図、1番上の表が『全期間(2009/10/28-2011/10/07)』となっていますが、正しくは『全期間(2009/10/28-2011/09/30)』です。
カンさんは資産の組み合わせをサングラス屋と傘屋で例えていましたが、
今後の国内株式と外国債券の関係は過去20年間が示す通りサングラスと傘屋なのでしょうか?
それとも傘屋の向かいに傘屋が出来てしまったような関係になるのでしょうか?
これらのデータを見て「これからは国内株式と外国債券の組み合わせはリスク分散には向かない!」と断定することはしません。
(相関係数自体は、常に一定というわけではないですし、特に短期では一方向に動いたりしています。為替の影響も受けます)
ただ少なくとも、外国債券をポートフォリオに組み入れている方は注意を払っておく必要はあると思います。