22歳からの貯蓄学

「22歳からの貯蓄学」というブログですが、今や30代。貯蓄・投資・投資信託・年金などの話題が中心です。

桃太郎電鉄とリスクの話。

2018-07-26 22:30:00 | 投資
桃太郎電鉄。
サイコロを振って目的地を目指すテレビゲームとして有名です。
通称:友情破壊ゲーム

このゲーム、通常振れるサイコロは1つだけですが、ゲーム中に入手できるカードを使うと、
振れるサイコロを増やし、早く目的地に着けるようになります。

突然ですがここで問題です。
桃太郎電鉄をプレイ中、早く目的地に着きたいあなたは、サイコロ3つを振れる特急カードを使用しました。さて何マス進めると期待できるでしょうか?



答えは10マス、または11マスです。
(6×6×6=216通りのうち、合計が10または11になるのはそれぞれ27通りあります)
10マス進める確率は12.5%(27÷216=0.125)。
11マス進める確率も12.5%(27÷216=0.125)。

表にすると、下のようになります。


10マス以上進めるのは135通り。確率では62.5%。
一気にマスを進めそうですね。



しかし、です。
9マス以下になってしまう可能性も37.5%残っています。


そうです。期待できる10マスや11マスに届かない可能性(リスク)は残っています。
消えていない」のです。



インデックス投資でも同じことが言えます。
国を分散しても、対象資産を分散しても、期待リターン以下になる可能性(リスク)は「消えていない」。
元本割れする可能性だってあるのです。

インデックス投資はリスクをゼロにする投資方法ではない、ということは再度しっかりと頭に入れておきたいですね。
何だって期待通りにいかない可能性(リスク)はある、と。


余談ですが、私は以前、桃鉄で特急カードを使ったら3マス(3つのサイコロがオール1)ということがあり、
プレイヤーの友人に大爆笑されたことがあります。
正に友情破壊ゲーム。
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投資方針書の更新をやってみよう!(後編)

2018-07-25 07:00:00 | 2018年 投資方針書の更新
散々サボっていた投資方針書の見直し。

今回は、前回の確認を元に2018年版の投資方針書を作成しました。
赤字が今回更新した箇所です。

<投資方針書(2018年版)>

1.目的
その他の自分が行う投資が全て失敗したとしても、老後を安心して暮らせることを目的とする。


2.資本市場の前提
国内株式の期待リターンは4.8%、国外株式の期待リターンは5.0%、国内債券の期待リターンは3.0%、国外債券の期待リターンは3.5%とする。
(GPIF・年金積立金管理運用独立行政法人の試算より)


3.ポートフォリオ
上記の前提に基づいて、ポートフォリオは「国内株式:国外株式:国内債券:国外債券」の比率を「35:35:15:15」(合計で100)とする。期待されるリターンは5%。。
リスクは13%。
3分の2の確率でリターンは-8~18%となる。


4.投資額及び目標の資産額
22歳時点での保有資産額 0円。
年間積立投資額 100万円以上(月々7万円+ボーナス時に加算)。
65歳時点での目標資産額 6000万円。



5.銘柄選択
原則として投資信託を用いる。
ただし国内債券については変動国債を用いる。



6.モニタリング
モニタリングは四半期ごとに行う。期中の追加投資は月次で自動積み立てを行う。半期に1度はリバランスを行い、試算配分の調整を行う。
なお、配分比率が上下5%以上になった際にもリバランスを行い、それ以下は許容する。



7.投資方針の変更
資産の2割以上に影響を与える環境の変化があった場合は投資方針を再点検する。
また、期待リターンが4%以下でも目標資産額の達成が可能と判断した場合にも投資方針を見直す。


---投資方針書 ここまで---

今回の主な変更点は、

①積立投資額を現状に合わせてアップ!
②銘柄選択を現状に合わせて投資信託に変更!
③追加投資を現状に合わせて月次の自動積立に変更!

となりました。
しばらくはこれでいこうと思います!
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投資方針書の更新をやってみよう!(前編)

2018-07-23 07:00:00 | 2018年 投資方針書の更新
先日(2018/7/7)のインデックス投資ナイトで竹川さんが「投資方針書を作りましょう」との話
「そうだそうだ!」と相槌を打っていたのですが...。
私が作った投資方針書は2009年製。
「さすがに10年も経てば自分の置かれている環境も変わっていることだし、更新が必要だよねぇ」ということで、
サボっていた投資方針書の更新をすることにしました。

とは言っても、最終目標など根本的な箇所は今も変わっていないのでそのままにし、
投資方法は現在の手法に書き換えたいと思います。

今回(前編)は変更前の投資方針書の内容確認をしていきます。

<投資方針書(2009年版)>
1.目的
その他の自分が行う投資が全て失敗したとしても、老後を安心して暮らせることを目的とする。

→「老後を安心して暮らせること」という目的は今も変わりないので、変更後もそのまま。

2.資本市場の前提
国内株式の期待リターンは4.8%、国外株式の期待リターンは5.0%、国内債券の期待リターンは3.0%、国外債券の期待リターンは3.5%とする。
(GPIF・年金積立金管理運用独立行政法人の試算より)

→データは2009年時点のものです。最近(2016年)では国内株式4.7%、国外株式5.8%、国内債券1.5%、国外債券3.1%となっています(※)。
やはり国内外の債券はリーマンショック以降の金融緩和を反映して期待リターンが落ちているようです。
もう2、3年は2009年のデータを前提にポートフォリオを組もうと思いますが、この債券の期待リターンの低さが続けばポートフォリオの見直しを
するかも。

※上記の期待リターンは名目リターン。「市場基準ケース」で「外貨リスクプレミアム変更なし」の場合(GPIFの中では一番保守的な期待リターン)。


3.ポートフォリオ
上記の前提に基づいて、ポートフォリオは「国内株式:国外株式:国内債券:国外債券」の比率を「35:35:15:15」(合計で100)とする。
期待されるリターンは5%。
リスクは13%。
3分の2の確率でリターンは-8~18%となる。

→期待リターンの前提を変えていないのでそのまま。

4.投資額及び目標の資産額
22歳時点での保有資産額 0円。
年間積立投資額 54万円(月々平均4万5000円)。
65歳時点での目標資産額 6000万円。

→年間積立投資額が変わっているので変更。目標資産額の6000万円はそのまま。

5.銘柄選択
株式については、原則として上場インデックス投資信託(ETF)を用いる。
債券については現在の金利は低すぎると考え、金利変動国債など柔軟に金利変動に対応できる体制にしておく。

→再投資の手間などを考え、現在は国内債券以外は投資信託による投資へ移行済。
その点を踏まえて変更。


6.モニタリング
モニタリングは四半期ごとに行う。期中の追加投資は3か月分をまとめて資産分配を考慮して投資する。半期に1度はリバランスを行い、試算配分の調整を行う。
なお、配分比率が上下5%以上になった際にリバランスを行い、それ以下は許容する。

→実態として、追加投資は毎月の積み立て投資になっている点を踏まえて変更。

7.投資方針の変更
資産の2割以上に影響を与える環境の変化があった場合は投資方針を再点検する。
また、期待リターンが4%以下でも目標資産額の達成が可能と判断した場合にも投資方針を見直す。

→特に変更する点はないのでそのまま。

---投資方針書 おわり---

更新すべき箇所が分かったので、後編では2018年版の投資方針書を作っていきたいと思います。
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「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」の開催日決定!

2018-07-09 07:00:00 | インデックス投資ナイト/ FOY
インデックス投資ナイトの熱気も冷めない中、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」の開催日が決定しました!

2019年1月13日(日)の午後、都内某所にて開催です!



・・・2019年のFOYは3連休の中日開催です!お楽しみに!
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インデックス投資ナイト2018が終了!お越し頂いた皆様、ありがとうございました!

2018-07-09 00:00:00 | インデックス投資ナイト/ FOY
2018年7月7日(土)に渋谷のカルチャーカルチャーで開催された「インデックス投資ナイト2018」は無事終了しました!
お越し頂いた皆様、登壇された皆様、会場のスタッフの皆様、本当にありがとうございました!

第一部のブロガー座談会、第二部の金融庁 今井さんへの質問コーナー、第三部の有識者座談会。どのコーナーも
とても面白かったのですが...
その中でも特に推したいのが、第三部の竹川さんがおっしゃっていた

投資方針書を作りましょう」というお話。

個人投資家は「とにかく何でもアリ」というのが最大のメリットだと感じていますが、それでも最低限のルールは決めておけば、
その後に相場や環境の変化があっても冷静に対処できるのではないかと考えています。
私も、2009年に投資方針書を作っています。

これから始める方、始めたばかりの方にはぜひ作って頂きたいです!


あと、個人的には今回初めての実行委員ということで、個人的には他の実行委員にご迷惑をかけてばっかりだったなぁ...
と反省しきりなので、来年こそは全力疾走できるよう頑張りたいです!



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