22歳からの貯蓄学

「22歳からの貯蓄学」というブログですが、今や30代。貯蓄・投資・投資信託・年金などの話題が中心です。

医療制度への提言の検証1

2010-07-25 22:56:51 | 経済ニュース
2010年7月23日のワールドビジネスサテライト(WBS)で、高齢者の医療制度改革に関するニュースが流れました。
概要は、今の後期高齢者医療制度(75歳以上が加入)を廃止し、高齢者は現役世代と同じ国民保険か被用者保険に加入するというもので、
高齢者の負担は減りそうだが、逆に現役世代の負担は増えそうだと伝えています。


このニュースに関して、モルガン・スタンレーMUFG証券 経済調査部長のロバート・A・フェルドマン氏が以下のような提言をしています。

以下、フェルドマン氏の発言の抜粋です。(カッコ内は私の補足文章です。)



フェルドマン氏>基本的な問題は、今の(公的)医療保険は保険ではないと思いますね。
むしろ、若い人からあるいは元気な人から年寄りにお金を移転すると、
そういう制度です。保険になってないです。
保険って何かと言いますと、自動車保険を考えればいいんですけれども、
例えば事故になったときに、最初のある程度のお金は全部自己負担。次のお金は保険会社に払ってもらうと。

小谷キャスター>事故とは、例えばどういう事故ですか?

フェルドマン氏>交通事故ですね。自動車事故。
これは本当の保険ですよね。
(公的)医療保険は全然そうなってなくて、必要以上に制度が払っているということもあると思いますけれど。

そこで私の提言ですけれども、どの数字にするかというのは非常に難しい計算ですけれども、
例えば年間、最初の5万円とか10万円は全部自己負担にする。
次の5万、10万は例えば3割自己負担。それ以上は全部(公的医療保険)制度が全部負担する。

そうすると、予防医療とか自分に関しては自分の健康を管理するということになって、
(公的医療保険)制度全体がもっと維持できるような形になると思います。




<抜粋終わり>


自動車保険の場合、例えば事故が起きたとしても10万円までは契約者の自己負担で処理するといった免責の設定がよく行われています。
この免責を設定した場合、保険料が安くなります。
(それだけ保険会社の金銭負担が減ることになりますので)

ロバート氏もこれに習い、医療費が一定金額以下ならば全額自己負担にすべきではないか?と提言しています。

これを聞いて、実行するには問題点も多いが、なかなか面白い提言だなと思いました。

次回、この提言を詳しく検証していきます。
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閑話休題 「セロン」の由来は? ほか

2010-07-25 17:56:51 | 日記
お久しぶりです。
なんかあっという間に7月が終わろうとしてますね…。

ブログを更新してなかったのに、「何が閑話休題だ!」と怒られそうですが、
今日は別の記事もアップする予定なので許して下さい。

この記事のテーマは「よく聞かれる質問に答えます!」というものです。
時間があるときにでもお読みいただければ幸いです。


Q1
ハンドルネームの「セロン」って何?
Answer
女優のシャーリーズ・セロンが好きだから!



ではないです。
(Googleで「セロン」を検索すると、シャーリーズ・セロンがトップにきます。)

この名前は時雨沢恵一氏の小説「メグとセロン」シリーズの主人公「セロン」に由来しています。
ブログを開設するにあたり、たまたま手元にこの小説があったので、「これでいいか」と気軽な気持ちで決めました。

ちなみに、時雨沢恵一氏の作品は「キノの旅」「アリソン」「リリアとトレイズ」「メグとセロン」
と、もう10年来(中学生から)追っかけています。

Q2
投資を始めたきっかけは?
Answer
大学に入学した頃、たまたま「金持ち父さん 貧乏父さん」シリーズを読んだのが間接的なきっかけです。
その後行動は起こさなかったのですが、リーマンショックが発生して「これこそロバート・キヨサキ氏が危惧していた暴落だ!今こそ好機!」と思い、証券会社に口座開設をしました。

Q3
何故インデックス投資を始めたの?
Answer
口座を開設し、とりあえず個別を買ってはみたものの、果たして自分のやり方はホントによかったのか確信が持てず、ネットで情報収集をしていました。
そんな中、偶然行き当たったのが水瀬ケンイチさんの「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」でした。
それからrennyさんをはじめ、大勢のインデックスブロガーさんのエントリや関連書籍を見て、
自分の性格から考えると、インデックス投資が一番いいのではないか…
という結論に至りました。

Q4
ちゃんと投資してるの?
Answer
しています。具体的金額は実践後あまり記入していませんが、自分で決めたルールは遵守しています。

Q5
個別株や投資信託の価格、ポートフォリオなどはどのくらいの頻度でチェックしている?
Answer
気が向いたらチェックしています。
最近で言えば、6月末の買い付け&ポートフォリオチェック以来、見ていません。


というわけで、よく聞かれる質問5つでした。
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2010年6月末日のポートフォリオ

2010-07-04 19:59:14 | 定時報告
みなさんこんにちは。
2010年6月末日のポートフォリオをお知らせいたします。 ボーナスも入り、通常より多い金額で投資をすることが出来ました。
ボーナス分の買い付けが遅れてしまったのですが、その分株式市場は値下がりしているので今回はラッキーだったのかもしれません。

さて、これからチェックしていくのは資産運用としてのポートフォリオと、資産全体のポートフォリオです。
では、まず資産運用のポートフォリオから。


保有しているのは、
・【1306】TOPIX連動型上場投資信託
・【5940】不二サッシ(株)
・【1671】WTI原油価格連動型上場投信
・eMAXIS TOPIXインデックス
・eMAXIS 先進国株式インデックス
・eMAXIS 新興国株式インデックス
・eMAXIS 国内債券インデックス
・eMAXIS 先進国債券インデックス
です。
eMAXISは、6月末に買い足しを行いました。
ボーナス分でポートフォリオのリバランスを図り、
・国内株式が55%→36%に低下
・国外株式(先進国株式+新興国株式)が20%→37%に増加
・国外債券(先進国債券)が8%→14%に増加
という結果になりました。
国内債券のリバランスまで手が回らなかったのが少し残念です。

つづいて、全体の資産ポートフォリオです。


飛行機代などで出費がかさみ、現金の比率が低下しています。
あんまり現金がないのも困りものなんで、どうにかして回復を図りたいところですけれど...妙案なし。 節約で乗り切るしかないですね。

とりあえず、今回はこの辺りで。
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