コミュニティカフェ Y'sさくらcafe

不登校、引きこもりやニートを経験している人や障害を持つ人(をではなく)が支援する特別支援コミュニティカフェ

フリースクール名言集(1)学校に適応できなかったけどバイトできてるよ

2011年06月25日 | kato
最近、月曜日の「小論文」の人数が多くなってなかなかおもしろい!
(あっ、私はカフェだけではなくて、国語と古典と小論文の講師もやってます)

前回は、「学校」についてディスカッションしました。

「学校に適応できないと社会にでてから困るよ~と
言われたけど、私、今バイトやれてるからね」とアンちゃん。

「学校って社会かね」という話から盛り上がり、
「同年代しかいない」
「不思議な規則がいっぱい」
「みな同じことを求められる」
「目立ってはいけない」

これにうまく適応できることが、社会に適応できる第1歩かといわれれば、
ちょっと違うかもって思うね。

というようなことがいっぱい出されました。

「学校」といってもいろいろあります。
でも、「社会」の多様さには負けるかも・・・

最近、おもしろい生き方をしている人たちといっぱいであっています。
こんな生き方もあるんだ!
そのたびに感動してしまう。

お米の話を始めると止まらないのは、
カフェに無農薬のおいしいお米を届けてくれる方・・・
(華道の先生でもある)

手作りの無添加パンを焼いて
「本物の食べ物」について教えてくれる方・・・

お墓の石の端材で、すてきな石灯りを作っている青年

無縁社会をなくすためにコミュニティカフェを立ち上げた若者たち

「死にたい気持ち」を振り払うために書き始めたパステル画と遊書
でいろんな人たちに「生きる希望」を伝えている方・・・

障がいのある自分の子どもを預かってもらうところがなかったから、
自分の家を「誰がきてもいい」ところにして、自分が預かる人になっている方・・・


私の身近にもすてきな人たちがいっぱいいます。

社会って、ほんとうに奥が深くて、未知の世界がいっぱいあります。
「社会への適応」ってのは、「社会に合わせる」ことではなくて、
「自分がぴったりする社会をみつけていくこと」ではないかな。

そんなことを感じた小論文の時間でした。

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