フリースクール所長かのこさんの最悪ゲーム・・・
私にはまだその意味が完全にはわかっていないようです。
フリースクールの生徒たちはふつうの旅行ではいかない
ベトナムの奥にあるフーチェンという小さな村に行きます。
ここは、今富山では話題の「東北エイド」のカワブチさんが
小学校を建てた村です。
私もかれこれ10年前、娘二人といっしょに参加しました。
この村では英語も日本語も通じない。
泊まるのは小学校の校長先生のバンブーハウス。
トイレは、穴を掘って肥料の袋で村の人が作ってくれ、
お風呂はないから井戸端で行水。
村人たちとの宴会では、なぜか歌合戦。
村の人はホーチミンの歌を歌ってたなあ。
長女は夕方村に遊びに行ったら家の中に招きいれてもらい、
そしたら次から次へと人が押し寄せ、最後に
どうも見合いをさせられたようだと言っていました。
さて、「最悪ゲーム」ですが、
この楽しい旅も終わりに近づき、ホーチミン空港が目の前になったバスの中。
パスポート出さなくてはならないのに、
長女のパスポートはスーツケースの中。
おまけにスーツケースの鍵が開かない。
ここで、かのこさん、
「さあ、○○(娘)ちゃん、最悪ゲームやるよ~。鍵があきません。パスポートありません。
みんなが日本に帰るのに帰れません」
おーこの状況ですご~い!
さて、娘はとうとう泣きそうになり無言。
そこにカワブチさん、なんと
「そっち持ってえ」とスーツケースを引っ張ってこじ開けました。
ということで無事日本に帰ることができました。
私は、「最悪ゲーム」は「最悪の状況」の中から次の打つ手を探すのかと思っていたら、
そうではなく、最悪の状況を経験し尽くす方が近いらしい。
私もその2年後、東京に受験に来て、なんと地下鉄の中に受験票などが入っているカバンを置き忘れた次女に
「はい、最悪ゲームやってみようか。カバンが見つかりません。受験票も見つかりません。明日試験が受けられません」
と言ってみました。
「もう!やめてよね」と怒りに震えた次女はプラットホームに駆け戻ったら、
なんと乗客のどなたかがぎりぎりのところで、カバンをプラットホームに投げてくれたらしく、
落ちていました。
その後、なぜかそのときのことを恨まれ続けている私・・・
さて、ベトナムの余談
カワブチさんは大物だなあとおもったこと
①ホーチミンで一泊したとき、朝起きたら
カワブチさんの友達だというシクロのおじさんがたくさんホテルの前に来ていた
②まったく英語もベトナム語?も使わずに
カワブチさんは、値下げ交渉から、税関交渉までぜんぶ思うとおりにやりとげた
③ホーチミン空港から日本に飛び立ったはずの飛行機が機体不良で高度があがらず
変な音がしたため、15分で空港に戻ってきたとき、その間寝ていたらしいカワブチさんが
飛行機が着陸したとき目が覚めて、「もう日本に着いた?」といったので
非行機の乗客が大爆笑した。
④関空についたあと、K君が買った2,3びきの蛇の絡まったのが入っているお酒が割れたとき、
いち早くガラスを片付けたカワブチさんが、まだエキスが出るからといって
蛇を持ち帰った。
「最悪ゲーム」はまだよく分かっていませんが、
富山YMCAフリースクールはすごい人がいる!ってことはわかります。
また、このベトナムボランティアツアーの威力もすごいです。
朝起きられない、人と話すのが苦手、集団行動ダメって子が
サバイバルなこのツアーに参加して、人が変わって帰ってくる。
(まあ、日本に戻ると元に戻ることも多いですが)
10年たって、ベトナムはずいぶん発展したようです。
その後も毎年夏にはベトナムへのボランティアスタディツアーが行われています。
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私にはまだその意味が完全にはわかっていないようです。
フリースクールの生徒たちはふつうの旅行ではいかない
ベトナムの奥にあるフーチェンという小さな村に行きます。
ここは、今富山では話題の「東北エイド」のカワブチさんが
小学校を建てた村です。
私もかれこれ10年前、娘二人といっしょに参加しました。
この村では英語も日本語も通じない。
泊まるのは小学校の校長先生のバンブーハウス。
トイレは、穴を掘って肥料の袋で村の人が作ってくれ、
お風呂はないから井戸端で行水。
村人たちとの宴会では、なぜか歌合戦。
村の人はホーチミンの歌を歌ってたなあ。
長女は夕方村に遊びに行ったら家の中に招きいれてもらい、
そしたら次から次へと人が押し寄せ、最後に
どうも見合いをさせられたようだと言っていました。
さて、「最悪ゲーム」ですが、
この楽しい旅も終わりに近づき、ホーチミン空港が目の前になったバスの中。
パスポート出さなくてはならないのに、
長女のパスポートはスーツケースの中。
おまけにスーツケースの鍵が開かない。
ここで、かのこさん、
「さあ、○○(娘)ちゃん、最悪ゲームやるよ~。鍵があきません。パスポートありません。
みんなが日本に帰るのに帰れません」
おーこの状況ですご~い!
さて、娘はとうとう泣きそうになり無言。
そこにカワブチさん、なんと
「そっち持ってえ」とスーツケースを引っ張ってこじ開けました。
ということで無事日本に帰ることができました。
私は、「最悪ゲーム」は「最悪の状況」の中から次の打つ手を探すのかと思っていたら、
そうではなく、最悪の状況を経験し尽くす方が近いらしい。
私もその2年後、東京に受験に来て、なんと地下鉄の中に受験票などが入っているカバンを置き忘れた次女に
「はい、最悪ゲームやってみようか。カバンが見つかりません。受験票も見つかりません。明日試験が受けられません」
と言ってみました。
「もう!やめてよね」と怒りに震えた次女はプラットホームに駆け戻ったら、
なんと乗客のどなたかがぎりぎりのところで、カバンをプラットホームに投げてくれたらしく、
落ちていました。
その後、なぜかそのときのことを恨まれ続けている私・・・
さて、ベトナムの余談
カワブチさんは大物だなあとおもったこと
①ホーチミンで一泊したとき、朝起きたら
カワブチさんの友達だというシクロのおじさんがたくさんホテルの前に来ていた
②まったく英語もベトナム語?も使わずに
カワブチさんは、値下げ交渉から、税関交渉までぜんぶ思うとおりにやりとげた
③ホーチミン空港から日本に飛び立ったはずの飛行機が機体不良で高度があがらず
変な音がしたため、15分で空港に戻ってきたとき、その間寝ていたらしいカワブチさんが
飛行機が着陸したとき目が覚めて、「もう日本に着いた?」といったので
非行機の乗客が大爆笑した。
④関空についたあと、K君が買った2,3びきの蛇の絡まったのが入っているお酒が割れたとき、
いち早くガラスを片付けたカワブチさんが、まだエキスが出るからといって
蛇を持ち帰った。
「最悪ゲーム」はまだよく分かっていませんが、
富山YMCAフリースクールはすごい人がいる!ってことはわかります。
また、このベトナムボランティアツアーの威力もすごいです。
朝起きられない、人と話すのが苦手、集団行動ダメって子が
サバイバルなこのツアーに参加して、人が変わって帰ってくる。
(まあ、日本に戻ると元に戻ることも多いですが)
10年たって、ベトナムはずいぶん発展したようです。
その後も毎年夏にはベトナムへのボランティアスタディツアーが行われています。
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