コミュニティカフェ Y'sさくらcafe

不登校、引きこもりやニートを経験している人や障害を持つ人(をではなく)が支援する特別支援コミュニティカフェ

さくらカフェフリートークー13名も参加!ー

2010年07月23日 | kato
みんな来てくれるかな~と心配していたフリートークは、
なんと13名も参加してくれて大盛況!

コダマさんの世界平和論から家庭の平和論、
プラス思考の言葉の大切さ
マイナス体験の乗り越え方などが

あつーく語られました!

「違う価値観を認めることの大切さ」はわかる!

だったり、プラス思考の言葉ばかりだったら、
バランスがとれないんじゃないかな

とか、

対立をさけていたら、人と本気でつきあえないんじゃないかな

とか、いろんな意見がでました。

楽しかったね。

それに、Y’sbarのパスタ、おいしかった!

ふなさきさん、ご苦労様!

いい時間でした。

またしましょうね。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ皆さんのクリックがカフェの力になりますクリックよろしくお願いします

フリートーク開催ー児玉巧さんを囲んでー

2010年07月19日 | kato
Y’sさくらカフェのフリートーク 

「なんか生きているのがしんどいなあ」
「これから、どんな風生きていくのかわからなくて不安」
とちょっと悩んでいる人。
「ひとりが気軽でいいけど、たまにはしゃべってみよう」という人。
「前はそう思っていたけど、今は楽しいよ。こんなこと試してみたら?」
と自分の経験を話してみたい人。
気軽におしゃべりしませんか? どなたでもどうぞ!

今回は、NPO法人「じゆう」を立ち上げてがんばっている
児玉巧さんのお話を聞いてから自由トークです!
(しゃべらなくてもいいですよ)
熱血こだちゃんの元気をもらいましょうよ!

日 時  2010年7月23日(金)19時くらいから   
場所   Y’sさくらカフェ
(富山市桜町1-3-4東洋ビル12 駅前秋吉隣のビル)
  参加費  300円(ドリンク代)食事実費で可
会場はこちら




          
水野薫(富山大学コミュニケーション支援室)
加藤愛理子(Y’sさくらカフェ)

主催 Happy for All(富山YMCA)

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ皆さんのクリックがカフェの力になりますクリックよろしくお願いします


7月の営業

2010年07月19日 | kato
さて、フリースクールは今週で1学期が終わります。
さくらカフェの営業は、7月23日までです。
明日、7月20日(火)は、申し訳ないのですが、
2時半で営業を終わりにします。
ごめんなさい~

さて、7月13日、14日は、WACのコミュニティカフェの
マザーカフェシンポジウムがあり、参加してきました!
またまた、いろんな方にあえて、おもしろかった!

熊本のカフェ型保健室「しらかば」の工藤さんとは会ったなり、意気投合!
翌日のの朝ご飯でも、昼ご飯でもしゃべっていました。

コミュニティカフェにいろんな人が興味を持っています。
企業も来ていましたし、銀座の美しいママさんも来ていて、
大盛り上がり!

さくらカフェも、Y'sbar始まりましたよ。
いろんな「コミュニティ」が広がっています


7月23日(金)19時からはしゃべり場です。
後ほど、アップします。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ皆さんのクリックがカフェの力になりますクリックよろしくお願いします

冊子3ー吃音

2010年07月08日 | kato
◎言葉がなかなか出てこない

 僕は、吃音(きつおん)を持っています。吃音とは、簡単に言うと、どもったり、言葉がつかえたりすることです。吃音の嫌なところは、どもって口が金魚みたいにぱくぱくしたり、あごがガクガク震えたりすることです。その姿はとてもみっともなく、死ぬほど恥ずかしいものです。僕は小さい頃から吃音がありましたが、当時は遊ぶことに夢中で、気にしないでいました。しかし、小学5年生の時に、その姿を笑われて、不登校になりました。その後、おしゃべりだった僕は口数が減りました。毎日が嫌で消えてなくなりたいとさえ思っていました。不登校は中学卒業まで続き、その間に吃音を治すために、ことばの教室やアナウンサー教習所、県外にも行きましたが、治りませんでした。
 中3の冬に、フリースクールに入りましたが、何の目標もなくて退屈でした。しかし、高1の秋にバンドに入ってから、いっきに友達が増えました。しかし、友達が多くなると話す機会が多くなります。もともとおしゃべりなので話すことは楽しいと感じますが、同時に「あの姿」を隠すために神経を使い、疲れます。たとえば、言いにくい言葉があると、それに近い意味の言葉を瞬時に頭で考えて、言い換えます。また、言いにくい言葉の前に、「あの~」などと加えて話します。さらに、どもることが怖くて言いたいことが言えないこともあります。友達がすらすら話しているのが羨ましくて、話せない自分が嫌になり落ち込むこともあります。
 でも、僕は、毎日明るく生きています。友達とたわいのない会話をしたり、笑ったりすることが僕を救ってくれるのです。会話をするときは確かに疲れますが、人と触れあうことの喜びの方がはるかにまさっています。僕の周りの人たちは、いろんな傷を持っています。同じような痛みや苦しみをもっています。だから優しいし、温かいし、心から仲間だと思えます。仲間がいることは心強いですね。
 吃音はたぶん治らないでしょう。だから、どもるのが自分なんだと認めて、どもるのを恥ずかしがらずに話すことができたら、隠すことに力を使わなくなり、もっと、楽に生きられると思います。僕はそれを目指しています。が、簡単なことではありません。でも、たくさんの仲間がいて、毎日が楽しいので、認められなくてもいいやとも思います。
 吃音を持っているから、これからの人生はひどいものになると思っていました。でも、その考えは視野が狭いと思うようになりました。世の中には楽しい居場所や人がたくさんいます。吃音があったから、今の仲間に会えました。出会わせてくれた吃音に感謝しています。(フリースクール生徒 18歳)

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ皆さんのクリックがカフェの力になりますクリックよろしくお願いします


自分はまわりの人と何かがちがうと、悩んでいるあなたへ2 学校に行きたくない

2010年07月04日 | kato
 経験者であるこどもたちの生の声です。
 case1 不登校

◎学校に行きたくない

 私は、小学校までは普通の生活をしていました。「マイペースだね」と言われることはあったけど、人間関係に悩んだことは一度もありませんでした。でも、引っ越してきて、入学式に出たとき、「やばい」って初めて思いました。まわりはみんな小学校の時の友達と固まっている感じ。そのときは無理して、自分から話しかけてみましたが、どこか距離を感じていたのを覚えています。当時は、周りと「仲良くする」ことばかり考えていました。そのうち眠れない日が続くようになりました。頭の中が眠れない不安でいっぱいになって、朝もきつくて最悪でした。
部活一色の夏休みが終わりかけのころ、家族で旅行に行ってもうすぐ帰るというとき、涙が止まらなくなりました。そのころから、「学校に行くのは嫌だ」と本気で思い始めてたんだと思います。2学期になって、学校を休みました。それでも1週間ぐらいしたらまた行くつもりでした。でも、3日4日休んだとき、親が先生に伝えた私の状態を、先生が生徒みんなに伝えました。「みんなに知られた」と思ったとき、行く気力が消えてしまいました。
その後、みんなが手紙をくれて、話したこともない子が家によく来るようになりました。それはみんなの優しさだったのかもしれない。でも、そんな状態から仲良くなって楽しい環境をつくるなんて想像もできませんでした。内心は嫌で嫌で仕方なくて、申し訳なさと疲れで、限界だと思いました。「家に来てもらうのは辛い」と親を通じて伝えてもらってやっと気が楽になりました。でも、みんなの気持ちに答えられない自分はすごく卑怯で小さい人間だという気がしました。その後は、何も考えずにパソコンの前に座って、考えることからも逃げていました。食べる気持ちがなくなって10キロくらいやせました。
中学の卒業式は一人でしました。卒業証書をもらうだけだと思っていたのに、校長室にみんなが集まってくれて、校長先生がかけてくれた言葉に、感謝の気持ちがいっぱいになり涙が止まりませんでした。
中学を卒業してからは、高卒認定の試験を受けるための勉強とバイトを始めました。なんでも自分のことを話してくれるフリースクールの年上の女の子とバイト先の若い女性の店長は、私の憧れの的でした。
バイトでは、最初は、接客の笑顔がうまくできなかったけれど、早く帰りたいから、夜の閉店作業は誰にも負けませんでした。半年以上たったときに、やっと笑うのもうまくできるようになりました。フリースクールのバザーなどの行事も「自分でも力になっているんだ」と嬉しい気持ちになるので、いつも参加しました。高卒認定の試験は3回に分けて合格しました。そのころから、いろんな人を知りたいという気持ちが強くなっていきました。
今、同世代の友達との関わりが増えてきて、だんだん自分が「ふつう」の人間に戻ってきている気がします。同時に、高校で頑張っている人たちも見えてきました。フリースクールで過ごした私は、辛いことから逃げて楽ばかりしていたような気がして、薄っぺらで卑怯な人間だと思って自己嫌悪でいっぱいになりました。初めて、自分のことを話して泣いたら、先生が「今は悩めばいいよ」と言ってくれて、すごく気が楽になりました。自分なりに成長してきたからこそ振り返って「後悔」できるようになったのだと思います。そう思うと、心配もお金の迷惑もかけた親やまわりの人に感謝の気持ちでいっぱいになります。
学校に行ける人は行けるし、私のように、無理な人は無理だと思います。もし、無理だったら、正解はひとつってことは絶対無いから、また別の道を選べばいいと思います。もちろん頑張って通い続けるのもありです。辛くても、悩むときは悩んだ方がいいし、何も考えたくないときは、ゆっくり休めばいいと思います。結局誰がどう言おうと自分が納得できるのがいちばんです。(18歳 )

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ皆さんのクリックがカフェの力になりますクリックよろしくお願いします



自分はまわりの人と何かがちがうと、悩んでいるあなたへという冊子1

2010年07月03日 | 発達障害
昨年、全労済の助成金で作成した冊子の紹介をします。

まずは、「目次」

「自分は、まわりの人と何かがちがう」
「人と会うのがコワイ」
「だれも自分のことをわかってくれない」
 「なぜ、みんなと同じようにできないんだろう」と悩んでいるあなたへ

「自分に当てはまることがあるな」と思った方は、
この冊子をちょっと読んでみてください

他の人と違うこと・・・
それは、本当はステキなことなのです。
みんな得意なことがあったり、苦手なことがあったり、
それぞれ違った興味を持っている・・・
だからこそ、人は、助け合ったり、補い合ったりして、
みんなで共に生きていける・・・

でも、「他の人と違う」ことで、あなたが深く傷ついたり、
悩んでしまってどうしていいかわからなかったら・・・

ちょっと立ち止まって、自分とまわりを見直してみましょう。
悩んでいるのはあなただけではないのです。
同じような悩みを持っている仲間がいます。

1)学校に行きたくない(不登校)
2)どもってしまって、言葉が出にくい(吃音)
3)人前で言葉が全く出なくなる(場面緘黙症)
4)まったく食べることができない(摂食障害)
5)シンナーや薬物に興味がわく(薬物中毒)
6)不安を抱えていないと不安(社会不安障害)
7)字が読めない、書けない(学習障害)
8)他の人と何かが違う(発達障害)
9)幸せになるために生まれてきた(引きこもり)

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ皆さんのクリックがカフェの力になりますクリックよろしくお願いします