●Vサインと写真撮影
・日本人が撮影される時にピースサインをするのは、井上順がカメラのCMでアドリブでピースサインをした‥それが広まったのだと言われています。
・1980年代以降、子供を中心に写真撮影をされるときにピースサインをするのが流行。カメラを向けられると、Vサインをして「ピース」と言います。遠足や修学旅行の記念撮影でおなじみの光景。
・撮影されるときにピースサインをするようになった経緯ははっきりしませんが、全共闘などの学生運動をしていた学生がピースサインをしていて、その姿をテレビで見て真似たのではないかという説を唱える人がいます。
・ピースサインは元々はVictoryをあらわすVサインでしたが、ベトナム戦争当時ヒッピー達が反戦の平和のサインとして使用したのが広まった。
●第二次世界大戦中、イギリス首相チャーチルが、戦争の継続と勝利への強い意欲を表現するためにVサインを使用したのは有名です。
●太平洋戦争の終戦後、日本の統治にやって来たマッカーサー将軍が、来日した飛行機のタラップでカメラマン達に見せたV(Victory)サインによる勝利宣言は有名です。
●ツーリングとVサイン
・オートバイの長距離ツーリングを行う者同士がすれ違う際に、相手の道中の無事を祈って交わされるピースサインがあります。長距離ツーリングで用いられることが多い北海道の道路や全国の主要国道などでは現在も続けられています。
●ピースサイン (peace sign) とは、勝利のアピールや平和を祈るサインとして用いられています。
・意思表示を送る相手に人差し指と中指をまっすぐに離して突き出し、他の指は曲げて手のひらは外に向けます。
・Vの形を作るため、Vサイン (V sign) とも言われます。
・手のひらを内側にすると侮蔑の意味を表す場合があります。
●Vサインの起源~イングランド軍の弓兵説
・百年戦争のアジャンクールの戦いで最初に使われたと言われています。イングランド軍の弓兵が敵であるフランス軍を挑発するサインとして使用されました。弓兵は歩兵以上に脅威なので、捕虜にされれば指を切り落とされる事も。その指を敢えて見せ付ける意味合い(切り落とせるものなら切り落としてみろ)がそのサインにはあったようです。
●Vサインの起源~フリーメイソン説
・秘密結社であるフリーメイソンの会員が、お互いを認識するときに使うハンド・サインというのがありますが、これを隠蔽するために用いたのではないかとする説。
・本来のフリーメイソンのサインは中指と薬指を折り曲げるサインです。Vサインはフリーメイソンのサインを衆目から隠すために意図的に流布されたのではないかと‥最も隠したい大事なものは一番目に付きやすいところに置いておくのが最良だといわれるひとつの例です。
●Vサインの起源~反核団体説
・ピースマークは、CND(キャンペーン・フォー・ニュークリア・ディスアーマメント)というイギリスの反核団体のシンボルマークが起源とする説。
●Vサイン類似のサイン
1 イェ~イ
・かるい挨拶の意味。親指を立てる(サムアップ)ポーズ。
2 ぎびしー
・財津一郎のギャグ。右手を頭の後ろから回し左の耳たぶを触って言う。
3 キメッ
・ダッシュ勝平が使用。人差し指と中指と薬指を立てて言う。
4 キャローン
・親指と小指を立て手を頬の側に持ってきて舌をペコちゃん風に出す。渡辺満里奈、石橋貴明が「みなさんのおかげです」の初期の頃やってた。
5 クエッ
・「東村山音頭」のB面の「今度越してきた僕です」でも使われた加藤茶のギャグ。
6 グワシ
・漫画まことちゃんの手を開き中指と小指をおるサイン。
7 サバラ
・漫画まことちゃんの手を開き中指と薬指をおるサイン。
8 シェー
・おそ松くんに出てくる「イヤミ」が,こう言いながら左腕を左脇腹から右へ出し右腕は頭の上に持ってくる。そして,足は「ヌ」の字に交差させて叫ぶ。
9 冗談じゃないよ
・ビートたけしが,右手を前に出し手の平を見せ正面を向いたまま顔を左右に振りながら言う。
10 だうーん
・志村けんのコント。親指と人差し指を顎の下からだうーんと言いながら前の方へ伸ばす。
11 チェチェチェ
・違うよと指摘するときに使う。人差し指を立てて横に振る。漫画ではチ・チ・チ。
12 みじ目
・惨めな時‥こう言いながら目尻をひっぱる。桂三枝がはやらせた。
13 レコ
彼氏(または彼女)のこと。サカサ読みのひとつ。親指(または小指)を立てる。
●写真を撮るときの「コトバ」
・笑顔を撮るために「チーズ」と言う。
・大阪ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは‥
ジョーズの模型の前で係りの人が写真を撮っていますが‥「はい、チーズ!」とは言わず、「はい、ジョーズ!」と言って写真を撮っています。
・東京ディズニーランドでは‥
「笑ってミッキー」と「ハイ、ミニー」です。
・韓国では‥
「キムチ」ということだった。
(「キムーチ(ッ)」のようにム(mの音)をのばして言います)
「ハナ、トゥル、セ(ッ)」「チーズ」も時々聞きます。「ハナ、トゥル、セ(ッ)」は「1、2、3」という意味。
・フランスの人たちに聞いてみた。
フランスの人は「フランスではそんなことはしない。自然な姿を撮る」
「cuicuiキュイキュイ(小鳥の鳴き声。カメラの中にいることになってる)」とか、「チーズ」をもじって「camenbertカマンベール」とか言ってました。
・オーストラリアでは‥
One, Two, Threeと言ったり、
Smileと言ったり、
Cheers! と言ったり、いろいろでした。
・アルゼンチンでは‥
写真をとってもらう時には「ウィスキー」とよく言うそうです。
・オーストリアでは‥
「鳩時計(こちらの人は「かっこう時計」といっていた)があることを想定させて、鳥が出るよ」と言うそうです。
・インドネシア‥『テンペイ』(料理の名前)
・ドイツ‥『ビアー』
・スイス‥『ケーセ』(チーズのこと)
・アメリカ‥『セイ チーズ』(cheeseが一番歯を見せる発音らしい)
●写真を撮る際の「チーズ」
・英語でcheeseと発音すると、/i:/音の部分で口元が笑って見えるため笑顔の写真が撮れる。
・それを真似て日本でも、撮影の際に「チーズ」と言うことが広まった。だが実際に日本語で「チーズ(chiizu)」と言うと、最後に足された/u/の音で口がすぼまって、おかしな顔になってしまう。
・そのため撮る側が「はい、チーズ」と言っても、被写体となる側の人がしっかり復唱することは少なくなってきた。
・近年では「一足す一は?」「二(ni)」と言うのがよく見られる。
●寅さんには、「チーズ」を間違って「バター」と掛け声をかけるシーンがあります。72年のシリーズ第9作(マドンナは吉永小百合)
参考にしたHP
http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/cheese.html
http://www.idea.gr.jp/oreasu/001/050.html
http://www.orange.ne.jp/~kibita/dwd/dwddic3.html
http://homepage2.nifty.com/osiete/s848.htm
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/music/gansaku/archive/news/2005/20050707org00m200021000c.html
ウィキペディア(Wikipedia)
・日本人が撮影される時にピースサインをするのは、井上順がカメラのCMでアドリブでピースサインをした‥それが広まったのだと言われています。
・1980年代以降、子供を中心に写真撮影をされるときにピースサインをするのが流行。カメラを向けられると、Vサインをして「ピース」と言います。遠足や修学旅行の記念撮影でおなじみの光景。
・撮影されるときにピースサインをするようになった経緯ははっきりしませんが、全共闘などの学生運動をしていた学生がピースサインをしていて、その姿をテレビで見て真似たのではないかという説を唱える人がいます。
・ピースサインは元々はVictoryをあらわすVサインでしたが、ベトナム戦争当時ヒッピー達が反戦の平和のサインとして使用したのが広まった。
●第二次世界大戦中、イギリス首相チャーチルが、戦争の継続と勝利への強い意欲を表現するためにVサインを使用したのは有名です。
●太平洋戦争の終戦後、日本の統治にやって来たマッカーサー将軍が、来日した飛行機のタラップでカメラマン達に見せたV(Victory)サインによる勝利宣言は有名です。
●ツーリングとVサイン
・オートバイの長距離ツーリングを行う者同士がすれ違う際に、相手の道中の無事を祈って交わされるピースサインがあります。長距離ツーリングで用いられることが多い北海道の道路や全国の主要国道などでは現在も続けられています。
●ピースサイン (peace sign) とは、勝利のアピールや平和を祈るサインとして用いられています。
・意思表示を送る相手に人差し指と中指をまっすぐに離して突き出し、他の指は曲げて手のひらは外に向けます。
・Vの形を作るため、Vサイン (V sign) とも言われます。
・手のひらを内側にすると侮蔑の意味を表す場合があります。
●Vサインの起源~イングランド軍の弓兵説
・百年戦争のアジャンクールの戦いで最初に使われたと言われています。イングランド軍の弓兵が敵であるフランス軍を挑発するサインとして使用されました。弓兵は歩兵以上に脅威なので、捕虜にされれば指を切り落とされる事も。その指を敢えて見せ付ける意味合い(切り落とせるものなら切り落としてみろ)がそのサインにはあったようです。
●Vサインの起源~フリーメイソン説
・秘密結社であるフリーメイソンの会員が、お互いを認識するときに使うハンド・サインというのがありますが、これを隠蔽するために用いたのではないかとする説。
・本来のフリーメイソンのサインは中指と薬指を折り曲げるサインです。Vサインはフリーメイソンのサインを衆目から隠すために意図的に流布されたのではないかと‥最も隠したい大事なものは一番目に付きやすいところに置いておくのが最良だといわれるひとつの例です。
●Vサインの起源~反核団体説
・ピースマークは、CND(キャンペーン・フォー・ニュークリア・ディスアーマメント)というイギリスの反核団体のシンボルマークが起源とする説。
●Vサイン類似のサイン
1 イェ~イ
・かるい挨拶の意味。親指を立てる(サムアップ)ポーズ。
2 ぎびしー
・財津一郎のギャグ。右手を頭の後ろから回し左の耳たぶを触って言う。
3 キメッ
・ダッシュ勝平が使用。人差し指と中指と薬指を立てて言う。
4 キャローン
・親指と小指を立て手を頬の側に持ってきて舌をペコちゃん風に出す。渡辺満里奈、石橋貴明が「みなさんのおかげです」の初期の頃やってた。
5 クエッ
・「東村山音頭」のB面の「今度越してきた僕です」でも使われた加藤茶のギャグ。
6 グワシ
・漫画まことちゃんの手を開き中指と小指をおるサイン。
7 サバラ
・漫画まことちゃんの手を開き中指と薬指をおるサイン。
8 シェー
・おそ松くんに出てくる「イヤミ」が,こう言いながら左腕を左脇腹から右へ出し右腕は頭の上に持ってくる。そして,足は「ヌ」の字に交差させて叫ぶ。
9 冗談じゃないよ
・ビートたけしが,右手を前に出し手の平を見せ正面を向いたまま顔を左右に振りながら言う。
10 だうーん
・志村けんのコント。親指と人差し指を顎の下からだうーんと言いながら前の方へ伸ばす。
11 チェチェチェ
・違うよと指摘するときに使う。人差し指を立てて横に振る。漫画ではチ・チ・チ。
12 みじ目
・惨めな時‥こう言いながら目尻をひっぱる。桂三枝がはやらせた。
13 レコ
彼氏(または彼女)のこと。サカサ読みのひとつ。親指(または小指)を立てる。
●写真を撮るときの「コトバ」
・笑顔を撮るために「チーズ」と言う。
・大阪ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは‥
ジョーズの模型の前で係りの人が写真を撮っていますが‥「はい、チーズ!」とは言わず、「はい、ジョーズ!」と言って写真を撮っています。
・東京ディズニーランドでは‥
「笑ってミッキー」と「ハイ、ミニー」です。
・韓国では‥
「キムチ」ということだった。
(「キムーチ(ッ)」のようにム(mの音)をのばして言います)
「ハナ、トゥル、セ(ッ)」「チーズ」も時々聞きます。「ハナ、トゥル、セ(ッ)」は「1、2、3」という意味。
・フランスの人たちに聞いてみた。
フランスの人は「フランスではそんなことはしない。自然な姿を撮る」
「cuicuiキュイキュイ(小鳥の鳴き声。カメラの中にいることになってる)」とか、「チーズ」をもじって「camenbertカマンベール」とか言ってました。
・オーストラリアでは‥
One, Two, Threeと言ったり、
Smileと言ったり、
Cheers! と言ったり、いろいろでした。
・アルゼンチンでは‥
写真をとってもらう時には「ウィスキー」とよく言うそうです。
・オーストリアでは‥
「鳩時計(こちらの人は「かっこう時計」といっていた)があることを想定させて、鳥が出るよ」と言うそうです。
・インドネシア‥『テンペイ』(料理の名前)
・ドイツ‥『ビアー』
・スイス‥『ケーセ』(チーズのこと)
・アメリカ‥『セイ チーズ』(cheeseが一番歯を見せる発音らしい)
●写真を撮る際の「チーズ」
・英語でcheeseと発音すると、/i:/音の部分で口元が笑って見えるため笑顔の写真が撮れる。
・それを真似て日本でも、撮影の際に「チーズ」と言うことが広まった。だが実際に日本語で「チーズ(chiizu)」と言うと、最後に足された/u/の音で口がすぼまって、おかしな顔になってしまう。
・そのため撮る側が「はい、チーズ」と言っても、被写体となる側の人がしっかり復唱することは少なくなってきた。
・近年では「一足す一は?」「二(ni)」と言うのがよく見られる。
●寅さんには、「チーズ」を間違って「バター」と掛け声をかけるシーンがあります。72年のシリーズ第9作(マドンナは吉永小百合)
参考にしたHP
http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/cheese.html
http://www.idea.gr.jp/oreasu/001/050.html
http://www.orange.ne.jp/~kibita/dwd/dwddic3.html
http://homepage2.nifty.com/osiete/s848.htm
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/music/gansaku/archive/news/2005/20050707org00m200021000c.html
ウィキペディア(Wikipedia)