最近放送されたNHKスペシャル‥ちょっと衝撃的だったので、内容や反響をあつめてみました。
●07年1月21日(日)NHK総合テレビ 午後9時放送
『“グーグル革命”の衝撃 あなたの人生を“検索”が変える』
・世界のインターネット業界で今、劇的な地殻変動が起きつつある。震源地は検索エンジンの雄、「グーグル」だ。
・8年前スタンフォード大学の学生2人が学生寮から立ち上げたベンチャー企業は、今や時価総額18兆円、ITの巨人マイクロソフトの地位を揺るがそうとしている。
・躍進の原動力は、ネット検索サービス。世界でグーグルが検索される回数は一日10億回、世界中すべての人間が一日一度はグーグルに向かってキーワードを打ち込むといわれている。世界中が情報をグーグルに頼り、かつ頼らざるをえなくなりつつある。
・そのインパクトは「グーグル革命」とも呼ばれ、「文明に対し人間が文字を発明して以来の衝撃をもたらしつつある」という指摘もある。
・検索サービスを核に進化するインターネットの新たな波が、我々の暮らしや社会にどのような影響を及ぼしつつあるのかを伝える。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
●『グーグルは今のままでは日本人の人生を変えることはできない』 GIGAZINEの記事~抜粋
◆上位15位以内どころか、もっと上位でないと存在しないも同じ
・番組中では検索結果のトップ5、最低でも上位15位までに入らないとそのページは存在しないも同じだ、という話がありましたが、日本の場合はトップから第3位までとそれ以下では絶望的な差があります。1位と2位、2位と3位も極端なまでに差があります。そのため、海外では10位以内に入ると収益が急拡大しますが、日本ではさらに上位にまで入らないと急拡大はしません。これは実際にGIGAZINEの取引先のうちのいくつかの会社や個人事業主がまさにこのパターンでした。
◆コンテンツマッチはさらに前へ
・さらに番組中で検索の内容と連動するAdSense・AdWordsの効果について触れられていました。これはたとえば、アサガオというフレーズについて検索した人にアサガオの種の広告を出せば、クリックされる率が飛躍的に上昇するという理論に基づいた方式です。以下のページでGoogleが解説しています。
◆日本ではヤフーの方が強い
・それはそうと、日本でGoogle AdSenseのクリック単価が上昇しないのは、参加する企業が他国と比べればまだ少なく、結果としてオークション方式のクリック単価が上昇しないためです(競争が行われないと単価は上昇しない)。
・この原因は、日本においてはヤフーが検索市場で第1位であるという事実が背景にあります。そして、そのヤフーの検索結果に広告を出す方が儲かる(コストパフォーマンスが高いという意味であって敷居が低いという意味ではない)という事実があるためです。ヤフーの検索結果に合わせて広告を出す方式は以下のサイトで解説しています。Google AdWordsと同じく、一般のユーザーでも広告を出すことは可能です。
・そして、「日本においてはヤフーの方がシェアが上」という事実の前に把握しておくべき事があります。それは米国での状況です。今回のNHKの番組では米国が取材の主な舞台となっており、米国におけるGoogleの市場シェアは2006年12月で47.3%、Yahoo!は28.5%、MSNは10.5%です。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070122_google_change/
●NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」
・いつもNHKにけちをつけているので、たまにはNHKの番組を宣伝します。
・その番組は21日(日)のNHKスペシャル、「グーグル革命の衝撃」です。
・この手の番組は民放ではちょっと期待できないのです。
・以下は実際に取材にあたった制作者からLabブログ向けにもらったコメンだそうです。
(制作者からの一言)
・これまでほとんど外部に明らかにされてこなかったグーグル本社の様子や、検索業界の裏側を長期間にわたって取材した番組です。
・取材を通じて、何気なく私たちがふだん行っている「検索」という行為をめぐって、人々や企業が、今、巨大な変化を始め・ていると感じました。
番組を通じて、皆さんがふだん何気なく行っている「検索」について、改めて見つめなおす機会になれば幸いです。
‥ということで、なかなかリキの入った番組になっていそうです。
http://zubuneri.blog4.fc2.com/blog-entry-1332.html
●「グーグル革命」というタイトルで NHKでスペシャルが放送されていた。今のWeb2.0との呼ばれる技術を含め 検索に関しては、どこまでも貪欲に研究されているインターネットの大御所。
・昔(1999年くらいにだったかな?)にGoogleに はじめてアクセスしたときは、ほんとに検索だけに特化された マニアックなサイトでした。ま、今もあんまり表見変わらんけど。
・で、番組では、 Googleのシステムだけに頼って アフリエイトで日常の生活費まで(日本円で約90万円)も稼いでいる人の紹介や 検索ランキングを上位5番内にするための SEMに企業生命を賭けている社長の紹介など 今のインターネットの現状を紹介されていました。
・これはアメリカだけでなく、日本も同じです。ただ、日本ではまだ圧倒的にYahoo!が強いので これが数年後、Googleが台頭してくるのかが 非常に興味深いところです。
http://www.technorati.jp/search/google%20nhk?language=ja
●1/21、NHKスペシャル「グーグル」なんか奥歯にモノが挟まったような言い方、の演出
・私には、何ともグロテスクな状況に思える。いきなり検索できなくなった企業と係争中の法廷では弁護士を通じて「グーグルに利益にならない名称を表示する義務はない」と、ある意味「正論」を吐きながら一方で、「あなた方が情報を提供してくれればくれるほど、より多くの情報が提供できる」と喜色満面、自信たっぷりの表情でコメントするのは、矛盾してないか?社員の夢とやらも同様だ。だから中国政府の情報統制に協力したのか?
・肥大化する自己矛盾を抱えてGoogleは増殖し続けるか?私はどこかでしっぺ返しを受けると思う。
http://tobeisao.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/121google_9bac.html
●07年1月21日(日)NHK総合テレビ 午後9時放送
『“グーグル革命”の衝撃 あなたの人生を“検索”が変える』
・世界のインターネット業界で今、劇的な地殻変動が起きつつある。震源地は検索エンジンの雄、「グーグル」だ。
・8年前スタンフォード大学の学生2人が学生寮から立ち上げたベンチャー企業は、今や時価総額18兆円、ITの巨人マイクロソフトの地位を揺るがそうとしている。
・躍進の原動力は、ネット検索サービス。世界でグーグルが検索される回数は一日10億回、世界中すべての人間が一日一度はグーグルに向かってキーワードを打ち込むといわれている。世界中が情報をグーグルに頼り、かつ頼らざるをえなくなりつつある。
・そのインパクトは「グーグル革命」とも呼ばれ、「文明に対し人間が文字を発明して以来の衝撃をもたらしつつある」という指摘もある。
・検索サービスを核に進化するインターネットの新たな波が、我々の暮らしや社会にどのような影響を及ぼしつつあるのかを伝える。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
●『グーグルは今のままでは日本人の人生を変えることはできない』 GIGAZINEの記事~抜粋
◆上位15位以内どころか、もっと上位でないと存在しないも同じ
・番組中では検索結果のトップ5、最低でも上位15位までに入らないとそのページは存在しないも同じだ、という話がありましたが、日本の場合はトップから第3位までとそれ以下では絶望的な差があります。1位と2位、2位と3位も極端なまでに差があります。そのため、海外では10位以内に入ると収益が急拡大しますが、日本ではさらに上位にまで入らないと急拡大はしません。これは実際にGIGAZINEの取引先のうちのいくつかの会社や個人事業主がまさにこのパターンでした。
◆コンテンツマッチはさらに前へ
・さらに番組中で検索の内容と連動するAdSense・AdWordsの効果について触れられていました。これはたとえば、アサガオというフレーズについて検索した人にアサガオの種の広告を出せば、クリックされる率が飛躍的に上昇するという理論に基づいた方式です。以下のページでGoogleが解説しています。
◆日本ではヤフーの方が強い
・それはそうと、日本でGoogle AdSenseのクリック単価が上昇しないのは、参加する企業が他国と比べればまだ少なく、結果としてオークション方式のクリック単価が上昇しないためです(競争が行われないと単価は上昇しない)。
・この原因は、日本においてはヤフーが検索市場で第1位であるという事実が背景にあります。そして、そのヤフーの検索結果に広告を出す方が儲かる(コストパフォーマンスが高いという意味であって敷居が低いという意味ではない)という事実があるためです。ヤフーの検索結果に合わせて広告を出す方式は以下のサイトで解説しています。Google AdWordsと同じく、一般のユーザーでも広告を出すことは可能です。
・そして、「日本においてはヤフーの方がシェアが上」という事実の前に把握しておくべき事があります。それは米国での状況です。今回のNHKの番組では米国が取材の主な舞台となっており、米国におけるGoogleの市場シェアは2006年12月で47.3%、Yahoo!は28.5%、MSNは10.5%です。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070122_google_change/
●NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」
・いつもNHKにけちをつけているので、たまにはNHKの番組を宣伝します。
・その番組は21日(日)のNHKスペシャル、「グーグル革命の衝撃」です。
・この手の番組は民放ではちょっと期待できないのです。
・以下は実際に取材にあたった制作者からLabブログ向けにもらったコメンだそうです。
(制作者からの一言)
・これまでほとんど外部に明らかにされてこなかったグーグル本社の様子や、検索業界の裏側を長期間にわたって取材した番組です。
・取材を通じて、何気なく私たちがふだん行っている「検索」という行為をめぐって、人々や企業が、今、巨大な変化を始め・ていると感じました。
番組を通じて、皆さんがふだん何気なく行っている「検索」について、改めて見つめなおす機会になれば幸いです。
‥ということで、なかなかリキの入った番組になっていそうです。
http://zubuneri.blog4.fc2.com/blog-entry-1332.html
●「グーグル革命」というタイトルで NHKでスペシャルが放送されていた。今のWeb2.0との呼ばれる技術を含め 検索に関しては、どこまでも貪欲に研究されているインターネットの大御所。
・昔(1999年くらいにだったかな?)にGoogleに はじめてアクセスしたときは、ほんとに検索だけに特化された マニアックなサイトでした。ま、今もあんまり表見変わらんけど。
・で、番組では、 Googleのシステムだけに頼って アフリエイトで日常の生活費まで(日本円で約90万円)も稼いでいる人の紹介や 検索ランキングを上位5番内にするための SEMに企業生命を賭けている社長の紹介など 今のインターネットの現状を紹介されていました。
・これはアメリカだけでなく、日本も同じです。ただ、日本ではまだ圧倒的にYahoo!が強いので これが数年後、Googleが台頭してくるのかが 非常に興味深いところです。
http://www.technorati.jp/search/google%20nhk?language=ja
●1/21、NHKスペシャル「グーグル」なんか奥歯にモノが挟まったような言い方、の演出
・私には、何ともグロテスクな状況に思える。いきなり検索できなくなった企業と係争中の法廷では弁護士を通じて「グーグルに利益にならない名称を表示する義務はない」と、ある意味「正論」を吐きながら一方で、「あなた方が情報を提供してくれればくれるほど、より多くの情報が提供できる」と喜色満面、自信たっぷりの表情でコメントするのは、矛盾してないか?社員の夢とやらも同様だ。だから中国政府の情報統制に協力したのか?
・肥大化する自己矛盾を抱えてGoogleは増殖し続けるか?私はどこかでしっぺ返しを受けると思う。
http://tobeisao.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/121google_9bac.html