
●今年はオリンピックの年‥
そこで、秋本治さん作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の登場人物‥「日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)」 あれこれです。
●ウィキペディア(Wikipedia)では‥
日暮 熟睡男
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治原作)の登場人物。
テレビアニメ版での声優:牛山茂(7~125話)、今井敦(126話~)
・亀有公園前派出所に勤務する警官で作品中最強キャラ。
・2月29日生まれ。身長165cm、体重48kg
(実際はかなりの肥満体なのだが、4年眠っている間に痩せてしまう)
・日暮と言う苗字の由来は、他のキャラクターの苗字も葛飾区や足立区、荒川区・千葉県松戸市等の地名から苗字を取られているように日暮里よりは、松戸市日暮が濃厚。
・ものぐさで新人のころは月三回のペースで出勤していたが、だんだんエスカレートして4年に一度、夏季オリンピックが行われる年にしか目覚めない(但し、1986年に無理やり起こされたり、2002年に日韓ワールドカップ開催時に両津の騒動のせいで突然起きたことがある)。そのため、「オリンピック男」「オリンピックキャラクター」という別名がある。
・警察をクビにならないのは予知能力や念写能力、瞬間移動能力(144巻で習得)を持っており、その能力を使って行方不明者の捜索など迷宮入りとなった事件、難事件を解決するため(派出所勤務だが、登場回数が極端に少ないため、葛飾署に異動になった)
・モスクワオリンピック開始の初登場時には単に「勘がいい」だけだったのだが、後にこれが予知能力者となり、次いで念写能力を持つようになり、以降はほぼ登場ごとに能力が一つ増えていった。夏季オリンピックが行われない年に起こすと非常に寝起きが悪く、町を破壊してしまうほど暴れてしまう(一番の被害者は両津)。また、起きているときあまりに酷使された場合、眠りに入ることができなくなることもある。
・4年に1度しか登場しないためにその登場を終えて4年の間に初めて「こち亀」を見るビギナー読者のために再登場の際は度々、両津や部長が過去に登場したコマを見せて説明する。特にアテネの際は部長がただわかり易く説明するだけで終わったが、アニメでは毎年と言っていいほど頻繁に登場していたので、説明を割愛されることが多かった。
・両津と同じニコニコ寮に住んでいるが、4年間日暮の部屋が開けられることが無い。部屋の扉は錆付き廃墟同然となっており、中ももの凄いこと(巨大な食虫植物が発生したり、三葉虫も出たりする。一度は食虫植物に食われかけていたこともある)になり登場回数を増やすごとに迫力が増している(100巻で一度改装したため別注や2000年以降はきれいな部屋である)
・趣味は化学であり、異種生物交配による新種生物製造に凝っていたことがある。
・4年ごとに目覚めるため、過去4年間の社会の変化についていけない描写が多数存在する。例えば1980年に目覚めた時には中川に『私、キャンディーズのファンでして、今度コンサートに行きましょう』と言っており、既に1978年に解散していることを知らなかった。1991年に目覚めた際には缶ジュースが110円に値上げされた事を知らずに100円で買おうとして商品が出てこず、念力で自動販売機を曲げて破壊するなど犯罪行為(窃盗罪、器物破損罪)も犯しているが、罪に問われた形跡はない。
・しかし、1986年に途中で無理やり起こされた時にはマラソンの中村清監督が1985年に事故死したことなど何故か睡眠中の出来事を熟知しており(1986年に日暮が無理やり起こされる前に就寝についたのは1984年)、「睡眠学習で記憶している」と言われたこともある。
・第62巻には兄と電話をしていた。別注巻では弟・起男と決闘している(ただし、弟の存在は別注だけの設定)。この回から町を破壊するエネルギー弾を発射出来るようになった(また、超サイヤ人みたいにオーラが出たりする)
・アニメではオリンピックの開催されていない年に起きて暴れることがほとんどであった。
・初登場は1980年(モスクワオリンピックの年)。初登場の回の大原の台詞から推測するに、この作品は1976年のモントリオールオリンピックの直後に連載が始まっており、連載4周年を迎えて、オリンピックの時のみ目覚めるキャラクターをネタ的要素で1回の登場のつもりで出し、作者も次週にはすっかり忘れていた。しかし、その後も連載が続いたため、読者の要望もあって何回も出す結果になったと思われる。編集者は「4年に1回しか登場しないキャラクターはこち亀しかできない」と述べている。
・日暮が寝る際は大量の食事と水分を摂り、ヒゲと髪を剃り、深爪にしてからベッドに向う。これは熊の冬眠同様4年間の睡眠に耐えるための栄養補給であり、日暮は脂肪分が多いために行うことが出来る。ちなみにこの過程を同僚の両津曰く「儀式」と呼んでいる。
●日暮 起男
・熟睡男の弟であり、兄とは正反対の4年間眠らず、一流企業に課長として勤め、世界を駆け回って何千億円の契約をまとめる超企業戦士(ハイパービジネスソルジャー)である。兄と同じく超能力も使える。
・熟睡男が1996年夏に起床し、その後就寝した直後の同年秋、街で偶然見かけたビジネススーツ姿の人影が熟睡男そっくりだと主張する両津が、確認をとるために寮の熟睡男の部屋に訪れた。部屋は改装直後であり、布団の上でこち亀を全巻読んでいる最中の99巻で力尽きて寝ている姿が発見された。その後、両津に無理矢理起こされ、寝不足で狂暴化し、街を破壊して暴れ回る兄の怒りを鎮めるために弟の起男が立ち上がり、バトル漫画さながらの超能力バトルを繰り広げた。しかし、その最中に今日が4年に1度の眠る日(11月26日)だということ思い出し、戦いの最中に寝てしまうのだった。
・このキャラクターは1996年に連載1000回記念の一環として読者からのアイデアを募集し、その中から選ばれた最優秀集作品を元に原作者によって描かれた作品である。そのため設定などは本編とは一切関係の無いものとされている。
●「こち亀ぱーく」では‥
日暮 熟睡男(ひぐらしねるお)4年に1度、オリンピックの年に登場し、予知能力で事件解決
巻数/タイトル/備考
21巻 (6話) うらしまポリス !? モスクワオリンピック
41 (6) 五輪男・日暮再登場 ロサンゼルスオリンピック
49 (7) オリンピックにゃまだ早い 4年経つ前に起こされる
62 (4) 五輪男・日暮巡査の秘密! ソウルオリンピック
81 (1) 忘れて!日暮くん… バルセロナオリンピック
100 (9) 日暮巡査の潜在能力!? アトランタオリンピック
123 (1) 2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する !! シドニーオリンピック
144 (1) 4年に一度の日暮祭 アテネオリンピック
http://teshumon.fc2web.com/kamedata/character/higurasi.htm
●「POP WEB JUNP」では‥
「日暮 熟睡男」
葛飾署亀有公園前派出所勤務。2月29日生。4年に一度オリンピックイヤーに目覚め、1日だけ仕事をしてはまた眠りにつく。予知や念写の超能力がありその能力で捜査に貢献しているために、そんな生活でもクビにならない。オリンピック開催年以外の年に起こしてしまうと、大変なことに…!
http://jump.shueisha.co.jp/kame/charalist/index.html
●「キャラクター プレヴュー」では‥
・日暮 熟睡男 ひぐらしねるお
・原作初登場 21-6「うらしまポリス!?の巻」
・アニメ初登場 96年8月11日「覚めよ!冬眠警官」
・総登場回数 7回
・推定年齢 35歳
・声 牛山茂
・元は派出所勤務だったが極端なものぐさが高じて出勤間隔が長くなり、ついには4年に一度しか出勤しなくなった。 出勤のたびに予知、念写、念力などを操り難事件の捜査を行うためクビにはならない。彼には4年の睡眠が必要であり、途中で起こされると 、暴れて何者にも手におえなくなる。起男と言う読者が考えた兄が出てきたことも・・・・ 別名オリンピック男。
http://bojyou.kdn.jp/kya/higurashi.htm
●「こち亀データベース」では‥
日暮 熟睡男(ひぐらし・ねるお)
【21-6・41-6・49-7・62-4・81-1・100-9・123-1・144-1・別注-12・名前のみ[88-8・153-6]】
両さんの同僚警官で、極端なものぐさが高じて四年に一度しか出勤しなくなってしまった男。それ以外はずっと寝ており、途中で起こされると鬼神のごとく怒り出す(美人の姿を見るとおさまり、元来の静かな性格に)。
21-6(1980年)の初登場以降、(基本的に)四年に一度しか登場エピソードが描かれていないという、超長期連載漫画・こち亀ならではのキャラクター。“オリンピック男”として、すっかり名物になっている。難事件を解決するズバぬけたカン(超能力)があるため、四年間欠勤でもクビになる事はない。
近年は体から衝撃波を発したり(81-1等)空を飛んだり(JUMP COMICS「別注こち亀」の番外編エピソード)と、登場のたびに超能力がパワーアップ。144-1では、半端ながら瞬間移動(テレポーテーション)能力も身に付けていた。
元々は太っているが、四年間の睡眠中にエネルギーを使ってしまうため、登場時はいつもガリガリに痩せている。化学が好きらしい。
本来はニコニコ寮に住んでいるが、近年(100-9以降)は「4年の間に何処かへ消えてしまい、その捜索でストーリーが進む」パターンも多い。
「カメダス2」によると、誕生日は2月29日(本田と同じ)・血液型はA型、身長165cm・体重48kg(起床時と思われる)。家族は父母と兄の存在が確認されているが、詳細は不明(弟・起男は「別注こち亀」収録の番外編のみに存在)
http://www.maxaydar.net/kame/index.html
第1回 21-6「うらしまポリス!?の巻」
モスクワオリンピックのテレビ中継を見終え しみじみとする両さんだったが、突然思い出す。「部長!今年は日暮が出勤する年です!」 不思議そうに「だれですその人?」と聞く中川に、部長は四年に一度出勤する警官・日暮の話をする…。
・こち亀ファンなら誰もが知る名物キャラ、四年に一度の男・日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)の初登場編です。
・後には超能力で空まで飛ぶようになってしまう日暮ですが、この頃は「ずばぬけてカンがいい」程度の表現となっています。
・冒頭で、世界情勢について淡々と語る両さん達。1980年のモスクワ五輪は、ソ連(当時)のアフガニスタン侵攻を受け、日本を含む多数の国が参加をボイコットする事態となっていました。
第2回 41-6「五輪(オリンピック)男・日暮再登場の巻」
ロサンゼルスオリンピック開催。両さんは ふと、「オリンピックといえば…4年前になにか…」と思い出す…。そう、四年に一度の男・日暮を起こしに行かなければならないのだ。嫌々ながら彼の部屋を訪ねる両さんだが、その荒廃ぶりは凄まじかった。
・日暮、二度目の登場。行くたびに部屋が秘境化していく、後の定番パターンの最初でもあります。
・秋本先生は、「当時は日暮の存在をすっかり忘れていたが、読者のハガキで指摘されて思い出し登場させた」と後の談話で語っています。
第3回 49-7「オリンピックにゃまだ早いの巻」
日暮に金を貸していた男が、寮で寝ている日暮を起こしてしまった。睡眠不足の日暮は理性を失い、超能力を全開にして暴れ回る。優の協力で何とか収拾をつけた両さんだが…。
・四年に一度の男・日暮、前回の出演から二年で勇み足登場。寝不足の不機嫌さも手伝ってか、超能力は前回以上のパワーを見せています。
第4回 62-4「五輪男(オリンピックボーイ)・日暮巡査の秘密!の巻」
四年間の睡眠を終え、両さんに起こされた日暮。超能力で次々と仕事を片付けて行くが、また次第に眠気が。仕事を全て終えるまで寝かせる訳にはいかないと、両さんはスタミナドリンク漬けで日暮を奮起させる。
・名物男・日暮、49-7に続く四度目の登場。バブルによる地価高騰や新札の発行など、ここ四年のニュースをギャグとして見せてくれます。
第5回 81-1「忘れて!日暮くん…の巻」
テレビでバルセロナ五輪を見ていた両さんは、日暮の事を思い出した。預かっていた貯金を使い込んでしまったため日暮に会いたくない両さんだが、部長に命令され仕方なく起こしに行く。しかし部屋に日暮の姿は見えず…?
・62-4から四年が経ち、名物男・日暮、5度目の登場。部屋が古代化していくルーティンギャグも、来る所まで来ました(笑)。ちなみに、化学の好きな日暮が変な薬品や植物を部屋に置いていたのが、古代化の理由だそうです。
・ソビエト連邦崩壊、東西ドイツ統一、湾岸戦争、元号が昭和から平成へ、消費税導入…と、1988~92年が激動の四年間だった事が、劇中のセリフで実感できます。
第6回 88-8「来たれ!ニコニコ寮!!の巻」
ニコニコ寮のおばちゃんが風邪で入院。その間寮の仕切りを任された両さんは、人が少なくて怖いという板池らの頼みを聞き、空室に民間人を入居させ始める。だが、予想以上に儲かる事を知って…。
・5-6から登場している寮のおばちゃんの名字が、吉原(よしわら)と判明。フルネーム(吉原トメ)は、後の「カメダス2」(2001年発売)で明かされています。
・100-9によると、今話で登場のカプセル部屋(ニコニコ寮の庭に設置)の中には日暮も寝ていたようです。劇中で閉まっているカーテンの向こう側?
第7回 100-9「日暮巡査の潜在能力!?の巻」
アトランタ五輪をTVで見ていた両さん達は、日暮を起こす年が来た事を思い出す。寮へ起こしに向かうものの、いつも原生林化していた部屋はすっかり綺麗になり、日暮の姿も無かった。必死に日暮を探す一同は…。
・名物オリンピック男・日暮、六度目の登場です。前回(81-1)まではどんどん古代化していった彼の部屋ですが、今回は少し変化球。
・本誌では巻頭カラーで掲載された、23ページのエピソード。
・日暮は、ニコニコ寮の庭に設置されたカプセル部屋(88-8に登場。今話では既に廃棄)に寝ていたそうです。88-8(これより二年前のエピソード)で初めて設置されたのかと思ったら、結構 古くから置かれていたんですね。
第8回 123-1「2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する!!の巻」
シドニー五輪をテレビで見ていた両さん達は、オリンピック男・日暮の事を思い出す。四年前「人間カプセル会社」で冬眠に入った日暮だが、会社は既に潰れていた…。日暮入りカプセルを必死に探す両さん達だが、その行方は何と…。
・100-9から四年が経過し、オリンピック男・日暮の登場です。前回の「行方を探すパターン」が更にエスカレートし、日暮自身の登場はなんとラスト2ページ(7コマ)のみ。
・日暮熟睡男の弟・日暮起男(「別注こち亀」収録エピソードに登場)の事がセリフ中に登場していますが、彼は こち亀正史には存在しない事になっているようです。
第9回 144-1「4年に1度の日暮祭(ひぐらしまつり)の巻」
今年は自分から起きて来た日暮。物をテレポーテーション(瞬間移動)させる超能力を新たに得たと語り、両さん達を驚かせる。そんな折、日本へ運ばれて来た五輪聖火の強奪事件が発生。部長は、日暮の超能力で両さんを立てこもり現場へ突入させる。
・オリンピック男・日暮熟睡男が、123-1以来4年ぶりの登場。「なんか毎日オリンピックやってない?」は、彼ならではの名言です。
・本誌掲載時には、本編前の2色カラーページで1980年・84年・88年・92年・96年・2000年の各オリンピックと、それぞれの年の日暮登場エピソードが紹介されていました。
参考にさせていただいたHP
http://www.maxaydar.net/kame/index.html
http://bojyou.kdn.jp/kya/higurashi.htm
http://teshumon.fc2web.com/kamedata/character/higurasi.htm
http://bojyou.kdn.jp/kya/higurashi.htm
ウィキペディア(Wikipedia)
そこで、秋本治さん作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の登場人物‥「日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)」 あれこれです。
●ウィキペディア(Wikipedia)では‥
日暮 熟睡男
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治原作)の登場人物。
テレビアニメ版での声優:牛山茂(7~125話)、今井敦(126話~)
・亀有公園前派出所に勤務する警官で作品中最強キャラ。
・2月29日生まれ。身長165cm、体重48kg
(実際はかなりの肥満体なのだが、4年眠っている間に痩せてしまう)
・日暮と言う苗字の由来は、他のキャラクターの苗字も葛飾区や足立区、荒川区・千葉県松戸市等の地名から苗字を取られているように日暮里よりは、松戸市日暮が濃厚。
・ものぐさで新人のころは月三回のペースで出勤していたが、だんだんエスカレートして4年に一度、夏季オリンピックが行われる年にしか目覚めない(但し、1986年に無理やり起こされたり、2002年に日韓ワールドカップ開催時に両津の騒動のせいで突然起きたことがある)。そのため、「オリンピック男」「オリンピックキャラクター」という別名がある。
・警察をクビにならないのは予知能力や念写能力、瞬間移動能力(144巻で習得)を持っており、その能力を使って行方不明者の捜索など迷宮入りとなった事件、難事件を解決するため(派出所勤務だが、登場回数が極端に少ないため、葛飾署に異動になった)
・モスクワオリンピック開始の初登場時には単に「勘がいい」だけだったのだが、後にこれが予知能力者となり、次いで念写能力を持つようになり、以降はほぼ登場ごとに能力が一つ増えていった。夏季オリンピックが行われない年に起こすと非常に寝起きが悪く、町を破壊してしまうほど暴れてしまう(一番の被害者は両津)。また、起きているときあまりに酷使された場合、眠りに入ることができなくなることもある。
・4年に1度しか登場しないためにその登場を終えて4年の間に初めて「こち亀」を見るビギナー読者のために再登場の際は度々、両津や部長が過去に登場したコマを見せて説明する。特にアテネの際は部長がただわかり易く説明するだけで終わったが、アニメでは毎年と言っていいほど頻繁に登場していたので、説明を割愛されることが多かった。
・両津と同じニコニコ寮に住んでいるが、4年間日暮の部屋が開けられることが無い。部屋の扉は錆付き廃墟同然となっており、中ももの凄いこと(巨大な食虫植物が発生したり、三葉虫も出たりする。一度は食虫植物に食われかけていたこともある)になり登場回数を増やすごとに迫力が増している(100巻で一度改装したため別注や2000年以降はきれいな部屋である)
・趣味は化学であり、異種生物交配による新種生物製造に凝っていたことがある。
・4年ごとに目覚めるため、過去4年間の社会の変化についていけない描写が多数存在する。例えば1980年に目覚めた時には中川に『私、キャンディーズのファンでして、今度コンサートに行きましょう』と言っており、既に1978年に解散していることを知らなかった。1991年に目覚めた際には缶ジュースが110円に値上げされた事を知らずに100円で買おうとして商品が出てこず、念力で自動販売機を曲げて破壊するなど犯罪行為(窃盗罪、器物破損罪)も犯しているが、罪に問われた形跡はない。
・しかし、1986年に途中で無理やり起こされた時にはマラソンの中村清監督が1985年に事故死したことなど何故か睡眠中の出来事を熟知しており(1986年に日暮が無理やり起こされる前に就寝についたのは1984年)、「睡眠学習で記憶している」と言われたこともある。
・第62巻には兄と電話をしていた。別注巻では弟・起男と決闘している(ただし、弟の存在は別注だけの設定)。この回から町を破壊するエネルギー弾を発射出来るようになった(また、超サイヤ人みたいにオーラが出たりする)
・アニメではオリンピックの開催されていない年に起きて暴れることがほとんどであった。
・初登場は1980年(モスクワオリンピックの年)。初登場の回の大原の台詞から推測するに、この作品は1976年のモントリオールオリンピックの直後に連載が始まっており、連載4周年を迎えて、オリンピックの時のみ目覚めるキャラクターをネタ的要素で1回の登場のつもりで出し、作者も次週にはすっかり忘れていた。しかし、その後も連載が続いたため、読者の要望もあって何回も出す結果になったと思われる。編集者は「4年に1回しか登場しないキャラクターはこち亀しかできない」と述べている。
・日暮が寝る際は大量の食事と水分を摂り、ヒゲと髪を剃り、深爪にしてからベッドに向う。これは熊の冬眠同様4年間の睡眠に耐えるための栄養補給であり、日暮は脂肪分が多いために行うことが出来る。ちなみにこの過程を同僚の両津曰く「儀式」と呼んでいる。
●日暮 起男
・熟睡男の弟であり、兄とは正反対の4年間眠らず、一流企業に課長として勤め、世界を駆け回って何千億円の契約をまとめる超企業戦士(ハイパービジネスソルジャー)である。兄と同じく超能力も使える。
・熟睡男が1996年夏に起床し、その後就寝した直後の同年秋、街で偶然見かけたビジネススーツ姿の人影が熟睡男そっくりだと主張する両津が、確認をとるために寮の熟睡男の部屋に訪れた。部屋は改装直後であり、布団の上でこち亀を全巻読んでいる最中の99巻で力尽きて寝ている姿が発見された。その後、両津に無理矢理起こされ、寝不足で狂暴化し、街を破壊して暴れ回る兄の怒りを鎮めるために弟の起男が立ち上がり、バトル漫画さながらの超能力バトルを繰り広げた。しかし、その最中に今日が4年に1度の眠る日(11月26日)だということ思い出し、戦いの最中に寝てしまうのだった。
・このキャラクターは1996年に連載1000回記念の一環として読者からのアイデアを募集し、その中から選ばれた最優秀集作品を元に原作者によって描かれた作品である。そのため設定などは本編とは一切関係の無いものとされている。
●「こち亀ぱーく」では‥
日暮 熟睡男(ひぐらしねるお)4年に1度、オリンピックの年に登場し、予知能力で事件解決
巻数/タイトル/備考
21巻 (6話) うらしまポリス !? モスクワオリンピック
41 (6) 五輪男・日暮再登場 ロサンゼルスオリンピック
49 (7) オリンピックにゃまだ早い 4年経つ前に起こされる
62 (4) 五輪男・日暮巡査の秘密! ソウルオリンピック
81 (1) 忘れて!日暮くん… バルセロナオリンピック
100 (9) 日暮巡査の潜在能力!? アトランタオリンピック
123 (1) 2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する !! シドニーオリンピック
144 (1) 4年に一度の日暮祭 アテネオリンピック
http://teshumon.fc2web.com/kamedata/character/higurasi.htm
●「POP WEB JUNP」では‥
「日暮 熟睡男」
葛飾署亀有公園前派出所勤務。2月29日生。4年に一度オリンピックイヤーに目覚め、1日だけ仕事をしてはまた眠りにつく。予知や念写の超能力がありその能力で捜査に貢献しているために、そんな生活でもクビにならない。オリンピック開催年以外の年に起こしてしまうと、大変なことに…!
http://jump.shueisha.co.jp/kame/charalist/index.html
●「キャラクター プレヴュー」では‥
・日暮 熟睡男 ひぐらしねるお
・原作初登場 21-6「うらしまポリス!?の巻」
・アニメ初登場 96年8月11日「覚めよ!冬眠警官」
・総登場回数 7回
・推定年齢 35歳
・声 牛山茂
・元は派出所勤務だったが極端なものぐさが高じて出勤間隔が長くなり、ついには4年に一度しか出勤しなくなった。 出勤のたびに予知、念写、念力などを操り難事件の捜査を行うためクビにはならない。彼には4年の睡眠が必要であり、途中で起こされると 、暴れて何者にも手におえなくなる。起男と言う読者が考えた兄が出てきたことも・・・・ 別名オリンピック男。
http://bojyou.kdn.jp/kya/higurashi.htm
●「こち亀データベース」では‥
日暮 熟睡男(ひぐらし・ねるお)
【21-6・41-6・49-7・62-4・81-1・100-9・123-1・144-1・別注-12・名前のみ[88-8・153-6]】
両さんの同僚警官で、極端なものぐさが高じて四年に一度しか出勤しなくなってしまった男。それ以外はずっと寝ており、途中で起こされると鬼神のごとく怒り出す(美人の姿を見るとおさまり、元来の静かな性格に)。
21-6(1980年)の初登場以降、(基本的に)四年に一度しか登場エピソードが描かれていないという、超長期連載漫画・こち亀ならではのキャラクター。“オリンピック男”として、すっかり名物になっている。難事件を解決するズバぬけたカン(超能力)があるため、四年間欠勤でもクビになる事はない。
近年は体から衝撃波を発したり(81-1等)空を飛んだり(JUMP COMICS「別注こち亀」の番外編エピソード)と、登場のたびに超能力がパワーアップ。144-1では、半端ながら瞬間移動(テレポーテーション)能力も身に付けていた。
元々は太っているが、四年間の睡眠中にエネルギーを使ってしまうため、登場時はいつもガリガリに痩せている。化学が好きらしい。
本来はニコニコ寮に住んでいるが、近年(100-9以降)は「4年の間に何処かへ消えてしまい、その捜索でストーリーが進む」パターンも多い。
「カメダス2」によると、誕生日は2月29日(本田と同じ)・血液型はA型、身長165cm・体重48kg(起床時と思われる)。家族は父母と兄の存在が確認されているが、詳細は不明(弟・起男は「別注こち亀」収録の番外編のみに存在)
http://www.maxaydar.net/kame/index.html
第1回 21-6「うらしまポリス!?の巻」
モスクワオリンピックのテレビ中継を見終え しみじみとする両さんだったが、突然思い出す。「部長!今年は日暮が出勤する年です!」 不思議そうに「だれですその人?」と聞く中川に、部長は四年に一度出勤する警官・日暮の話をする…。
・こち亀ファンなら誰もが知る名物キャラ、四年に一度の男・日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)の初登場編です。
・後には超能力で空まで飛ぶようになってしまう日暮ですが、この頃は「ずばぬけてカンがいい」程度の表現となっています。
・冒頭で、世界情勢について淡々と語る両さん達。1980年のモスクワ五輪は、ソ連(当時)のアフガニスタン侵攻を受け、日本を含む多数の国が参加をボイコットする事態となっていました。
第2回 41-6「五輪(オリンピック)男・日暮再登場の巻」
ロサンゼルスオリンピック開催。両さんは ふと、「オリンピックといえば…4年前になにか…」と思い出す…。そう、四年に一度の男・日暮を起こしに行かなければならないのだ。嫌々ながら彼の部屋を訪ねる両さんだが、その荒廃ぶりは凄まじかった。
・日暮、二度目の登場。行くたびに部屋が秘境化していく、後の定番パターンの最初でもあります。
・秋本先生は、「当時は日暮の存在をすっかり忘れていたが、読者のハガキで指摘されて思い出し登場させた」と後の談話で語っています。
第3回 49-7「オリンピックにゃまだ早いの巻」
日暮に金を貸していた男が、寮で寝ている日暮を起こしてしまった。睡眠不足の日暮は理性を失い、超能力を全開にして暴れ回る。優の協力で何とか収拾をつけた両さんだが…。
・四年に一度の男・日暮、前回の出演から二年で勇み足登場。寝不足の不機嫌さも手伝ってか、超能力は前回以上のパワーを見せています。
第4回 62-4「五輪男(オリンピックボーイ)・日暮巡査の秘密!の巻」
四年間の睡眠を終え、両さんに起こされた日暮。超能力で次々と仕事を片付けて行くが、また次第に眠気が。仕事を全て終えるまで寝かせる訳にはいかないと、両さんはスタミナドリンク漬けで日暮を奮起させる。
・名物男・日暮、49-7に続く四度目の登場。バブルによる地価高騰や新札の発行など、ここ四年のニュースをギャグとして見せてくれます。
第5回 81-1「忘れて!日暮くん…の巻」
テレビでバルセロナ五輪を見ていた両さんは、日暮の事を思い出した。預かっていた貯金を使い込んでしまったため日暮に会いたくない両さんだが、部長に命令され仕方なく起こしに行く。しかし部屋に日暮の姿は見えず…?
・62-4から四年が経ち、名物男・日暮、5度目の登場。部屋が古代化していくルーティンギャグも、来る所まで来ました(笑)。ちなみに、化学の好きな日暮が変な薬品や植物を部屋に置いていたのが、古代化の理由だそうです。
・ソビエト連邦崩壊、東西ドイツ統一、湾岸戦争、元号が昭和から平成へ、消費税導入…と、1988~92年が激動の四年間だった事が、劇中のセリフで実感できます。
第6回 88-8「来たれ!ニコニコ寮!!の巻」
ニコニコ寮のおばちゃんが風邪で入院。その間寮の仕切りを任された両さんは、人が少なくて怖いという板池らの頼みを聞き、空室に民間人を入居させ始める。だが、予想以上に儲かる事を知って…。
・5-6から登場している寮のおばちゃんの名字が、吉原(よしわら)と判明。フルネーム(吉原トメ)は、後の「カメダス2」(2001年発売)で明かされています。
・100-9によると、今話で登場のカプセル部屋(ニコニコ寮の庭に設置)の中には日暮も寝ていたようです。劇中で閉まっているカーテンの向こう側?
第7回 100-9「日暮巡査の潜在能力!?の巻」
アトランタ五輪をTVで見ていた両さん達は、日暮を起こす年が来た事を思い出す。寮へ起こしに向かうものの、いつも原生林化していた部屋はすっかり綺麗になり、日暮の姿も無かった。必死に日暮を探す一同は…。
・名物オリンピック男・日暮、六度目の登場です。前回(81-1)まではどんどん古代化していった彼の部屋ですが、今回は少し変化球。
・本誌では巻頭カラーで掲載された、23ページのエピソード。
・日暮は、ニコニコ寮の庭に設置されたカプセル部屋(88-8に登場。今話では既に廃棄)に寝ていたそうです。88-8(これより二年前のエピソード)で初めて設置されたのかと思ったら、結構 古くから置かれていたんですね。
第8回 123-1「2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する!!の巻」
シドニー五輪をテレビで見ていた両さん達は、オリンピック男・日暮の事を思い出す。四年前「人間カプセル会社」で冬眠に入った日暮だが、会社は既に潰れていた…。日暮入りカプセルを必死に探す両さん達だが、その行方は何と…。
・100-9から四年が経過し、オリンピック男・日暮の登場です。前回の「行方を探すパターン」が更にエスカレートし、日暮自身の登場はなんとラスト2ページ(7コマ)のみ。
・日暮熟睡男の弟・日暮起男(「別注こち亀」収録エピソードに登場)の事がセリフ中に登場していますが、彼は こち亀正史には存在しない事になっているようです。
第9回 144-1「4年に1度の日暮祭(ひぐらしまつり)の巻」
今年は自分から起きて来た日暮。物をテレポーテーション(瞬間移動)させる超能力を新たに得たと語り、両さん達を驚かせる。そんな折、日本へ運ばれて来た五輪聖火の強奪事件が発生。部長は、日暮の超能力で両さんを立てこもり現場へ突入させる。
・オリンピック男・日暮熟睡男が、123-1以来4年ぶりの登場。「なんか毎日オリンピックやってない?」は、彼ならではの名言です。
・本誌掲載時には、本編前の2色カラーページで1980年・84年・88年・92年・96年・2000年の各オリンピックと、それぞれの年の日暮登場エピソードが紹介されていました。
参考にさせていただいたHP
http://www.maxaydar.net/kame/index.html
http://bojyou.kdn.jp/kya/higurashi.htm
http://teshumon.fc2web.com/kamedata/character/higurasi.htm
http://bojyou.kdn.jp/kya/higurashi.htm
ウィキペディア(Wikipedia)