牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

全てはアブサンの夢の中? 勅使川原三郎「ランボー詩集」@東京芸術劇場

2023-08-14 12:42:20 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          
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昨夕、池袋の東京芸術劇場・プレイハウスへ。





家人が行けなくなった勅使川原三郎のダンス・プロジェクト「ランボー詩集」

元々ダンスにはあまり土地勘はなく、勅使川原もメディアで見聞きするくらいなのですが、いや、面白かったです。





舞台の中央には、3m×3.5mくらいの巨大な本(詩集?)をモチーフにしたセットが置かれていて、縦置きされたページの間をダンサーが出たり入ったり。

この「本」は途中で開かれて屏風のようになり、後半には1ページ1ページ取り外されて闇に消えていきます。

音楽は、、、、ファンキーな音楽/ノイズとバッハのマタイ受難曲のようなアリア/コラールとが、ある時はシームレス、ある時は急展開で行ったり来たり。照明もそう。

こうした舞台の上で、不安定な勅使川原のダンスと、疾走感あふれる他の3人のダンサーの振り付けも行ったり来たり感があって、これら含めすべてを勅使川原一人で構成しているのが実感できる、飽きないステージでした。

ランボーのことは、早熟かつ天才的な詩人?ということくらいしか知りませんが、創造や激情、絶望などを行き来する姿が描かれているのかな、とも。



酒屋的にはランボーとアブサンと言うのが思い起こされますね。



ネットで探ったら、「渇の喜劇」という詩などにアブサンも出ていました(青空文庫-中原中也訳)。


III 仲間

おい、酒は浜辺に
浪をなし!

ピリツとくる奴、苦味酒(ビットル)は
山の上から流れ出す!

どうだい、手に入れようではないか、
緑柱めでたきかのアプサン宮(きゅう)……

小生。――なにがなにやらもう分らんぞ。
ひどく酔つたが、勘免しろい。

俺は好きだぞ、随分好きだ、
池に漬つて腐るのは、
あの気味悪い苔水の下
漂ふ丸太のそのそばで。



こんな場面もあった、かな。
全てはアブサンの夢の中なのかもしれません。






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今日もまた新川。新川の町内会の連合会は「京橋八の部」というそうで、タコのキャラクターもいるそうです。

2023-08-12 11:01:41 | 新川大神宮と新川
                          
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昨日のジョギングでは足の向くまま富岡八幡宮のお祭りの準備に忙しい新川に走っていきましたが、神酒所の場所とかも把握せず、渡御のルートなども今イチわからずとちょっと反省。

そんなわけで関連情報を探していて、こんなHPアドレスを見つけました。


https://shinkawa8.jp/community


「shinkawa8.jp」というドメインですが、「新川8」という意味でしょうか?

それって何のことかとクリックしたら、「京橋八の部連合町会」というページ
この連合会、中央区の自治会組織の一つで、

新川1丁目2丁目となる八の部連合町会は、7つの町会より成されており、川で囲まれた明正小学校通学区域が“まるっと”重なっている稀有なエリアです。


と書いてあって、7町会の図も出ています。





なるほど、新川の水路跡を境に新川一丁目が「北町会・東町会」と「西町会・南町会」に分かれているんですね。
また、新川二丁目は霊一、越一、越二、の3つ

脳内で昨日の神酒所の分布と重ね合わせ、雰囲気は判りました。

半面、いま一つ分からないというか知らなかったのが、このページによれば、新川エリアにご当地キャラクターがいるそうです。





八の部地区で活躍中!
中央区で活動する虹色のタコのキャラクター
新川 多幸八(しんかわ たこはち)は
ここ新川、京橋八の部地区で誕生したんでチュよ~
★ご当地キャッチコピー
「虹色七色七町会 京橋八の部に幸多かれ」




新川 多幸八(しんかわ たこはち)さんだそうです。

オフィシャルインスタグラムもあるほどのキャラクターなのに、全然知りませんでしたよ。

お願いしたら年末の新川大神宮の樽酒祭りとかに来ていただけるのかしら。

でも、昨日もいなかったしなぁ。
また今度行ったら探してみましょう。





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富岡八幡宮の祭りの準備は進みます。新川一丁目の皆さんの方が気が短っかいのでしょうか?

2023-08-11 14:56:04 | 新川大神宮と新川
                          
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今朝、皇居の周回コースに向かったのですが、9時の段階でもうカンカン照り。
耐え切れずに日陰を求め、大手町のビルの谷間に入り、東京から日本橋へ。

せっかくなので、昨日も触れた富岡八幡宮の本祭りを控えた新川エリアに向かいます。
茅場町から霊岸橋を渡り、右に曲がったところには早速、新川一(一丁目)北町会の神酒所がありました。





キンミヤ焼酎の宮崎本店さんのビルの前に設営されているのですが、いや、神酒所の写真は難しいですね。
(宮崎本店さんなので、左にある酒樽も「宮の雪」ですね)
お仲間の加島屋さんもお揃いのTシャツ姿で準備をなさっていましたが、「あっちが西町会だよ」とお聞きし、目と鼻の先の神酒所に。

ちょうど旧新川の左岸と右岸で向き合う場所に西町会の神酒所が。

こちらはビルの中というか、倉庫(車庫?)のようなところに設えられています。





建物の内側は畏れ多くて撮れませんでしたが、こういう神酒所の写真もまた難しいですね。

西町会では大星岡村さんの旦那が差配していらして、「あっちが北町会だよ」と対称形のお言葉

「北町会の神酒所は外に出ているので台風が心配だねぇ」とも。

御神輿の渡御についてお聞きすると、道の端々に立っている「御神輿渡御」という白い幟が渡御(とか休憩)コースだと教えて頂き、そこからその白い幟を追いながら新川内をウロウロ



こちらの町会(多分新川二丁目のどこか)は準備途上のようでしたね。



こちらはほぼ完成。



ここも神酒所になるのかな?(新川二丁目系統ですね)。



確かここは新川一丁目南町会


永代橋のたもとで永代通りに出て、茅場町方面へと帰路についた大通り沿いにも神酒所ができていました。



ここは新川一丁目東町


気のせいか、お仲間のいらした北町会、西町会など新川一丁目の4町会の方が早手回しのようですね。気が短っかいのかな(かもね)。

その4町会、確かに北と南は南北の関係だし、東と西も言われて見れば東西ですが、最初に行った北と西が新川沿いのお向かいだしどうなっているのかな?
後で調べてみましょう。


着々と準備が進む中、台風の進路も気になりますが、幸いにもちょっとそれるというか、影響は月曜になりそうなので日曜は無事催行できると良いですね。




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富岡八幡様のお祭りは6年ぶりの本祭り。ご本殿前は「国盛」、深いご縁は「惣花」ですが、「白鷹」も!!!

2023-08-10 12:26:41 | 新川大神宮と新川
                          
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明日から3連休。
業界的には新川地域が氏子になっている富岡八幡さまのお祭りが6年ぶりの本祭りということもあって、新川の各町会にも神酒所が設けられるなど、雰囲気が盛り上がっています。

13日(日)の神輿の渡御(←水掛けが有名ですね)が今朝のニュースなどでも取り上げられていましたし、前日には御鳳輦の渡御が行われます。
(なんでも、。八幡宮の神様が乗られた御鳳輦が地域を渡御し、そのお礼として各町内の神輿渡御が行われるという関係のようです)

御鳳輦と神輿、それぞれの渡御コースもネットにあったので、どちらかを走ってトレースしようと思ったのですが、、、、



(右側が御鳳輦の渡御コース、左は神輿)


御鳳輦の渡御は富岡様から有明、東雲などの湾岸エリアまで行ってから富岡様に戻り、そこから新川までのエリアを細かい町会ごとにグルングルンと巡るコースで、フルマラソンくらいの距離がありそう(なので無理)。

他方、神輿の渡御はエリア的には限られているので距離的には楽そうですが、当日は混んでいるだろうし、そもそも神輿よりは走るほうが速いので、追い抜いてどうするんだ、ということになりそうです。

どうしようなぁ、という悩みはさておき、何日前に頂いた、新川衆からの関連情報(写真)。





とある町会で配られたものらしいのですが、「白鷹」のお燗瓶ではないですか!


どの町会で配られたのか(空間的範囲)や、町会のどんな方々に配られたのか(人的範囲)などは不明ですが、富岡八幡様の氏子地域全世帯だとすると軽く数万(十数万)は行くでしょうし、新川の町会のご縁の方々に、だとすると数百くらいかなぁ。

以前も触れましたが、富岡八幡の本殿前には「国盛」の樽が奉納されていますし、新川・加島屋さんの「惣花」も富岡様とは重要なご縁の銘柄

「白鷹」も、例年幾つかの法人様から奉献酒としてご注文が入っているのは知っていたのですが、このお燗瓶はうれしい発見でした。
(180mlの箱入りのお酒を廃番にしている蔵元さんも多いから、かなぁ)
 

#台風が近寄っているという話もありますが、無事催行されますように。






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生ビールのガスボンベ、通販で買ったら空きボンベはどうするんでしょう? ガスボンベが足りない? 

2023-08-09 17:26:54 | 酒の道具など
                          
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暑いですね。
7月の全国の平均気温は、気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も高かったそうです。

それもありビアガーデン、ビアホールなどは絶好調のようですが、その一方で「ガスボンベが足りない」という声も聞こえています。

その理由としては、飲み屋の議論では、ビアフェスなどのスポット的な需要のために「ため込んでいる」人がいるとか、金属資源として盗まれて海外に売られている、とか色々(重いし盗むのも大変です)。

で、ふーん、と思って、何の気なしに「ビールのガスボンベ」と検索してみると、仕組みの説明や使い方に交じって、「通販」の画面が結構出てきました。




一例




これは使い方など



「使い方」はさておき、「ボンベを通販で売っているんだ」というのが素直な驚き。
結構重いし、空きボンベも一般的には酒販店さんが回収しているので、その辺り、どういう仕組みにしているんでしょう。

そう考えてみると、上の画面では「ビールの生樽」も売られていますよね。
これも重いし、回収も同じ課題がある。
ビール樽の場合、海外ビールの樽はまさにその問題があって、リユースのために本国(例えばドイツ)に送り返している問題意識からワンウェイの樽も使われるようになりましたが、要は使い捨てなのでそれはそれで課題。

全世界で同じ樽を使うようになればSDGsですが、、、、なかなか難しいですね。


で、ガスボンベ、本当に通販で買ったら、その後どうするんだろう?
(やはり近所の酒屋さんに引き取ってもらうのかなぁ)




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泡盛の古酒(クースー)の年数表示って「仕次ぎ」とかでどうなるのでしょうか?

2023-08-08 16:28:41 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          
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先日、ウチ運営の貸会議室・飲食ラウンジ「インテリジェントロビー・ルコ」で、業界団体様による焼酎のセミナーが開催されました(←ありがとうございます!)。


メインテーマは甲類焼酎の割り材等によるバラエティと食事とのマッチング、というものだったのですが、主要スタッフの方が泡盛ラバーなのでしょうか、泡盛の古酒をはじめ、乙類焼酎も参考に出ていました。





上の写真の左側もその一つで、忠孝酒造さんの10年古酒!

10年古酒とは素晴らしい!と思いつつ、ふと考えたのは、泡盛の古酒造りの手法である「仕次ぎ」のこと。


これ、沖縄の伝統的な古酒作りの手法なのですが、忠孝酒造さんのホームページではこんな感じの説明をしています。




まず甕を三本程用意します。
一番古いお酒を親酒として、二番・三番甕に順次その次ぎに古いお酒を用意します。
親酒を年に1回は各種記念日等で開封し、味・香りを存分に楽しんだ後、二番甕から親酒(一番甕)へ、三番甕から二番甕へ、最後に仕次ぎ用の一升瓶で三番甕へお酒を継ぎ足します。


業界的には「スペインのシェリーとかのソレラシステムなんですよ」という場合が多いのですが、それも含め気になるのが、年数表示の問題

ブレンドがポピュラーになっているウイスキーが典型ですが、一般には複数の熟成年数のものをブレンドした場合、ブレンド割合にかかわらず、最も若い熟成年数を表示することになっていたはず。

鰻や焼き鳥のタレではありませんが、「先代から50年以上も受け継いだ親甕からの仕次ぎ」があったとしても、毎年ちょっとずつ継ぎ足していくと、継ぎ足したお酒(の一部)が数年後には親甕に入ることになります。

すると、50年以上仕次ぎしていても、継ぎ足したお酒が10年物だったら、「10年」と表示しなくてはなりませんね。

実態を考えるともったいない表示に思えるのですが、この辺り、どうなっているのでしょうか。
(というのを以前も思ったけど、未だに解明していない)

もしかしたら「仕次ぎ」は各家庭でのもので、商品とは関係していないのかな?

件の泡盛ラバーにお会いした際に聞いてみましょう。



500リットルで20,000円とすると、50年間で1,000,000。
500リットルの冷蔵庫で30本くらい詰められるとすると、1本あたり3万円くらいになります。






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無事売り切れ仕舞い!白鷹樽酒の振る舞い酒@セントラルプラザ・ラムラ

2023-08-07 12:09:48 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          
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ちょっと前に触れた、白鷹樽酒の振る舞い酒@飯田橋の駅ビル「セントラルプラザ・ラムラ」リニューアル記念。

リニューアル記念イベントでは他にもステンドグラスのある吹き抜けのアトリウムでコンサートもやってました。







地元の東京理科大さんの学生さんらしい



それはさておき肝心の振る舞い酒ですが、夕方様子を見にいったら、「人だかり」の予感です。





初日の反省?から、場所をJR西口や神楽坂に近い「みやこ橋」に移動したことや、事前に行っていたLINEのお友達登録やtwitterの確認を事後的にしたことで人も流れるようになるなど、売れ行き(タダだけど)も順調で様子見に行った際にはもう終盤戦、樽を傾けて注いでいました。








関係者の皆さん、お疲れさまでした!!





で、このリニューアル記念のイベントも昨日でおしまい。
今日から気持ちも新たにスタートです!!




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女性はお酒に関心を持ってくれるけど消費は別、というのは10年前の偏見かもしれません。

2023-08-06 13:03:02 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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先日行われた将棋の王座戦の挑戦者決定戦で藤井七冠が勝利し挑戦者となりましたが、その対局の大盤説明会は過半数が女性だったそうです。

「まあ、女性はイベントが好きだし、時間に余裕があるのでは?」という、セクハラというか男女差別的な憶測もありえるのかなと思いつつ、とある棋士の方のこんなリツイートを見つけました。




将棋年鑑の予約まで女性の方が多いだと?


「将棋年鑑」というのはまさに将棋界の年鑑なのですが、以前立ち読みした際は、棋譜などが中心である意味専門性も高く、値段も5千円するし、なかなか敷居の高い本という印象(なので買っていない)。





その予約で、女性が過半を超えているというのは驚きですね。

翻ってお酒の業界も確かにそうで、イベントなどでは女性率は高いし、デパートさんでの試飲販売でも女性の方が元気だし、気前よく買ってくださる方も女性の方が多い印象です。

先日触れた、ウチ運営の「インテリジェントロビー・ルコ」での「ワイン部」「日本酒部」でも、女性率が高いというか、それぞれ男性は1名だけで後はすべて女性

もちろん自分も10年前からそういう状況には気付いましたが、「女性はそういうのに来てくれるけど、自宅では飲んでくれないので量的には??」など、イベントなどと消費は別、という先入観(当時は事実)にとらわれてきたのかもしれません。

これも先般触れた「ラグジュアリー消費」もそうですが、これまでとは消費のスタイルというか構造が変わってきているのですから、今一度女性の消費というものを真剣に考えたほうが良いかもです。

夏休みの宿題(その1)としましょう。




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「らんまん」で話題になった日本酒の「腐造・火落ち」。当時は5軒に1軒で発生していた?

2023-08-04 10:57:12 | 附属酒類経済研究所
                          
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ビデオを持っていないことあって完全に追えている訳ではないのですが、NHKの朝ドラ「らんまん」では、主人公の牧野万太郎(富太郎)の実家の蔵元が「腐造」で廃業に追い込まれそうになっています。


劇中では、その原因である「火落ち(菌の増殖)」という言葉もドラマの中で杜氏に叫ばれていて、「腐造」とともにネット上で検索数が増えたとか、一躍全国区の言葉になったようです。
恐るべしNHK。


実際、腐造と言うのはコワいことで、当時はこんな本も出ていたようです。



腐造予防 酒造早わかり


で、火入れなどの火落ち菌対策の技術の進展で、現在では火落ち・腐造は最小限になっている訳ですが、当時は腐造と言うのはどのくらいの割合で生じていたのでしょうか?

ちょっと調べてみると、四国でこれらを調べた面白い文献がありました。
それによれば、こんな感じ。





大正元年度以降、五ヶ年を平均すると四国に於ける醸造高27万石、醸造数900軒にして




なるほど、現在では四国の生産量は3万石くらいかなぁ、ということも聞いたことがあるので、十倍くらい作っていたのですね。


で、そのうちの腐造は?というと、




其の内毎年170軒で8千石の變味酒類を発生している。



と、なっています。
これに「持越酒の變味を加えると8千8百万石/200軒」とか、「外に二度火もの(←要調査)3万石」とかの数字も出ていて、


之が全然醇良酒たる場合を想像するとその損失は實に莫大なるもので、更に精神的の打撃に至りては蓋し戦慄すべきものが

ともあります。

まさに戦慄ですが、割合としては?

「變味酒類」≒腐造として、「170軒で8千石」ということは、軒数にして18.8%、量にして3.3%ということになります。



軒数にして18.8%ということは、決して稀なものではないということ。


その上で量にして3.3%というのは、仕込みタンクのロット単位で発生している(ので量は少ない)という解釈ができる一方で、石数の小さい蔵で多く発生しているという考え方もあり得ます。

恐らくこの両方なのでしょうが、いずれにせよ、当時の蔵元さんにとっては決して他人ごとではないリスクだったのですね。
その上で、朝ドラの蔵元さんが廃業に追い込まれたのは、腐造の規模や、そもそも当時の増石税のために、「原料購入⇒醸造⇒税金納付⇒販売で回収」という資金繰りができなくなったからなのでしょう。

この件はきちんと調べた方がよさそうですね。
(パパっと引用するのではなく、ご関心の方はご連絡くださいね)





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ポエムは続く。日本酒GIのパブリックコメント

2023-08-03 12:36:55 | 附属酒類経済研究所




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政府のパブリックコメントに、日本酒の地理的表示(GI)の新たな指定地域のものが出ていました。

早速資料を拝見し、いつも気になっている「○○地域の酒類の特性について」というところを抜き出してみましょう。
(地名等は伏字で)

●●の清酒は、県内各地に湧き出る名水と●●●●の杜氏集団である「●●杜氏」の技術に支えられた、口当たり柔らかで米由来の芳醇な旨味が引き出された清酒である。
口に含むと、米由来の濃厚な旨味が穏やかに広がるとともに、青竹や新緑のような爽やかな香りが感じられる。
純米吟醸酒や吟醸酒では、さらに青りんごや洋梨といった瑞々しい果実の香りが感じられる。
口当たりの柔らかな●●の清酒は、和洋問わず様々な料理の食材の味を引き立てるため、食中酒に適している。特に、●●県の郷土料理である「●●●●」など、各々の具材の持ち味が出汁となり、それら具材にすべての旨味が良くしみ込んだ、素材の味が引き立つ温かい料理との相性が非常に良い。



さて、これで地域名が判る人はいますかね?

・米由来の濃厚な旨味

・青竹や新緑のような爽やかな香り

・純米吟醸酒や吟醸酒では、さらに青りんごや洋梨といった瑞々しい果実の


うーん。わからん。

料理との相性も「和洋問わず様々な料理の食材の味を引き立てる」と言いつつ、


特に、●●県の郷土料理である「●●●●」など、各々の具材の持ち味が出汁となり、それら具材にすべての旨味が良くしみ込んだ、素材の味が引き立つ温かい料理との相性が非常に良い。

となっています。なんのこっちゃ。


ちなみに、その郷土料理「●●●●」は農水省のホームページに出ていました。




日本酒に合いそう、、、、





さてさて、どの地域かと言うと、、、、、、、、

















「岩手」でした。

杜氏の記載は「日本最大の杜氏集団『南部杜氏』」で、郷土料理は「ひっつみ(汁)」です。



毎度毎度の日本酒GIのポエムです。

ただ、実際の原料・製法等の事項を見ると、(普通のGI岩手だと)国産米であれば何でもOKだし、高らかに謳っている「南部杜氏」の関与も無関係のようです。

何度か触れたように自分は懐疑派です。
海外などのニセモノへの対抗策(や、税金投入等の基盤)としては意味があると思いますが、ワインの地理的表示などが強く意識している「地域の伝統」「地域を意識したクオリティ確保」という点ではあまり関係ないですよね。

外人に、「このGI岩手の日本酒のお米は兵庫県産で」とか言っても、「?」でしょう。

この政策、どんな方向に行くのかなぁ。




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ラグジュアリーな日本酒とは。

2023-08-02 12:46:18 | 附属酒類経済研究所




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世界のラグジュアリー市場は1.4兆ユーロ、ということです。





日経の経済面?にあった記事。
ラグジュアリー産業は新型コロナウイルス流行後もいち早く回復し、市場規模は1.4兆ユーロ(200兆円)という試算もあるなど世界経済で存在感を増しているそうです。

このグラフ、ぱっと見どういう意味なのか解らなかったのですが、どうも1.4兆ユーロというのを分解しているようです。

ただ、一番大きなものから書いているかと言うと、左下の「ラグジュアリー商品(どんなものなのでしょう?)」よりその次の「高級車」が大きく見えるし、どんなんだろう?

その中で、「酒類」は縦棒の幅からみて0.3~0.5兆ユーロで、5~8兆円とかある、ということでしょうか。

「グルメ」や「家具」などよりも大きいというのはちょっと驚きですが、いずれにせよ、それだけの規模があるということ。
先般、同じ日経で「ラグジュアリー指数」というのもありましたが、この分野が無視できなくなっているのは事実のようです。

あとは、ウチがこの分野に出ていくのかどうか、ですが、それとともに、そもそも日本酒とかでラグジュアリー商品をどう位置付けるのか。

磨きに命をかけるとか、壺代とか、あるいは値段だけを高くする、というのはちょっと違う気がするし、その辺りを考えるべきでしょう。



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今年のボージョレ。為替はさらに円安になったけど、値下げ組も少なくない。

2023-08-01 12:43:11 | 附属酒類経済研究所




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今日から8月。
まだ3ケ月(も)先ですが、11月解禁のボージョレ・ヌーヴォの商品や価格の情報が各インポーターさんから入りだしました。

昨年はロシアのウクライナ侵攻の影響で大幅に値上がりした関係で価格も2倍前後になり、販売数量は大きく落ち込みましたが、今年は?

実はインポーターさんにより違いがあって、昨年比では1割~2割の値下げが多数派ではありますが、逆に数%値上げしているインポーターさんも。

(値上げ組の)インポーターさん曰く、

だって、為替が上がっているんだもん


ということで、為替の状況を見てみました。



フランスなのでユーロ=円

今のレートは1ユーロ153円くらい。
時系列でみると、グラフの左の方、2021年は130円強で推移していたのがウクライナ侵攻のあった2022年3月頃にポンと上昇し、1年前の2022年7月頃には140円台に、そして今年の6~7月には150円台にまで上昇しています。

確かに去年に比べても円が安くなっているので、為替からは値上げももっとも。
その意味では値上げ組のインポーターさんの言い分ももっともなのですが、実はウチが昨年、最も売ったのがこの値上げ組なので、今年の値付け、ちょっと悩ましいですね。

どうしようかなぁ。




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