週明けの日経、業界ネタがトップ記事でした。
サントリーによる「ジム・ビーム」ビーム社の買収、です。
ざっくりいうと、
○消耗戦になっているビール市場から蒸留酒市場へのシフト
○総額160億ドルにも及ぶ巨額買収
○オーナー経営ならではの決断
でしょうか。関連記事・ニュースも賑わいを見せています。
なので、やはり昨夜はサントリー、です。
といってもサントリーホール
これもオーナー経営ならでは企業メセナ。
サントリー芸術財団が、所有者の森ビルさんにウン億円支払って賃借・運営されているようです。
(財務諸表を見ると規模がわかります)
バブル崩壊から失われた20年を経た今なお続いているのは、さすがサントリーさん、です。
ちなみに昨夜は十数年来、定期会員になっている読響(読売日響)の定期公演。
前半のガブリエリ(ルネサンスからバロックの過渡期である1600年前後)、ベリオ(初演1987年)という、江戸時代以前と平成のイタリア音楽のマニアックな組み合わせからか、客席の入りは今一つでしたが、オーケストラの配置にこだわり音を立体的に響かせるという試みは面白かった。
ただ、この二つ、本当にチャレンジングな企画で、練習も大変だったのでは、と思います。
(ガブリエリはポリフォニーで大事な音程が最後まで雰囲気に流されてたし、べリオは各メンバーの必死さが目立っていた)
後半はイタリア流れでベルリオーズの「イタリアのハロルド」。
ヴィオラ・ソロは読響のメンバー、鈴木康浩さん。
普段の公演でも大らかな音とゼスチャーで「ほっこり」させてくれる鈴木さんですが、そんな鈴木さんを盛り立てようとするオーケストラと指揮者(カンブルラン)の気持ちが伝わるような、「情熱」というより「一緒に楽しい!」感あふれるライブならではの楽しい夜となりました。
ちなみに、「イタリアのハロルド」の舞台はアドリア海に面したアブルッツォ州。
ワインはモンテプルチャーノ・ダブルッツォ(赤)やトレッビアーノ・ダブルッツォ(白)などが有名ですが、倉庫になかったので、晩酌はお友達的なトレッビアーノ種主体のデイリーワイン、となりました(インポーターはアグリさん、です)。
ロゼット・トレッビアーノ・シャルドネ
ROSETO TREBBIANO CHARDONNAY RUBICONE
品種:トレッビアーノ、シャルドネ
産地:エミーリア・ロマーニャ州/IGTルビコーネ
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