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温故知新。明治を振り返って高アルコールになったパック酒「界」by小山本家

2018-08-24 11:29:47 | 酒のご紹介

【公式HPはこちら↑】






昨日、「8/24は愛酒の日?」の裏取り捜索をしていたら、ど真ん中のニュースリリースを発見しましたよ。


8月24日愛酒の日に絶対飲むべき 日本酒小山本家酒造“界”パック酒初の快挙!
時代は高アルコール。コスパを求めるお父さん世代にオススメ



会合等でお目にかかることも多い、「世界鷹」の小山本家酒造さんのリリースです。


ヘッドラインはこうなっています。

株式会社小山本家酒造(所在地:埼玉県さいたま市西区)が発売しているパック酒「小山本家 界」が、「インターナショナルワインチャレンジ 2018」(IWC)のSAKE部門・普通酒の部でゴールドを、 「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」(WGO)メイン部門で最高金賞を受賞しました。
IWCとWGOでのW受賞はパック酒としては初の快挙になります。



で、リリースの中に「愛酒の日」の説明もあった。
◆愛酒の日 とは
8月24日は愛酒の日です。著名な歌人 若山牧水の誕生日であり、若山牧水がお酒をこよなく愛していたことから、8月24日が「愛酒の日」として定められました。



なるほど、ですが、このリリース自体、なかなかのインパクトですね。


「愛酒の日に絶対飲むべき」というのもスゴイですし、「時代は高アルコール。コスパを求めるお父さん世代にオススメ」というのもそう。

こんな商品です。




「パック酒なのにワイングラスでおいしい日本酒アワード」などで受賞したという触れ込みもスゴイですし、「高アルコール」の背景の説明もまた面白い。

「醸造技術が飛躍的に進歩し、近代清酒の新世界といえる明治時代に愛されたお酒は17度ということに気づきました」


今流行の「ストロング・ブーム」に乗ったのではなく、明治を振り返っての高アルコールとは、恐れ入りました。

と、言いつつ、リリースの後段では、こんな正直?な謳い文句も。

今、アルコール度数高めのビール系飲料や、酎ハイが大手飲料メーカーを中心に続々と発売されております。その背景には、消費者の費用対効果志向が強まっていることがあり、これらからも高アルコールの売り上げが増加する見通しとなっております。
少しの量、少しのお金ですぐに酔うことができることが、お酒購入時の判断基準になっている今日で、コスパ最強のお酒として、「小山本家 界」をご提案いたします。 「小山本家 界」はアルコール度数17度であり、2ℓパックで1,180円(税抜)、900㎖パックで646円(税抜)となっております。
この価格で、パック酒初のW受賞を果たし、本格的な日本酒となっていますのでお小遣いの限られているお父さん世代にオススメです。


「界」、17度で2ℓパックにして1,180円(税抜)、、、、、、、、、

まさに結界を越えてしまいそうなお酒です。




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