牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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名刀でもなく、日本酒でもなく、正宗という名の麻婆豆腐

2015-10-05 16:59:36 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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昨日はちょっと遠出をして




こちらまで



そう、街の明かりがとてもきれいね、の横浜です。
(古い!


目的其の1は、横浜港は山下公園に面したホールでの



こちら




振付家、ナハリンが率いるバットシェバ舞踊団によるコンテンポラリーダンス「DECADANCE-デカダンス」の公演。


結構な人気のはずなのに、なぜか関東では横浜のみでの公演。


実際の舞台は、、、、、いや、なかなか面白かったですね。ちょっと暗かったけど。


で、目的其の2は


こちら


舞台がはねた後、東京まで帰ったら遅くなる、ということで、中華街で夕食。


お店は、先年亡くなった仲人の先生が横浜っ子なのですが、「一人で行くんだよ」とよく言われていた「重慶飯店」です。


先生を偲びながら一杯やりつつ、メニューを見ていると、面白い?ものがありました。


正宗麻婆豆腐


正宗?


普通の人は、日本刀「名刀 正宗」でしょうか。



wikiより



そして、酒類業界の人間は、「櫻正宗」「菊正宗」の「正宗」。


ちなみに、「正宗」の元祖は櫻正宗さんだと言われていますが、正宗の人気にあやかる蔵元が全国で続々と現れ、結果、正宗の名は普通名詞となり、櫻正宗さんも商標を取れなかったという話もありますね。

当社もPBとしての「正宗」を扱っていましたし(こちらとかこちら)。







話は飛びましたが、麻婆豆腐の「正宗」というのは、中国語で「本場」ということで、「正宗麻婆豆腐」は本場の麻婆豆腐という意味だそうです。

肉が豚ひき肉ではなく、包丁でたたいた牛肉が使われていること、辛みが長期熟成の豆板醤や花山椒など本場の調味料をベースとしていることが違いとのことで、重慶飯店が開業した50年ほど前は、これらの調味料が日本に流通していなかったため、正宗麻婆豆腐は作ることができず、今の(普通の)麻婆豆腐の味になったそうです。


確かに山椒が効いていますが、唐辛子のように後に引く辛さではないですね。


肉にも確かな食感があり、ビールや紹興酒のおつまみとしても良く合います。


飲んで、食べて、、、、、ただ帰りはやはり遠かった。。。。。。


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