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昨日、同業のお仲間が来社されたのですが、得意先の街の酒販店さんが代替わりで廃業、というのは共通の悩みのようで、どうしたら跡を継いでくれるくらい儲かるようになるか、という話題になりました。
それを聞いていてちょっと思い出したのが、以前流行った、こんな本。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
住宅地を「さおや~さお竹♪」とアナウンスしながら軽トラックで回ってくる「さおだけ屋」さん。
洗濯物を干す「さおだけ」は、1軒でせいぜい数本で、1本500円と高いものではなく、そもそも消耗品ではないので滅多に買わないのになぜトラックで巡回する商売が成立するのか、という謎を解き明かしながら会計学の考えを学ぶ、という新書で、当時ベストセラーとなりました。
もちろんちゃんと理由があるのですが、それはさておき、さらなる連想ゲームで、先週見かけたこのお店も謎含みでしたよ。
Liqour-OFF(リカーオフ)さん。
あの古本のブックオフの系列のお酒の買い取り・販売のお店です。
噂には聞いていましたが、実店舗を見たのは初めて。
早速中に入ったのですが、店内は極めてシンプルというか、棚の配置はゆったりとしていて、それぞれの棚もスカスカ。
そしてその半分以上は新品で、しかも単価の安いもの。
数少ない中古品(というか買い取り品)も、そんなに高いものではない(≒利幅もたかが知れている)し、そもそもお客さんも少なく、売れている感じもなく、本当に家賃と人件費が出てるの?というの正直な印象。
ブックオフも最初は苦労したと聞いていますが、古本と違い、お酒の場合は飲んだら終わりなど、ビジネスモデル的には全く違うはずなのですが、商売として成立しているというのはどんなカラクリなのでしょう?
つらつら考えてみて、そうかな?と思うものもあるのですが、もう少しちゃんと考えてからご披露しましょう。
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