牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ビールが売れてる ≠ ビールをよく飲む(消費する) 都道府県ランキング?

2016-05-21 15:13:05 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】










ネット検索やamazonなどのネットショッピングの怖いところの一つは、自分が探したものや買ったものなどが記録されていて、興味のありそうなものをお勧めされてしまうところ。



で、ネット検索でビアガーデンを探していたからでしょうか。



gooかな?の画面で、「ビールのランキング」みたいなリンクが出ていたので、思わずクリック。







ビールの種類のランキングではなく、ビールの消費量の都道府県ランキング、でした。


題して「ビールをよく飲む都道府県ランキング」


あの「ぐるなび」のコンテンツでした。


1位は東京、2位大阪、3位が京都と大都会が上位。

ただ、4位は高知、5位は新潟と、ちょっと意外な展開。



で、下位の方は、と見ると、47位が奈良で、46位が鹿児島。


鹿児島は焼酎文化だし、なんとなく頷けますが、奈良と言うのは何故だろう?



と思って、出典を見ると、国税庁の統計です。



なるほど。



国税庁の統計というのは、酒税関連のものですから、メーカーさんや流通での量の把握になります。
(はい、ウチも毎月提出していますよ)


つまり、東京都の数字と言うのは、東京都内で個人や飲食店さんが購入した量。


ちょっとわかりにくいですが、埼玉県の人が東京都内のデパートで買ったビールや、アメリカからの観光客が東京都内のレストランで飲んだビールもをカウントされてしまいます。



なので、通勤客や観光客の多い東京・大阪・京都で大きな数字を示し、大阪・京都の隣の奈良は小さい数字になるんですね。


ただ、これ「ビールをよく飲む都道府県ランキング」と言ってしまって良いのでしょうか?


そこで、ネットで「ビール 都道府県 ランキング」で検索してみると、、、、、


トップに出てきたのは「都道府県格付研究所」という難しそうなサイト。

ここでは「1人あたりのビールの消費量ランキング」という表現で出ていました。


マップも


うーん、これも先ほどのモノと同じ傾向ですね。

やはり国税庁のデータです。


「1人あたりのビールの消費量」とか「ビールをよく飲む」と言うなら、供給側(流通側)のデータではなく、消費側のデータで議論すべきだと思うのですが、、、、、、、。


まあ、文句ではなく、自分でやってみましょう。


と、いうことで、乞うご期待。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ついつい、ビールの缶を裏返... | トップ | 大人の会合「伊勢志摩サミッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

附属酒類経済研究所」カテゴリの最新記事