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20km走ったら博物館に行くことにしていますというのは嘘ですが、ちょっと絵巻物を見に行きました。
場所は江戸川橋(住所は目白台)の永青文庫。
細川の殿様が集めたお宝の博物館です。
メインは看板の長谷雄草紙なのですが、その他にもファンタジー系のいろいろ面白いのがありましたよ。
その中の一つが、「十二類絵巻(じゅうにるいえまき)」。
動物たちが楽しそうにお酒を飲む宴会の場面に心惹かれたのですが、これ、十二支の動物なんですよね。
皆で歌合をした後の宴会の様子。
歌合の審判を「鹿仙(歌仙のもじり)」としてやってきた鹿に頼んだそうで、それ故鹿は手厚くもてなされていますし、鹿の従者としてやってきた猿も踊っています。
で、鹿の厚遇を羨んだ猿が、「今度は自分が審判に」といったところでバカにされ、怒った猿は狐、烏、ふくろう、猫、いたちなど、十二支に入っていない動物を集めて攻め入ったが、十二支軍に負けてしまうというお話。
この絵巻物成立は室町時代ということですが、その頃から十二支とかあって、ちょっと良いもの?とされていたんですね。
この前、立教大学絡みの人と話して駅伝の話をしていて青学の名前が出た際に「青学は六大学じゃあないしな」とポツリ。
「いやいや、今はG-MARCHといってですね」と返しましたが、、、、
この六大学とか上の十二支とか、中身はさておきそこに入ったもの勝ち、という世界なんですね。
やっている側は良いけれど、というのは古今問わず。
おー怖い。
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