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今日は白露。牧水の「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」との関係は?

2021-09-07 15:07:05 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          

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今日は二十四節気の「白露」だそうです。

涼しくなってきて大気中の水蒸気が露になって草葉につき、それが白く見えることから来ているようですが、久々のぐずついた天気の中ではなかなかそんな感覚にはならないですね。


それはさておき、白露で思い出したのは、一昨年夏休みに旅行した西安

市の中心部に鐘楼があるのですが、上層階の回廊には大きな太鼓がずらりと並んでいます。

太鼓には二文字ずつ字が入っていて、どうも二十四節気それぞれの文字のようです。
(こういう時、文化的なつながりや、「覚えててよかったな」と思います)

行ったのが8月9日だったので、記念に「立秋」をパチリ(確か8月8日が立秋の日)。





「立秋」の太鼓の次は「処暑」、「白露」、「秋分」と続きます。






で、今日はその白露というわけです。


白露とお酒を詠った歌とか、と思って、すぐに思い出したのは若山牧水


白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり


という歌。


というのは、自分的には冒頭の「白玉」というのを「白露が意味する露の玉」だと思っていたから。

白露は甘露にも通じるし、「清らかで甘い露が歯に沁み通るように」かな、と。

でも、さっき改めて調べてみると、「白玉」は歯の枕詞という説も出ていました。
そうすると「白い歯にも沁みとおるような味わいの秋の酒は」という捉え方になるようです。


何が正解かはよく分かりませんが、いずれにせよ、密は避け、静かに飲もうよ、ということなのでしょうね。


今夜も静かに飲むことにします。。。





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