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そうそう、明日は年末の「新川大神宮樽酒祭」の振り返りがあるんでした。
おかげ様で盛況かつ黒字にて終了、とお聞きしており、その辺りのご説明があると思われますが、自分としては別の数字を用意してみようかな、と。
それは樽酒の詰め替え歩留まり。
樽酒って、樽がお酒を吸うし、詰め替え時にロスが出たり、(気持ちで)瓶の口の上の方に入れる(≒多めに入れる)こともあります。
また、「試飲」で配ったりする分もあるので、例えば1斗(18リットル)÷720ml瓶=25本までは取れませんよね。
で、仮に24本だと歩留まりは0.96、23本だと0.92となるんです。
それでは今回と前回はどうなのか。
バックヤードで詰め替え、表で売っているのですが、それぞれ作業に懸命で「生産した本数」として1本単位までは数えられてないんです。
それ故、状況証拠からの推測ですが、前回は歩留まりは「0.97」でした。
ロスは1本(以下)ですから、理論上の最高値。無茶苦茶優秀ですよね。
一方、今回。
前回は弱気でご用意の量が足りず、昼下がりには完売となったので、その反省で強気に36斗準備した今回。
若干売れ残った分と売上を足すと792本。
36斗で792本ですから、1斗当たりだと22本。容量換算での歩留まりは0.88です。
前回の0.97に比べるととても少ない。
おかしい!と記憶をたどると、そう、お手伝い頂いた方にお持ち帰り頂いた分がありました。
それを勘案すると「0.91」です。増えたけれどまだ少ない。
もう少し考えると、前回はコロナ禍の最初ということもあり、試飲は一切行いませんでしたが、今回は対策の上、積極的にやった。また、「気持ち多めに」という詰め方、やはり当日は焦って多めに詰めがちですが今回はその本数が多かった。
恐らく、これらが絡まりあっての結果なのでしょう。
ただ、シビアに商売を考えると、この辺りも来年に向けての反省事項ですね。
次回の目ざすところ、勝手に決めちゃいます。
試飲を十分お楽しみいただいた上で、「歩留まりは0.94」を目指します。
各々方、よろしくご留意ください。
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