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「佃煮紀行」の聖地「佃島」に向け走り出した昨日の週末ジョギング。
新川から隅田川の向こうの佃に、渡船でもなく、泳ぎでもなく、中央大橋で渡るところまでは昨日書きました。
で、晴れて佃、正確には石川島のリバーシティ21エリアに渡ったのですが、ここ、バブル直後の当時は「タワマン」という言葉はありませんでしたが、超高層マンションを中心としたハイソでお洒落な開発として話題になりました。
(今なら「都心のリバーフロント、江戸を一望するタワーマンション」とかになるのでしょうか)
このお洒落なエリアを抜けると佃島なのですが、途中に復元された「灯台(下は公衆トイレ)」があって、昔のことを記した説明板が。
江戸時代には2つの別の島だった、左の「石川島人足寄場(リバーシティ21)」と右の「佃島」の間に灯台があったそうです。
で、灯台の先には、隅田川からの水路が残っていて、小橋で渡るようになっています。
この水路、再開発の際に埋めるのは簡単だったでしょうが、どちらか片方の強い強い要望で残したんでしょうね。
さて、結界の橋を渡ると、お洒落な再開発とは無縁の昭和の路地裏。
本来の佃島エリアです。
防潮堤の裏側の通りにはポツリ、、、、、ポン・ポンと3軒の佃煮屋さんがあるのですが、今回はこちら。
3軒の中で一番アピールしている?感じの「天安本店」さん。
並びで言うと2軒目、創業は天保8年(1837年)ということで、これも佃島の3軒の中では2番目。
店名は、初代の安吉さんの「安」の字と、創業の天保の「天」の字をとったらしい(けど、江戸の場合、天明とか天保とか天正とか「天」は結構ありますよね)
ガラス戸を開けるとショーウインドーの大皿に各種の佃煮がずらり。
「その1」の「鮒佐」さんでは想定外の価格で、ジョギング小銭入れのお金が足りなくなりそうだったので、一応「何グラムから量ってもらえますか」と聞くと、「100gからです」と。
値札を見たら、「白す 100g 780円」。安心して「それじゃあシラスを100g」とお願いしました。
確か「鮒佐」さんでは3,000円超(なので50gにした)でしたから、グラム当たりだと価格差は4倍以上。
ちょっと衝撃ですね。
とあれ小銭入れの中の硬貨だけで無事買い物終了、です。
■
渋い包み、老舗っぽい。
「その1」の記事の写真でこれまたそれっぽい「鮒佐」さんの時の包みと比べると、
・紐がかかっていない
・「しらす」という商品の中身のシールが貼っていない
・「全国土産品連盟」というシールも貼っていない
・ちなみに中身は佃煮だけで、鮒佐さんのようにミニパンフなどは入っていない
などが簡略化されていて、その辺りも衝撃の価格差の理由なのかもしれませんね。
しかし、屋号に「元祖」が付いているのではなく、「元祖 佃煮」なんですね。
「元祖 大吟醸」とか銘打ったら人気商品になるのでしょうか。
後日記入:甘辛いなかで、「しらす」が「魚だヨ」と存在感を示す大きさ(逆に言えば「鮒佐」は小さくて「あみ」みたい)ということもあり、しょっぱさ全開ではない印象です。
【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」
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