土用の丑には、もちろん鰻。
(毎年、お取引さんのデパートさんの社販みたいなので買っている)
鰻そのものはやはり日本酒、でも、タレには赤ワインかなぁ、と思いつつ、結局両方を試してみました。
丑の日ということで、
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さて、そんな鰻ですが、「鰻酒」というのがあるようです。
出所は、森鴎外の「渋江抽斎」
以下、引用です。
その六十三
鰻を嗜んだ抽斎は、酒を飲むようになってから、しばしば鰻酒ということをした。茶碗に鰻の蒲焼を入れ、些しのたれを注ぎ、熱酒を湛えて蓋を覆って置き、少選してから飲むのである。抽斎は五百を娶(めと)ってから、五百が少しの酒に堪えるので、勧めてこれを飲ませた。五百はこれを旨がって、兄栄次郎と妹壻長尾宗右衛門とに侑め、また比良野貞固に飲ませた。これらの人々は後に皆鰻酒を飲むことになった。
(さすが鴎外の伝記。見てきたかのような記述です。)
蒲焼+たれに燗酒を注ぎ、少し経ってから飲む
タレの量にもよりますが、タレの味になってしまわないかと心配、です。
何かもったいない気もしますが、一度は試してみたい。今度中国の鰻でも買ってきてやってみようかなぁ?
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(さすが鴎外の伝記。見てきたかのような記述です。)
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