実はボクはグーグルの取り組みがすべて正しいとは思っていません。グーグルが考えていることを集約すると地球上のすべての人や店舗や会社や文化やそれらのつながりをネットで管理してしまおうということになってしまうからです。これはプライバシーが公にさらされることを意味します。すでに電話番号を入力すれば住所が出てきます。住所を入力すればたちまちグーグルアースでその家が分かります。所有している車種も分かります。便利だと思う人には都合の良いサービスですがプライバシーを守りたい人にとってはこれほど迷惑な行為はありません。
そもそもプライバシーというのは同じ人でもいつも一定ではありません。かくす事など何もないと言っていた人がある日突然守りたいプライバシーだらけになってしまう、それがプライバシーなのです。ちょっと事件に関係したばかりにマスコミが連日押しかけ外にも出られなくなったり、昨日まで普通にスーパーへ買い物に行っていた人が突然好奇の目で見られたり、そうすると一気にプライバシー度は上がります。
ネット社会が定着すればするほど守りたいプライバシーが増える、そんな気配が感じられるのです。コンビニで買い物をすればジロジロ見られ見た目年齢を入力される。自動販売機でジュースを買おうとすればカメラで顔写真を撮られる。街中の防犯カメラで24時間撮影される。高速道路の出入りはすべて記録される。これらがすべてインターネットのクラウドに蓄積される。しかもそれを誰が見るかも分からない・・考えただけでもぞっとしますね。
グーグルの取り組みはそれらをすべてネットでつなぎ、いつでもどこでも誰でも見たい情報が見たい時に見えるようすることを目指しています。グーグルはそうした取り組みで巨大なビジネスを生み出しました。言い換えればゴミのようなプライバシーを世界中からかき集め大きなお金を稼いでいる最大級の悪徳ビジネスとも言えるのです。
Facebookが日本でも人気になりました。趣味嗜好の好き嫌いや性格までほとんど分かります。いつも隣にいる人のようにやり取りしていても実際に会ったことは一度もありません。おそらく一生会うことはないでしょう。会ったこともない人の家族構成や仕事や趣味が分かるということは疑問を持たなければ何の問題もないことですがひとたび疑問に思った時それはとんでもないことだと気付くのです。普段何気なく使っているクレジットカード情報が筒抜けであったり、携帯電話の番号から住所や名前を割り出されたりは日本では日常茶飯事ですね。一度は経験した方も多いはずです。この国では個人情報はダダ漏れです。SNSでペットの写真を公開したり、今日はどこへ行ったとか何を食べた等を楽しくやり取りしている内は何の問題もありませんが、ひとたびそれらが重要なプライバシーと化し守らなくていけなくなった時、もはやなす術は何もないのです。
ツイッターをはじめあらゆる情報を集約しようとするグーグルの取り組みは、突き詰めれば家や車や顔などの外形だけでなく、趣味嗜好を含めた性格や内面の心理まで世界中の人にさらけ出すネットサービスとなり、ひとたびネットにつなげればすべてが第三者に伝わってしまう恐ろしさを秘めています。人類最大の発明といわれる核兵器が使ったら終わりのようにグーグルのサービスはネットにつなげたら終わりのサービスにまで行きつくことでしょう。そのときに気が付いては遅いのです。世界中でネットをやめようという運動が起こってからでは遅いのです。なぜならネットに蓄積された個人情報は核兵器のように壊してなくすことはできないからです。
2013/11/23
そもそもプライバシーというのは同じ人でもいつも一定ではありません。かくす事など何もないと言っていた人がある日突然守りたいプライバシーだらけになってしまう、それがプライバシーなのです。ちょっと事件に関係したばかりにマスコミが連日押しかけ外にも出られなくなったり、昨日まで普通にスーパーへ買い物に行っていた人が突然好奇の目で見られたり、そうすると一気にプライバシー度は上がります。
ネット社会が定着すればするほど守りたいプライバシーが増える、そんな気配が感じられるのです。コンビニで買い物をすればジロジロ見られ見た目年齢を入力される。自動販売機でジュースを買おうとすればカメラで顔写真を撮られる。街中の防犯カメラで24時間撮影される。高速道路の出入りはすべて記録される。これらがすべてインターネットのクラウドに蓄積される。しかもそれを誰が見るかも分からない・・考えただけでもぞっとしますね。
グーグルの取り組みはそれらをすべてネットでつなぎ、いつでもどこでも誰でも見たい情報が見たい時に見えるようすることを目指しています。グーグルはそうした取り組みで巨大なビジネスを生み出しました。言い換えればゴミのようなプライバシーを世界中からかき集め大きなお金を稼いでいる最大級の悪徳ビジネスとも言えるのです。
Facebookが日本でも人気になりました。趣味嗜好の好き嫌いや性格までほとんど分かります。いつも隣にいる人のようにやり取りしていても実際に会ったことは一度もありません。おそらく一生会うことはないでしょう。会ったこともない人の家族構成や仕事や趣味が分かるということは疑問を持たなければ何の問題もないことですがひとたび疑問に思った時それはとんでもないことだと気付くのです。普段何気なく使っているクレジットカード情報が筒抜けであったり、携帯電話の番号から住所や名前を割り出されたりは日本では日常茶飯事ですね。一度は経験した方も多いはずです。この国では個人情報はダダ漏れです。SNSでペットの写真を公開したり、今日はどこへ行ったとか何を食べた等を楽しくやり取りしている内は何の問題もありませんが、ひとたびそれらが重要なプライバシーと化し守らなくていけなくなった時、もはやなす術は何もないのです。
ツイッターをはじめあらゆる情報を集約しようとするグーグルの取り組みは、突き詰めれば家や車や顔などの外形だけでなく、趣味嗜好を含めた性格や内面の心理まで世界中の人にさらけ出すネットサービスとなり、ひとたびネットにつなげればすべてが第三者に伝わってしまう恐ろしさを秘めています。人類最大の発明といわれる核兵器が使ったら終わりのようにグーグルのサービスはネットにつなげたら終わりのサービスにまで行きつくことでしょう。そのときに気が付いては遅いのです。世界中でネットをやめようという運動が起こってからでは遅いのです。なぜならネットに蓄積された個人情報は核兵器のように壊してなくすことはできないからです。
2013/11/23