ボクは雑草です

シフトクリエイティブ社長のブログです。

コロナパンデミック2020~オリンピックの影で~

2020-03-28 01:18:06 | 報道/ニュース
なんなんだこれは!オリンピックが延期になった途端に東京の感染者数がうなぎのぼり。都知事が緊急記者会見をして外出自粛要請。「感染爆発の恐れあり」とか言い出した。2日前の3連休の時にはビニールシートでの宴会自粛ぐらいで人が集まってのんびりお花見していたんですよ。日本はうまく押さえているとかなんとか言っちゃって。ところが延期が決まった翌日に感染者数は急上昇、東京封鎖まで言い出した。オリンピックの掛け声は一夜で無くなり、ニュースはコロナ一色に。不要不急の外出禁止でスーパーでは買いだめが起こり、都知事はテレビに出まくり冷静な対応をと呼びかける。冷静に対応するのはお前たちだろ!テレビに出てあおっているのはお前たちだろ!と、怒っています。
アスリートファーストどころかオリンピックファーストでまったく検査をしなかった日本、感染者数が少ないのは当たり前です。検査をしなければ数は出ないのですから。この間、良心的な医師(少ないですが)はネットで訴えていましたよ。検査を断られたとか、風邪にしておいてと言われたとか、さらに別の医師は医療崩壊を招くと言うなら重症患者のみ入院にして、軽い症状の人は自宅静養にすればいい、とにかく検査が必要と訴えていましたよ。そもそも検査をすれば患者が押しかけて医療崩壊を招くと言った時点ですでにものすごい人が感染している自覚があった訳で、それを伏せてやれオリンピックだの、やれ聖火リレーだのとよくもまあ騒いでくれたもんだよ。人の命はオリンピックより軽いのかよ。韓国で8000人ヨーロッパでは数万人単位で感染しているのに日本だけが800人なんてあり得ないだろ。そこの安倍くん、小池おばさん、ボクは怒っています。
と、言う訳で、もともとコロナウイルスが発生したのは昨年11月中国・武漢でした。当初は新型肺炎と言っていました。12月に感染者が多くなり、年が明け1月になると大流行となります。武漢ではコンテナのような緊急病棟が1週間で大量に作られます。その様子を日本ではこっけいに報じていました。1月31日WHOテドロス事務局長は緊急事態宣言を出すものの「中国への渡航や交易を制限する理由は見当たらない」「中国が感染予防に対して行っている努力と措置は前代未聞なほど素晴らしい」とほめたたえたのです。何だこいつ?と思って調べてみると、この男、中国から巨額の投資を受けるエチオピアの元保険相ではありませんか。事務局長になったのも中国の根回しのおかげで言わば中国さまさま中国共産党員オジサンなのです。結果、中国の旧正月2月には中国の人は国内や世界中へ大移動しました。日本へも札幌雪まつりなどに中国人観光客が大勢来ています。
そして世界114カ国12万人が感染した3月11日になってやっとこのおじさん、世界的大流行パンデミックかもしれない、と言い、さらに中国はすでに収まりつつあるなどと注釈をつけました。どんだけ中国寄りかと思ったものです。パンデミック宣言とされる原文はWe have therefore made the assessment that COVIT-19 can be characterized as a pandemic.なんとも控えめなパンデミック宣言ではありませんか。その時、すでにイタリアから始まってヨーロッパ全土に拡がっていました。そして日本では東京オリンピックの大合唱が始まりました。
聖火リレーの前に日本がパンデミックを起こしていることはなんとしても避けなければなりません。そこで“日本は感染拡大を抑えている“キャンペーンが始まりました。なるべく検査をしない、しなければ数字は出ない。オリンピックの延期、中止はなんとしても避けたい。安倍くん得意の隠ぺい作戦です。なんともみっともない作戦ですが、実行されました。そして延期が発表された途端にテレビはいっせいにコロナウイルスの脅威を伝えています。この間に日本で一体何人の人がこのウイルスで亡くなったのか永遠に隠されるでしょう。人の命は地球より重い、と言ってハイジャックした犯人の要求どおりに過激派を釈放した日本。今度は、オリンピックは人の命より重い、と思ったのでしょう。きっと。
最後に、1月に新型コロナの発生を聞いたとき、ボクはウイルスってなんだ?と思って調べてみました。せっかく調べたので記録しておきましょう。
インフルエンザウイルスで調べるとだいたい1万分の1ミリ、電子顕微鏡でなければ見ることができない小さなものです。ウイルスは細胞を持たないので生き物ではありません。分子です。でも遺伝子は持っています。生き物の細胞にくっついて増やし細胞を破壊します。雑草のひっつき虫のように。しかしもともと人間は生まれたときから抗体を持っています。害のあるウイルスが入ってもきてもやっつけます。熱が出るのはやっつけるためです。しかし鳥、とくにカモは抗体を持っていません。ウイルスをやっつけられないのです。鳥の細胞に入ったウイルスはブタに移ります。ブタに入ったウイルスが人に移り、とうとう人から人への感染が始まりました。こうしていろんな生き物を渡りながらウイルスは遺伝子を変えていきます。新型になる訳です。免疫力を持たない新型になるとワクチンもないので大流行します。今回の新型ウイルスは肺の奥まで侵入します。呼吸ができないほど肺で増殖すると人間は死んでしまうのです。
3月26日の時点では世界中で46万人が感染、2万人がすでに亡くなりました。ここまでくると今回のウイルスが収束するまでに何人が亡くなるのか予想がつきません、歴史に残る大流行になることは間違いありませんね。この世からウイルスをなくすることは出来ません。私たちはウイルスをやっつける免疫力を高めるしか方法がないのです。政治は落ちるところまで落ちました。当てにできるのは自分自身しかない。・・・こんな終わり方にしたくなかった今日のブログでした。

2020/3/27