今日の新聞に中日ドラゴンズの山本昌投手200勝達成とモーガン・フリーマン交通事故で重傷というニュースが同時にありました。山本昌投手まもなく43才、モーガン・フリーマン71才。グッドニュースとバッドニュースですが、この二人はとてつもなく偉大です。山本昌投手は中日ドラゴンズひとすじ、他の選手がアメリカメジャーで華々しく活躍しているのにひとつの球団でこつこつと努力して積み上げた大記録です。工藤投手や野茂、イチロー、松坂選手も立派ですが、この山本昌投手は一味違います。普通野球のピッチャーは目立ちたがり屋ででしゃばりな人が多いものですが、彼はまったくそうしたところが感じられません。山本昌投手には球場以外で2度会いました。さわやかでした。他の選手によくあるおごりなどまったくありませんでした。はじめてなのにもう10年も知り合いのように気さくに話しました。プロとしてやるべきことをきちんとやるという彼のひたむきさと謙虚さが真のプロのパフォーマンスを産むのだと思いますね。彼は単に記録を残しただけではなく、こつこつやれば成功すると言う見本を見せてくれました。まさに日本のヒーローと呼ぶにふさわしい真のプロ野球選手ですね。もうひとりのモーガン・フリーマン。彼もまたこつこつ努力する謙虚なイメージが誰からも好感を持たれています。「ショーシャンク・・・」の時のナレーションは忘れられません。声を聞いていると音声なのに美しさを感じました。こつこつ積み重ねたものすごい努力の結果得た技術ではないでしょうか。アクターズスタジオでのインタビューを見ていても彼の人柄が感じられました。黒人のハリウッドスターの草分けとして堂々とその存在は輝いています。この二人に共通する「こつこつ努力するひたむきさ、そして俺は偉いんだなどと威張らない謙虚さ。」これはみんなが見習いたいものです。この二人にこそ世界に自慢できるすばらしい賞をあげたいですね。