どう考えても、何度考えても、逆立ちしてみても、風呂に入って考えてみても、消費税上げるのは絶対反対です!答えは単純明快。消費税を上げても暮らしは良くならないからです。社会保障などと言い訳をくっつけていますが、社会保障も良くはなりません。それは消費税が社会保障や暮らしを良くするために使われていないからです。はじめて日本に消費税を導入するときも政府は同じ事を言いましたが多くの人が反対でした。導入後1年で日本の景気は悪くなり3%から5%に上げてまた悪くなりました。いまや世界で17位にも成り下がったこの貧乏国に再び同じ事を言って今度は10%に上げます。いまや日本国民の80%が生活苦です。消費税増税はギリギリの生活の人たちにさらに生活を切り詰めろと強いるだけでなんのプラスもありません。ではなぜそんな明確に分かっている増税を国は急ぐのでしょうか。
この答えもまた単純明快です。そもそも消費税を上げろ上げろと言っているのは財務省です。この財務省という金喰い虫が国の借金をオブラートで包もうとしているのが消費税なのです。はっきり言って使われ方などどうでもいいのです。では国の借金をなぜ包もうとするのでしょう。アメリカをはじめとする体外的にはその方が都合がいいからです。国と地方を合わせて1000兆円にもなってしまった債務残高、これは大変です。国内はともかく外国から見たら「日本は大丈夫か?」と思われるとてつもない借金です。そこで子どもから高齢者まで誰からも取れる消費税を上げると言って借金が少しは減るように思わせることが有効と勘違いしました。つまり国内のことより対外的に消費税を上げないと格好がつかないのです。これこそとんでもない話で国民のことを考えるという本来の姿がとっくの昔からもうないのです。でなければ、もともと1000兆円もの借金になるはずがありません。
24日の閣議により2012年度の予算案が決まりました。前年通りのおよそ90兆3300億円。震災復興費と基礎年金負担分を合わせれば97兆円と前年を上回ります。問題はこの内訳です。49%が国債発行なのです。これだけの借金にまた借金を上積みする予算案です。予算を決めるときからすでに収入はその半分しかないことが分かっているのです。50円の収入に対して100円の支出をすれば50円足りません、50円を人から借りますか?支出を見直すのが当然でしょう。収入以上の支出は出来ないのです。にもかかわらずなぜ国の予算は収入の2倍になってしまうのでしょうか。答えは簡単です。ひとつはお金という意識がないこと、もうひとつは前例主義です。前年に合わせた予算にしておけばうまく収まるからです。一体何のための事業仕分けだったのか何のための政権交代だったのか。前例で決まるなら政府なんて要らないし閣僚も要りません。この予算案を聞き中国からも早速「強い懸念」です。格付け会社は社会保障のための負担増が先送りされたこと、財政状況の悪化と景気回復のめどが立たないことを格下げの理由にしています。消費税を上げるなど何の役にも立ちません。つまり大事なことは消費税を上げることではなく国債依存の比率を下げることなのです。それには景気を良くして収入を増やすか国債発行を減らして予算全体を下げるかしかありません。この期に及んで前例に合わせていられないのです。
金遣いの荒いドラ息子にいくら無駄遣いをするなと言っても、いつも同じお小遣いを渡していては「もう無駄遣いはしません。」と口では言ってもまた使ってしまいます。こんなドラ息子には渡さないことしかありません。消費税を上げる前に無駄遣いをやめさせて国債の発行を下げる、これしか日本の再生はありません。消費税を上げないとギリシャになるという人がいますが、日本は消費税を上げたらギリシャになります。それほど「前例」による無駄が多い国なのです。
2011/12/29
この答えもまた単純明快です。そもそも消費税を上げろ上げろと言っているのは財務省です。この財務省という金喰い虫が国の借金をオブラートで包もうとしているのが消費税なのです。はっきり言って使われ方などどうでもいいのです。では国の借金をなぜ包もうとするのでしょう。アメリカをはじめとする体外的にはその方が都合がいいからです。国と地方を合わせて1000兆円にもなってしまった債務残高、これは大変です。国内はともかく外国から見たら「日本は大丈夫か?」と思われるとてつもない借金です。そこで子どもから高齢者まで誰からも取れる消費税を上げると言って借金が少しは減るように思わせることが有効と勘違いしました。つまり国内のことより対外的に消費税を上げないと格好がつかないのです。これこそとんでもない話で国民のことを考えるという本来の姿がとっくの昔からもうないのです。でなければ、もともと1000兆円もの借金になるはずがありません。
24日の閣議により2012年度の予算案が決まりました。前年通りのおよそ90兆3300億円。震災復興費と基礎年金負担分を合わせれば97兆円と前年を上回ります。問題はこの内訳です。49%が国債発行なのです。これだけの借金にまた借金を上積みする予算案です。予算を決めるときからすでに収入はその半分しかないことが分かっているのです。50円の収入に対して100円の支出をすれば50円足りません、50円を人から借りますか?支出を見直すのが当然でしょう。収入以上の支出は出来ないのです。にもかかわらずなぜ国の予算は収入の2倍になってしまうのでしょうか。答えは簡単です。ひとつはお金という意識がないこと、もうひとつは前例主義です。前年に合わせた予算にしておけばうまく収まるからです。一体何のための事業仕分けだったのか何のための政権交代だったのか。前例で決まるなら政府なんて要らないし閣僚も要りません。この予算案を聞き中国からも早速「強い懸念」です。格付け会社は社会保障のための負担増が先送りされたこと、財政状況の悪化と景気回復のめどが立たないことを格下げの理由にしています。消費税を上げるなど何の役にも立ちません。つまり大事なことは消費税を上げることではなく国債依存の比率を下げることなのです。それには景気を良くして収入を増やすか国債発行を減らして予算全体を下げるかしかありません。この期に及んで前例に合わせていられないのです。
金遣いの荒いドラ息子にいくら無駄遣いをするなと言っても、いつも同じお小遣いを渡していては「もう無駄遣いはしません。」と口では言ってもまた使ってしまいます。こんなドラ息子には渡さないことしかありません。消費税を上げる前に無駄遣いをやめさせて国債の発行を下げる、これしか日本の再生はありません。消費税を上げないとギリシャになるという人がいますが、日本は消費税を上げたらギリシャになります。それほど「前例」による無駄が多い国なのです。
2011/12/29