「怖いんで帰ります。山は逃げないといいますから。」田中陽希さんは屋久島からスタート、北海道利尻島まで7800キロを踏破。ゴールの利尻岳山頂付近で風速20m以上の強風が吹き前へ進めません。登ってきた100の山の中ではじめて登山中に避難小屋に入りました。しかし風は強まるばかりです。207日6か月以上に及ぶトラバースの最後のゴール。しかもあと1キロを残し彼は撤退を決断しました。
グレートトラバース田中陽希さんの挑戦は4月1日に屋久島の宮之浦岳からはじめ、自分の足とカヤックだけで日本列島を北上し北海道利尻島の利尻岳まで深田久弥の「日本百名山」を200日ですべて踏破しようとするものでした。その様子をNHKBSで放送。「感動した。」「勇気をもらった。」など登山愛好家のみならず山に登ったことのない人まで大きな反響を呼び夏には多くのファンが山頂で田中陽希さんを待つようになりました。
NHKでは15分のミニ番組と総集編の第一集から第5集までを放送。最終回が昨日放送されました。実はこれは先週22日(土)に放送されていたのですが午後10時08分、長野県北部で震度6弱の地震が発生、放送が地震関連のニュースで中断され昨日もう一度オンエアとなったものでした。ボクはいずれも録画していたのですが、2週がかりでやっとゴールを見ることができました。
それにしてもすごい挑戦でしたね。NHKが番組にすることにより視聴者も田中陽希さんと一緒に登っているような感覚になりました。通常のコースタイムの半分とか3分の1の速さで駆け上がって行く。時には何百キロもある山と山の間を歩く、走る。海はカヤックで渡る。信じられないアンビリバボーの挑戦でした。
6か月以上にも及ぶ挑戦は感動を倍増させます。最初はすごいことをやるな。3か月過ぎた中部地方ではまだやっている。最後の東北から北海道ではいよいよゴールだ。お笑い芸人が仕事で挑戦しているのとは違う真実味が迫ってきました。どんな役者も赤ちゃんと動物にはかなわない。まさに演技ではない真の挑戦にみんなが拍手しました。これからの番組はこれがいい。くだらないバラエティはもういらない。テレビのあり方まで考えさせられる内容のある番組になりましたね。
田中陽希さんのような挑戦をしている人はまだいるはずです。でもテレビなどのメディアに取り上げられなければ残念ならがみんなの知るところとなりません。もっとメディアが積極的に取り上げなければいけませんね。芸能プロダクションから接待を受けて喜んでいるのはもうやめましょう。
田中陽希さんは登山をアドベンチャースポーツに変えました。陽希さんの最後の撤退は多くの人にその手本を示しました。「本当の勇気とはこういうもの。」だってね。田中陽希さん、本当に頑張りましたね。おめでとう!
2014/11/30
翌々日、天気予報により風の弱くなる早朝に再挑戦。登頂に成功しました。撮影クルーにも拍手です。
グレートトラバース田中陽希さんの挑戦は4月1日に屋久島の宮之浦岳からはじめ、自分の足とカヤックだけで日本列島を北上し北海道利尻島の利尻岳まで深田久弥の「日本百名山」を200日ですべて踏破しようとするものでした。その様子をNHKBSで放送。「感動した。」「勇気をもらった。」など登山愛好家のみならず山に登ったことのない人まで大きな反響を呼び夏には多くのファンが山頂で田中陽希さんを待つようになりました。
NHKでは15分のミニ番組と総集編の第一集から第5集までを放送。最終回が昨日放送されました。実はこれは先週22日(土)に放送されていたのですが午後10時08分、長野県北部で震度6弱の地震が発生、放送が地震関連のニュースで中断され昨日もう一度オンエアとなったものでした。ボクはいずれも録画していたのですが、2週がかりでやっとゴールを見ることができました。
それにしてもすごい挑戦でしたね。NHKが番組にすることにより視聴者も田中陽希さんと一緒に登っているような感覚になりました。通常のコースタイムの半分とか3分の1の速さで駆け上がって行く。時には何百キロもある山と山の間を歩く、走る。海はカヤックで渡る。信じられないアンビリバボーの挑戦でした。
6か月以上にも及ぶ挑戦は感動を倍増させます。最初はすごいことをやるな。3か月過ぎた中部地方ではまだやっている。最後の東北から北海道ではいよいよゴールだ。お笑い芸人が仕事で挑戦しているのとは違う真実味が迫ってきました。どんな役者も赤ちゃんと動物にはかなわない。まさに演技ではない真の挑戦にみんなが拍手しました。これからの番組はこれがいい。くだらないバラエティはもういらない。テレビのあり方まで考えさせられる内容のある番組になりましたね。
田中陽希さんのような挑戦をしている人はまだいるはずです。でもテレビなどのメディアに取り上げられなければ残念ならがみんなの知るところとなりません。もっとメディアが積極的に取り上げなければいけませんね。芸能プロダクションから接待を受けて喜んでいるのはもうやめましょう。
田中陽希さんは登山をアドベンチャースポーツに変えました。陽希さんの最後の撤退は多くの人にその手本を示しました。「本当の勇気とはこういうもの。」だってね。田中陽希さん、本当に頑張りましたね。おめでとう!
2014/11/30
翌々日、天気予報により風の弱くなる早朝に再挑戦。登頂に成功しました。撮影クルーにも拍手です。