ボクは雑草です

シフトクリエイティブ社長のブログです。

気のぬけた管ビール

2011-08-14 02:21:10 | 報道/ニュース
政治の話はしたくもないと思っていましたが、どうやら節目なので記録しておきます。まもなく総理大臣が変ります。もうどうでもいいけど人に聞かれて総理大臣の名前が分からないのはちょっとまずいと思うぐらいですね。
先日NHK夜9時のニュースで、海江田という経済産業大臣が国会で質問に窮して涙を流して泣きました。その後キャスターは言いました。「テレビで大臣が泣いている姿を見て、泣きたくなるのは国民の方ですね。」大越健介さんは歴代のキャスターの中では飛びぬけています。教養あり知恵もあり何と言っても深い見識があります。それでいて初代磯村さんのようなアクもなく人気があるのは当然でしょう。前任者が悪かっただけに一層爽やかさがきわだちますね。さてこの海江田という人物、ちょっと前にも左の手の平に「忍」の字を書いてテレビカメラに見えるよう国会で手を上げ質問に答えていました。総理大臣との意見の食い違いとは言え原発問題トップの経済産業大臣がこんなんではどうしようもありません。それにしても今の閣僚はまるで小学校の学級会か町内会のくたびれた役員会のようなもの。こんなんが次期総理大臣に立候補とは・・“怒るでぇホンマニ。”と言ったところでしょうか。
政治がひど過ぎて論評のしようもないと思っていたら、結局やったことは"上げない"と明言した消費税上げる法案を通したぐらいであとは誰がやっても通る法案ばかりです。CO2削減はどこへやら、脱原発や再生エネルギー買取法案、これらはみんな当たり前のことで運用するのは次の内閣です。うまくできなければ意味がありません。以前ある新聞に総理大臣の支持率が10%台なのに言っていることには多くの人が賛成している、もしかしてこの総理大臣はいいのかもなどというコラムがありましたが、とんでもない話でこの人物は賛成することを探して延命したいだけなのです。資質のかけらもありません。こんなんが2年も延命したせいで日本の政治は世界から見放されました。“どないしてくれるんやホンマニ。”と言ったところでしょうか。
ところで次の総理大臣ときたらこれまた増税大好きタイプのようで“もうなんともあきまへんな。”そもそも消費税は社会保障ができないから上げるなどといかにもまともな理由をくっつけていますが、この国は消費税をいくら上げたって社会保障は良くなりません。誰も責任を取る仕組みがないからです。それは前任者が言ったことと言っていれば済むのですからね。消えた年金が良い例です。それより公約した国会議員の歳費削減をなぜ実行しないのでしょう。これを実行すればむしろ消費税は下げられますよ。消費税上げないでどうやって国の財政を立て直すなどと聞いてくるアホがいますが、納税者が答える必要もないし考えることではありません。納税者は払う方でお金を預かる国が財政を考えるのは当たり前です。それが仕事でしょうが。使い方が悪いから怒っているのです。
それにしても気のぬけた管ビールのあとにまた気のぬけたビールを注ぎ足されてはたまったものではありません。せめて新しいグラスに新鮮なビールを注いでほしいものですね。
新しい総理大臣がまたドボンなら、怒るでぇホンマニ・・

最新の画像もっと見る