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ボクは雑草です

シフトクリエイティブ社長のブログです。

十九の春

2018-09-22 19:43:33 | 報道/ニュース
♪わたしがあなたにほれたのは~♪ちょうどじゅうくのはるで~した。♪いまさらりえんというならば~♪もとのじゅうくにしておくれ~ これは昭和の中頃ヒットした田端義夫さんの「十九の春」です。なぜか鼻歌のように自然とメロディが出てきました。理由は分かりません。歌詞もくわしく知りません。早速ネットで調べてみることにしました。そして何回も聴くといい歌ではないですか
この曲が突然頭に浮かんできたのは沖縄の翁長知事が亡くなった頃からでした。沖縄では新しい知事を決める知事選が9月30日に行われます。亡くなった翁長知事は徹底的に辺野古移設反対を貫きました。もともと自民党で移設賛成の人でしたが、民主党時代の「最低でも県外」が反故(ほご)にされたことや今の総理を始め本土の政治家の沖縄軽視に憤慨して一転反対の旗手となりました。しかし志半ばでガンが発覚、病床からも反対を訴えた続けた政治家でした。なにが彼をそこまで奮い立たせたのか、原点は「十九の春」にありました。
それでは二番からの歌詞を続けます
男:♪元の十九にするならば~♪庭の枯れ木を見てごらん~♪枯れ木に花が咲いたなら~♪十九にするのもやすけれど~
女:♪見捨て心があるならば~♪早くお知らせくださいね~♪年も若くあるうちに~♪思い残すな明日の花
男:♪一銭二銭の葉書さえ~♪千里万里の旅をする~♪同じゴザ市に住みながら♪逢えぬわが身のせつなさよ~
女:♪主さん、主さんと呼んだのに~♪主さんにゃ立派な方がある~♪いくら主さんと呼んだとて~♪一生忘れぬ片思い
男女:♪奥山住まいのウグイスは~♪梅の小枝で昼寝して~♪春が来るよな夢を見て~♪ホケキョホケキョと鳴いていた
沖縄の人や、沖縄に詳しい人なら良く知っている歌ですが、これは古い沖縄の民謡で作者不明、歌詞は自由に変えられて歌われています。言わばみんなの歌です。しかしこの歌詞にはいろんな思いがこめられていました。
女は沖縄の女性でしょう。そして男はアメリカ人、軍関係者または兵士でしょうか。沖縄にいる間だけの恋でした。悲しい恋の物語というにはちょっと複雑です。前半は不倫をしている男女の恋歌のようになっていますが、最後の一説はおもむきが違いますね。春がくるような夢を見て、ホケキョホケキョと鳴いていた。というのは来ないかもしれないけど、いつか来る春(平和)を夢見ていると歌っています。
戦後、沖縄はアメリカの統治下におかれ、日本に返還されたのは1972年でした。お金はドル、車は右側通行でした。つまり沖縄は外国でしたから行くにはパスポートが必要でした。27年間もアメリカでしたから沖縄の人たちはアメリカ人(主に軍関係)との付き合いが普通でした。アメリカ人の経営するお店で沖縄の人が働いている。基地の食堂や掃除などの仕事も沖縄の人たちの大切な収入でした。統治されるということは統治するアメリカが上と言うことです。
1970年、コザ市(ゴザ市とも言います、現在の沖縄市)でアメリカ軍車両や施設に対する焼き討ち事件が発生、ゴザ暴動へと発展しました。横倒しにされた車が燃えている映像は強烈に印象に残っています。これはアメリカ兵士の運転する車が基地で働く沖縄人をはねたことかが発端でした。人権侵害に苦しめられてきた沖縄の人たちが我慢の限界を超え爆発したのです。翌1971年まで続き、コザ市は暴動の街と化しました。基地の街コザ市(今の沖縄市)へ行くと今もアメリカのダウンタウンのようになっている飲食店や商店街を見かけます。そんなお店に入ると日米地位協定に守られて我がもの顔に振舞うアメリカ兵。当時がいかにひどかったか、人権侵害どころか沖縄の人を人間と思っていない様子が浮かんできますよ。
戦後、沖縄のウグイスはずっと春を待ってきましたがどうやらまだ来ていないようです。この歌を聴いてそんな気持ちになりました。
それでは歌をどうぞ
これは新生ネーネーズが歌う「十九の春」一番の歌詞を間違えているものです。
♪十九の春ネーネーズ
こちらは正調「十九の春」です。
♪十九の春

2018/09/22

災害列島・日本

2018-09-16 16:43:51 | 報道/ニュース
今年は災害の多い夏でした。6月28日から降り始めた雨が観測史上最大となり7月8日には広島、岡山、愛媛で河川の氾濫や大規模な土砂崩れが発生。九州全域から岐阜県に至るまで広い範囲で死者を出す広域災害となりました。台風に影響された梅雨前線による豪雨でした。死者は合わせて230名以上、こんなに広い範囲で雨が降り続いたのは100年さかのぼってもあまり例がないとのこと。最も被害の大きかった広島、岡山、愛媛では9月になった今も避難生活が続いています。
ボランティアが大量に入って家の片付けや土砂の撤去をしている中、8月12日には2才になったばかりの男の子が山口の実家に遊びに来ていて行方不明になりました。500mほどをひとりで歩いて帰る途中での出来事でした。警察、消防など160人体制で捜索しましたが見つかりません。あきらめかけていた3日目、15日午前、ひとりの男性が男の子を発見しました。尾畠春夫さん78才です。尾畠さんは軽自動車に乗って全国でボランティア活動をしているスーパーおじさんでした。捜索隊は亡くなっていることを前提に水路や草むらを棒でつついていましたが、尾畠さんは生きていると確信し、大きな声で名前を呼んで探し始めて30分後に発見しています。この場合黙って下を向いて草むらをつついていてはダメなのだ、と分かりました。尾畠さんは日本で一番有名なスーパーボランティアになりました。
同じころ6月23日、タイ北部の洞窟では公園に練習に来ていた少年サッカーチームとコーチの13名が突然の豪雨で休んでいた洞窟に閉じ込められ、イギリスの救助チームに発見される7月2日まで、9日間、洞窟内に染み出るわずかな水だけで生き延びました。その後7月10日に全員が救出されました。これも大きなニュースとなり映画化の話まで持ち上がりました。
その後日本では、高校野球が始まり、金足農業高校フィーバーが起き、そして8月18日からはインドネシア、ジャカルタでアジア大会が始まり、水泳の池江璃花子ちゃんの活躍や男子陸上4×100mでの金メダルで大いに湧き上がり、しばし豪雨のニュースはなくなりました。9月2日に池江璃花子ちゃんのMVPでアジア大会が終わったと思ったら、9月4日、非常に強い台風21号が兵庫県に上陸、大阪が大きな被害を受けました。関西空港が高潮で滑走路が水没、さらに関空をつなぐ橋に石油運搬船が激突、道路は使えなくなり8000人が空港島に取り残されました。空のダイヤは大幅に乱れ、新幹線も運休となりました。
4日の午前、ベトナム人と名古屋で会うことになっていたボクは約束のホテルへ行きましたが、やはり飛行機は中部国際空港に降りられず、羽田に降りて新幹線で向かっているとのことでした。ところがその新幹線も豊橋で止まってしまいました。結局ボクが彼と会ったのは翌日でした。
大変な台風だと思っていたらその翌日(正確には9月6日午前3時08分)、今度は北海道で大きな地震が起きました。厚真町で震度7でした。直下型でした。40名が亡くなったほか電気・水道にも大きな被害が出て札幌や函館の都市部も電気が止まるブラックアウト、言わば全滅でした。乳牛の搾乳も出来ず酪農に大きな被害が出ました。
台風・豪雨・土砂崩れ・高潮・そして地震、暑い日本に大きな災害が一気に押し寄せたことになります。
その中で救われたのは、天皇、皇后両陛下が被災地をまわられているニュースでした。高齢のため来年3月で退位されることは決まったのですが、それでもすべての被災地をまわられている両陛下。政治家が点取りのために気持ちのない被災地訪問をしている映像は見たくもありませんが、天皇・皇后両陛下の被災地訪問はいつ見ても気持ちの良いものです。象徴天皇ですから行政に関わることはありませんが、だからこそ心が感じられるのかも知れません。
これだけ災害の多い日本列島なのですから専門家はもっと頭を使って欲しい。台風や雨の予報はレーダーのおかげで良くなりましたが、地震研究はダメですね。この範囲で起きる確立が70%なんて言ったって日本中全部ですよ。そんな予報だったら要りません。レーダーのように地震計の感度を上げて、毎日観測していれば直近でも予測は出来ることです。備えも大事ですが研究者の奮起を求めます。
(今日はまじめです)
2018/09/16

火星大接近

2018-08-01 20:43:46 | 報道/ニュース
これを書いているとき、ふたつのバイキング宇宙船が火星の周りを回って地球からの着陸指令を待っている。As I write, two Viking spacecraft are circling our fellow planet Mars, awaiting landfall instructions from the Earth. という書き出しで始まるジェームス・ラブロックさんのGAIA「地球生命圏」は空気と言う透明な容器に包まれた地球をひとつの生命圏(大気圏と同じで生物がいる範囲)と考え、生命圏にいる生物はこの惑星を生命に最もふさわしい快適な環境に保っている、私たちはその一部でありパートナーだ。と地球環境を守る大切さを説いています。
そして火星探査機バイキングの目的も火星に生命が存在するかまたは過去に存在したかを調べるものでした。最近のニュースでは火星の地下に水があるらしいことが分かり、水があるとすれば生命の存在も考えられます。
少し前まで、火星は地球と似ているから火星人がいるかもしれないと大騒ぎになり、タコのような火星人のイラストが立て続けに発表されました。しかし火星まで探査機が行けるようになると火星人の夢はなくなりました。
かぐや姫が月へ帰ったり、月でウサギが餅つきをしている、と言ったのどかな話も、人間が月に降りてしまうとかぐや姫もウサギもいないことが分かりました。
技術の進歩はのどかではありませんが、新しいわくわく感を生み出します。
アメリカの起業家イーロン・マスクさんは、100万人の火星移住計画を発表して話題になりました。その後、何度も使えるロケットブースターの実現や電気自動車、自動運転車、さらには時速700キロで走るハイパーループなどを実現しています。100万人の移住計画も夢ではないかもしれませんね。イーロン・マスクさんになぜそんな膨大な計画を発表するの?と聞くと、「テクノロジーは人々の努力がなくては発展しない、ピラミッドだってローマの水道だってもう作れない。努力しないとどんどん衰退してしまうんだ。人類発展のため地球に替わる惑星を見つけることは人に刺激を与えます。わたしは未来に対して前向きでいたいだけ。」だそうですよ。
人類が月に行って以来、大きなわくわく感がない、このままでは衰退してしまう。そこで火星移住計画で人々をわくわくさせたい。イーロン・マスクさんが言うと実現しそうですね。しかし、ボクはやめときます。やっぱり地球がいいですから。
今年は15年ぶりに火星が地球に大接近。特に2018年7月31日はもっとも近くなる、と言うことで夜空を見上げましたが、残念ながら雲に覆われて火星も他の星も見えませんでした。9月初めまではいつもの5倍ほどに見えるそうですよ。暑い日々が続くので夜涼しくなって空を見上げるのは気持ちが良いものです。花火大会や盆踊りのあとに夜空を見上げるのもいいでしょう。
火星が見えるのは月のすぐとなりです。こうして見るとやっぱり月で餅をついているウサギの方がボクは好きですね。火星移住計画もいいけど、地球を守るジェームス・ラブロックさんに一票入れたい、そんな風景の火星大接近でした。

2018/08/01
※ちなみに、地球から火星までの距離は7,830万Km、宇宙船に乗って10か月かかります。10時間飛行機に乗っているのも大変なのに片道10か月ですよ。さすがにこれは飽きちゃいますね。行くことはないボクが言うのもヘンだけど・・ジャン
※追伸です
8月18日深夜0時30分、天気がよく火星が輝いていたので、あえて倍率を上げずに見た目に近い画像を撮ってみました。倍率5倍のビデオ映像の静止画ですがほぼこのように南西の空に見えました。点のように見えるのが火星です。ここまで大きく見えるとちょっと身近に感じられますね。

暑い、暑い、暑い、2018年の夏

2018-07-24 06:50:58 | 報道/ニュース
最高気温が40度だなんて他人事と思っていました。暑くて大変だなあ、とは思いましたが、自分がクーラーの効いた事務所やショッピングセンターなどにいると実感がわきませんでした。しかし、しかし、今年は違う、40度がもう4日間も続いています。これは経験のないことです。40度の暑さは35度とはぜんぜん違う。外で立っているだけでめまいがします。車もすぐに冷えません。初めて夏バテを感じました。
6月14日から7月15日、ロシアがワールドカップで盛り上がっている1か月間にいろんなことがありましたね。
6月23日、タイでは少年サッカーチーム12名とコーチ1名の計13名が突然の激しいスコールにより洞窟に閉じ込められました。行方不明になって9日後の7月2日イギリスの救助チームが発見、そしてその8日後に全員無事救出されました。11才から13才の少年と24才のコーチは食べ物がなく岩の間から落ちてくる水だけで生存していました。救助チームの一人が亡くなりましたが、この救出劇には世界中が感動しました。映画化の話も持ち上がり、イギリスのサッカーチーム、マンチェスターユナイテッドは彼らと救出隊を来シーズンの試合に招待すると公式HPで発表。ワールドカップの期間中に世界で一番有名なサッカーチームとなりました。
日本では6月28日から7月8日ごろにかけて降り続いた豪雨で九州北部から岐阜県まで広い範囲で土砂災害が発生。特に広島。岡山、愛媛で大きな被害が出ました。死者・行方不明合わせて230名というのは近年にない大災害でした。西日本豪雨(平成30年7月豪雨)と名付けられ今も復旧作業にボランティアが多数参加しています。しかし連日の猛暑で思うように作業が進みません。ボランティアが熱中症で倒れるといったニュースが毎日流れています。
今年の暑さは日本だけではなさそうです。寒いスェーデンでも30度超え、シベリアでは30度超えの暑さと乾燥で山火事が多数発生、アメリカでは50度超え、中東では60度超えなんてニュースまで流れてきました。北半球が真っ赤になっています。
小学校では野外行事がつぎつぎと中止に、これは7月17日愛知県豊田市の小1児童が野外活動後に熱射病で死亡したことが発端でした。この時の気温は33度でした。それから1週間、35度は当たり前、37度、38度、39度が続き、熱中症で病院に搬送されたニュースのない日はありません。屋外プールの水が熱くて入れないからとプールが閉鎖されたニュースまで登場しました。暑いからプールへ入るのではなく暑すぎてプールへ入れないなんてこれこそニュースです。(犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛んだらニュースだと同じです。)
とんでもない暑い夏です。暑さだけなら5年前にもありましたが、その時は雨もあり、こんなに長く続きませんでした。今年はまだこの暑さがしばらく続きそうです。しかも世界中が暑い。記録に残る暑い夏になりそうです。こうなったら、暑い夏を楽しむ方向に気持ちを切り替えるしかありませんね。

2018/07/24

栄光のハーレーダビッドソン

2018-07-10 06:39:58 | 報道/ニュース
アメリカの代名詞のようなハーレーダビッドソン、200万円から高いものは700万円以上もするオートバイです。1000万円を超えるものもありますよ。一度は乗ってみたいという人は世界中にいくらでもいます。で、この会社、いつごろからあるかと言うと、なんと1903年ウィスコンシン州ミルウォーキーに設立とあります。100年以上前からあるんですね。1969年に公開された映画「イージーライダー」はハーレーダビッドソンの映画のようでした。
このオートバイ、当初は警察署に販売されていました。そして戦争になると戦場で大活躍。そのためますます頑丈になり、オートバイでは世界最強になりました。
しかし第二次世界大戦が終わると、でかさと頑丈さがじゃまになりました。敗戦国日本が性能も燃費も良い小型オートバイを安く作ると、それが売れるようになります。ハーレーは無用の長物、無駄の代名詞になってしまいました。
ハーレーはAMFに売却され、その後1980年代にはさらに投資家グループに売却、何とかアメリカの代名詞ハーレーダビッドソンを残そうとしますが、安くて性能がいい日本メーカーのオートバイにはかないませんでした。
そこで、日本メーカーがオートバイを大規模にアメリカに輸出することはアメリカ国内メーカーを脅かす、と当時のレーガン大統領は国際貿易委員会の調査を踏まえ700cc以上のオートバイの輸入に45%の関税を課すと発表します。100万円のものが145万円になってしまいました。
しかし日本メーカーは大量生産とコスト削減、さらに現地生産で対抗、45%の関税を掛けられてもなお売れていきます。確かに300万円のオートバイは高い、日本製が同じ排気量で150万円、しかも扱いやすい小型で燃費も良いとなれば、こちらを買うでしょう。力をつけた日本メーカーは世界の自動車レースにも参戦、性能も飛躍的に良くなりました。
こうして110年の歴史を持つハーレーダビッドソンは、実用品から愛好家の特別なオートバイとなり、古き良きアメリカの象徴的存在となりました。
トランプ大統領がアメリカへの輸入製品に大幅な関税をかける、と選挙目当てに息巻いたとき、中国・EUなど各国は同率の報復関税をかけると発表、30%の関税をかけるならアメリカからの輸入製品にも30%の関税をかける、と言う意味です。このトランプの政策に反旗をひるがえしたのがなんと名門ハーレーダビッドソンでした。ただちにタイ工場での生産を50万台にすると発表。つまりハーレーダビッドソンに関税をかけられるなら、海外で作っちゃうよ、と言う意味です。口だけのトランプに行動で対抗したのです。このニュースは痛快でしたね。名門の誇りを感じました
関税で自国の製品を守るという政策はグローバル化した今の経済ではあり得ません。セイロンで作られたナイキのシューズなんて当たり前の時代です。アメリカで走っているTOYOTA車の6割はMade in USAですよ。関税を掛けあう貿易戦争は誰も得をしません。50年前に終わっています。
ハチャメチャな大統領に、いい加減にしろ、と名門企業がアメリカ魂を見せましたね。言われたトランプは「ハーレーは降伏した」などといきがっていましたが、トランプの親衛隊が革ジャン着てアメリカ国旗をなびかせ乗っているオートバイ、100台も連ねて現れるオートバイ、あれがハーレーダビッドソンですよ。トランプ親衛隊も困りましたね。これからはハーレーに乗らず馬に乗って応援するんでしょうか?50年前どころか西部劇の騎兵隊に戻っちゃいますよ。
追伸:こんな時代遅れのトランプに世界で唯一べったり張り付いているのが日本の安倍さん。6月8・9日カナダでのG7でプラスティックごみをなくそうと各国が声明を出したのに加わらなかったのはトランプだけ、それを知った安倍さんも参加をやめ、結局5か国での声明となりました。安倍さんに言いたい。あなたも一応先進国の首相なのだから、プラスティックごみのことぐらい自分で判断しなさい。以上です。

2018/07/10

ロシアワールドカップ2018始まる

2018-06-23 19:08:38 | 報道/ニュース
いやあ、世界一流プレーヤーのサッカーはやっぱり違いますね。ネイマールが泣くとなぜかこちらまで涙が出ます。コスタリカ戦はアディショナルタイムまで0対0。ブラジルが打っても打っても入りません。引き分けかと思われた残り3分にコウチーニョのシュートで1点。喜んだ監督まで転がりました。そして終了間際の94分、ネイマールが見せました。両足で自分の後ろに蹴り上げて目の前のコスタリカ選手の頭上を越え再びネイマールがパス、なんだこりゃ、最後の最後でこれをやるか?と驚いていたら乗ってきたネイマールが96分終了間際に飛びあがってシュート。苦しんだブラジルが2対0で勝ちました。ネイマールは泣きました。座り込んでおいおいと泣いています。それを見てサポーターも泣いています。演出とはいえこれは泣くでしょう。観客の心をつかむ、スタープレイヤーの神髄でした。
4年前のワールドカップでは自国開催のブラジルが準決勝で負けるという屈辱、ブラジルは燃えていますね。しかし4年前とは勢いが違う、ネイマールだっていつまでも若くない、オーバーに転んでファウルをもらおうと懸命に頑張る、これもサポーターへのアピールでしょう。楽しくなければスポーツではない、倒れ方が笑っちゃうほどうまいのです。ネイマール、やっぱり好きだなあ。
まだグループリーグですが、見ごたえのある試合がありましたね。初戦のポルトガル対スペイン、そしてドイツ対メキシコ。これがサッカーだと言わんばかりの超一流プレイの連続でした。やっぱり一流はいいなあ。フランス料理でも一度でいいからバカ高い一流高級レストランで食べてみたい。オペラも、クラシックも超一流を観たい、するとこれが本当のオペラ、これが本当のクラシックだと分かります。お金が続かないので一度でいいから一流を食べる一流を観ることを勧めます。しかしサッカーの一流はテレビでやってくれるから現地へ行かない限りお金はかからない、それでもって一流が楽しめる。ワールドカップはそんな一流を味わわせてくれますね。
今回のワールドカップに限らないけど、やっぱりサッカーはヨーロッパ、そしてメキシコ・ブラジルの中南米が強い、歴史が違うと言ってしまえばそれまでだけど、それだけではなく国民のサッカーに賭ける熱意が違う気がしますね。フィジカルが弱いと言ったって中南米と日本ではそんなに変わらないのですよ。しかもだんだん身長も体重も近づいています。やっぱり熱意と気迫だろうな。これもいつも事だけどテレビの取り上げ方にも違和感を感じますね。試合内容そっちのけでのバカ騒ぎ。そして終わってしまえばあとは知らん顔です。これでは熱意が続きません。ワールドカップの時だけ騒ぐのではなく普段からもっとサッカーを取り上げたら変わると思うよ。はっきり言って日本の試合は一流とは言えません。応援はしていますよ。
でもやはり・・じっくり見るのはドイツ・スペイン・ポルトガル・メキシコ・ブラジル・・こんなところになってしまうんですよね。ザンネン
ところで強すぎるポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、あれはなんですか、かっこ良すぎです。毎日腹筋3000回ってボクにできる訳がない。君はサイボーグか、やり過ぎだろ。(つづく)

2018/06/23
※6月24日(日本時間25日0時~)のGL日本対セネガル戦は見ごたえのある試合になりましたね。2-2の引き分けでしたが、こういう試合をしていれば一流に近づいてファンも増えますよ。良かった良かった、今までで一番良かった、気がする。

イムジン河

2018-06-01 20:55:08 | 報道/ニュース
いま、日本と韓国がよろしくありません。政府が出す外交青書から「もっとも重要な隣国」という表現が消えました。パク・クネさんが慰安婦像にこだわったあたりからおかしくなりました。安倍さんとパク・クネさんが国際会議で並んでも目も合わさない時もありました。そして文大統領になってピョンチャンオリンピックで南北融和、合同チームの結成、そして南北首脳会談から米朝首脳会談へ。日本の安倍さんは完全に無視されました。存在感を示すため安倍さんはせっせとトランプ詣でをするしかありません。その腹いせが重要な隣国ではなくなったとしたら、ちょっと大人げないと言うものですね。もともと南北問題に日本が口出しできる立場にはありません。日本には現在も在日コリアンが大勢暮らしています。どうして日本人でもない外国人でもない在日と言うのか。日本で生まれ日本で育った人がどうしてコリアンなのか。朝鮮学校が日本にたくさんあるのはなぜか。それを考えると答えが見つかりそうですよ。
朝鮮半島は37年(正式に35年)もの長い間、日本に支配されていました。第二次世界大戦で日本が無条件降伏するまで、形の上では日本だったのです。戦争で日本が負けるとすかさずロシア、当時のソ連がこれも日本だった満州に侵攻、その勢いは朝鮮半島に及びました。38度線で南北に分けられた半島はソ連軍の後押しを受けた北朝鮮軍が一時は釜山まで侵攻しました。このままでは朝鮮半島は共産主義国家になってしまいます。アメリカを中心とする国連軍が反撃します。国連軍を指揮するのは日本を統治していたマッカーサー司令官でした。現在国際空港のある仁川から上陸し、北朝鮮軍を分断、中国国境まで押し戻すのに3年かかりました。死者300万人とも言われる壮絶な戦いでした。アメリカ軍の参戦はソ連を引かせました。冷戦に入る前でしたのでソ連はアメリカと直接対峙したくなかったのです。そこで革命で共産主義国家となった中国に役目を譲りソ連は表面上戦っていないことにしました。中国国境まで北朝鮮を押し戻したマッカーサーは、ものすごい数の兵力で攻め込もうとしている中国・北朝鮮連合軍に対して原爆の使用を認めるよう要請しますが、当時の大統領トルーマンによって解任されます。そして1953年、今の板門店で休戦協定は結ばれました。しかし中国国境まで押し戻していた韓国はあくまで統一を望み協定には参加しませんでした。そのため中国・北朝鮮・アメリカでの休戦協定となりました。
これで朝鮮半島は38度線を境界として南と北に分かれ、北の共産主義と南の資本主義がその後交わることはなくなりました。しかし戦争中のどさくさで共産主義を嫌って韓国へ逃げてきた北朝鮮の人たちも多く、兄弟・親戚が別れ別れになりました。当初は広大な農地を持つ北朝鮮の方が荒廃した韓国より豊かでした。そのため人口が減ってしまった北朝鮮は日本人妻の大募集を行い、多くの日本人が夢の楽園と言われた北朝鮮に渡りました。その後は現在に至っています。
さて別れ別れになってしまった南北ですが、38度線板門店のすぐ南に大きな川があります。イムジン河です。(リムジンガンとも言います。)イムジン河は南側から海に近づくと北側を流れ、南と北を流れる川でもあります。そのため今でも川の上流からぺットボトルに韓国の宣伝とお金とお米を入れて流し、北朝鮮の人に届ける活動をしているグループもいます。
ザ・フォーク・クセダーズが歌った「イムジン河」は1968年に発売、北朝鮮の人が南の故郷を思う歌でした。一時は政治的な配慮から発売禁止になりましたが、その後解禁され70年代には大ヒットとなりました。2002年、解散したザ・フォーク・クルセダーズが30年ぶりに一回だけのコンサートをNHKホールで行いました。そのコンサートの中で一番印象に残った歌はやはり「イムジン河」でした。
南北融和の中で米朝会談など話題の多い朝鮮半島ですが、この「イムジン河」を聞くと半島の人の気持ちが少しは分かるかもしれませんね。それでは最後に歌詞の中にあるこの言葉で締めくくります。♪誰が祖国をふたつに分けてしまったの?♪誰が分けてしまったの?
♪イムジン河

2018/06/01

日大アメフト反則問題

2018-06-01 18:29:29 | 報道/ニュース
なんでこんなことで大騒ぎになるのか分かりませんね。これは部活での出来事です。弁護士が入ってくることも異常なら、第三者委員会を立ち上げることも、傷害罪で告訴することも。監督とコーチの総入れ替えや理事長やめろと日大教職員組合が要求することも、すべてが異常です。そもそも日大なんてたいした学校ではない、大騒ぎする話ではない。アメフトは日本ではメジャーではない、はっきり言ってどうでもいい。そう思っていました。
しかし、なんかブログを書こうと思ったら、ほかに、・・ないのです。米朝会談はやる前にワアワア言っているだけ。このふたりでは話が進む訳がない。セレモニーやってゆっくり話していこう、では先が長いと思うよ。日本の国会は相変わらず同じことの繰り返し、だらだら前へ進まない。安倍さんやめろ、が日大理事長やめろ、に変わっているだけ。ウップンの晴らしどころが日大かよ。って感じですね。とは言えアメフト部の異常な反則行為が大学のあり方にまで話が及んだら、ひとまず記録しておきましょう。
今大学はどこもかしこも学生集めに必死です。お金さえ持って来ればイヌでもネコでもハイどうぞ、です。その中にあってスポーツで有名になることはどんな広告より有効です。野球だって、マラソンだって、とくにオリンピック種目の選手なんかどんな広告より学校を有名にしてくれます。そこで学問そっちのけでスポーツ選手の獲得にやっきになります。
三流校がスポーツで有名になろうとするのは今に始まったことではないけど、最近はベルトコンベアのようにシステム化され、2、3才から始めた子どもがジュニアで良い成績を出すと親も巻き込んで条件の良い大学へ行かせようと大騒動します。そのため大学教育の在り方、と言ったまともな話は通用しません。勝てばいいんです、勝てば。強ければいいんです、強ければ。こういう状況下でスポーツをやっていたらそりゃあなんだってやりますよ。ルールの中だったら汚いもきれいもないのですから。
今回のアメフト騒動はアマチュアだから起こったこと。これがプロだったら、選手・コーチには出場停止どころか、ものすごい罰金が科せられ、さらに資格停止です。永久追放で仕事を失い、生活の糧をなくします。事実、過去に野球や相撲でもそういう事例はありますよ。故意に相手チームのメンバーにけがをさせる目的だけで出場する、あり得ない異常事態でした。アメリカの女子フィギアの選手がライバル選手を襲わせたり。ロシアの組織ぐるみのドーピングもありました。ここまでくるともうスポーツではありませんね。やっている人も見ている人も楽しくありませんね。
宮川選手に同情する世論が大勢ですが、それは彼自身が決めることです。監督・コーチ・大学がけしからん、と彼に復帰を求めるのは余計なお世話です。オウム真理教だってやらせた麻原なにがしはもちろん実行犯も死刑でした。やったことは消せません。今回は大したけがではなく幸いでしたが、当たり所によっては一生下半身不自由にさせる殺人行為でした。彼はこの行為をした人間としてこれからの人生を歩むんです。彼の人生を他人が無責任に決めないで欲しい。どうせ世論なんてすぐに変わるし、忘れられてしまうのですから。
最後に今の世の中でいや今の日本で気に入らないことを記録しておきましょう。なんでもすぐに弁護士が出てくることです、すぐに第三者委員会とかいっていかにも公平にやっていると見せかけることです。このふたつは許せませんね。そもそも部活での卑怯な行為は弁護士の出る幕ではないのです。スポーツマンの心得の問題なのです。法律で決めることでもないし、弁護士が介入できるのは心得の中のほんの少しの部分だけなのですよ。
国民のみなさま、そろそろちゃんとしましょうよ。

2018/06/01

ハリー王子とメーガンさん/英国ロイヤルウエディングの生中継

2018-05-21 07:04:45 | 報道/ニュース

5月19日ウインザー城の空には雲ひとつありません。まさに快晴でした。1日に四季があると言われるほど天気が変わりやすいイギリスがこんなに良い天気だなんてまるでおとぎ話の絵本のようでした。
いよいよ正午(日本時間午後8時)聖ジョージ礼拝堂で行われた結婚式のあと、王子と王女は150年前につくられた馬車に乗りおよそ4キロを騎馬兵に守られてパレードしました。この模様はBBCの放送をNHKが生中継しました。いままで英国ロイヤルウエディングはニュースでワンカット見る程度でした。およそ1時間すべてを見たのは初めてです。ウインザー城の広さ、重厚さ、存在感、いろんな意味で The United Kingdom イギリス王国を感じましたね。
さらに驚いたことはパレードのとき一般市民と馬車の距離が近いことでした。手を伸ばせば馬車に届きそうな狭い道幅です。日本の皇室ではありえない距離です。こんなに近くて警備は大丈夫だろうとか心配になりましたが、そこはさすがにGreat Britain、変なおじさんや若者が乱入することもなく祝福ムードにあふれていました。しかし、警備費用が44億円と聞いてこれまたびっくり、一体どこにそんなにお金がかかっていたのかまったくテレビからは分かりませんでした。
もちろん目立たないように警備をしていたこともありますが、それより、BBCのカメラワークつまり映像の作り方がうまいのです。これぞプロというカメラの位置、アングル、寄り、引き、のタイミング、よほど練習をしたのか、または慣れているのか、それとも技術なのか、う~ん、と感心させられる映像の連続でした。まるでワンカットごとに撮影し編集されている映画を見ているようでした。
ウインザー城から二人が出てきて馬車に乗る、馬車がゆっくり進み左へ曲がる、追いかけるカメラの位置、角度、画角、すべてここしかないところを狙っています。そして狭い街へ出る、上からのパン、ゆっくりの引き、絶妙のカメラワークでした。
映画だったら撮り直しもできますが、生中継は本番一発勝負です。まったく失敗がないのです。その後ボクはビデオでも見ました。やはり失敗がないのです。パレードだけで何十台のカメラをスイッチしています。にもかかわらず他のカメラが画面に入ってくることはありません。これは神業に近いのです。どの位置でどのカメラにスイッチするか、もちろん何度もリハーサルしているはずですが、本番は一度だけ、これはもう見事としか言いようがありませんね。
パレードの前の式や歌の時もカメラワークは巧みでした。礼拝堂は天井がめちゃくちゃ高い、上はステンドグラス、そこに何十台ものカメラをセットしました。ほかのカメラが画面に入ってくることは一度もありません。もう一度言いましょう。これは生中継で編集したものではありません。スイッチングは一発勝負です。スイッチャーの技術とセンスの良さには脱帽です。スゴイ
もともとBBCは映像の作りがフィルム志向です。つまりビデオで映画のような撮り方をします。機材で撮っているのではなく心で撮っているのです。それはフランスやカナダのドキュメンタリーにも感じられます。対して日本のテレビにはそれがありません。民放は言うに及ばず、NHKは画質ばかりにこだわり、それ4Kだ、8Kだとバカ高い金かけて機材を追及しています。それは技術がなくてもいい画が撮れちゃうことを意味します。映画のように心で撮ろうとしていません。すばらしい8Kの映像をと言われても対応テレビがなくては見ることはできないのですよ。8Kカメラだってわたしたちの受信料で買っているんです。もう少しセンスを磨いた方がいいと思うよ。
てなこと言ってたら、肝心のハリー王子とメーガンさんのことやパレードのものすごい警備のことなどが書けなくなっちゃいました。理由はボクが疲れちゃったからです。おわり

2018/05/20

中年男のセクハラと援助交際

2018-05-04 19:51:48 | 報道/ニュース
4月18日二人の中年が辞任しました。58才と50才。理由はセクハラと援助交際でした。中年のセクハラや援助交際ではもう驚きませんが、ひとりは財務省トップの事務次官、もうひとりは新潟県の知事となると天を仰ぐお粗末模様ではあ~りませんか。おっさんたち、いったい何をやってるの?
財務省の事務次官なんて正直やることは何もありません。国会で政治家の先生が質問に答えるとき後ろにすわっているアレですよ。質問の答えを書いているように思われるアレですが、実際は部下が全部やっています。国会には出ているだけなのです。つまりやることが何もない。官僚のトップになるのは大変だとは思いますが、なってしまったらあとは抜けガラになるだけ。頭の中はピーマンのように空っぽでしかもクモの巣入りです。それでも記者は事務次官に殺到します。財務省のトップに会えるとなればどこへでも行きます。記者として事務次官に会っていたとなればそれだけで仕事をしていることになり上司からは褒められます。話なんか何だっていいんです。“おっぱいさわっていい?”“ダメです”“キスしていい?”“ダメです”これでいいです。居酒屋でこんな話をしていれば仕事をしていることになるのです。呼ばれない女性記者もいます。するとあの記者はダメだと外されます。つまり記者は呼ばれてなんぼなのです。窓口へ行って記事原稿もらって帰ってくるだけでは記者失格なのです。
今回はテレビ朝日の女性記者がセクハラ行為を受けたと訴え週刊誌に載り58才の事務次官が辞任しました。森友・加計問題の渦中に会った財務省の次官です。どっちもどっちでしょう。だいたいテレビ朝日が特ダネ取ったって放送できませんし、する訳がない。民放なんて同じ報道しかできないんですよ。じゃあ、何のために夜、誘われてわざわざ居酒屋へ出て行ったのか?親しくなりたいだけでした。親しいことが自慢なのだから、あの人知っている、この人と酒飲んだ、と言いたいだけなのですから。とすればピーマン男が下ネタを言ったと訴えたって、聞いている方がアホらしくなるってもんです。ピーマン男はほかに考えることがないのですから。どっちもどっち、勝手にやってろって感じですね。しかしそれがきっかけで事務次官の首を取ったとなればやはり女性記者にしかできないことでした。これが男性記者ならできませんでした。このニュースを取り上げたときNHKまで含めてすべての出演者が私もセクハラを受けたと言ったのが印象的でした。セクハラを受けたことがいい女のように自慢のように聞こえました。そういうことをテレビの前で堂々と言うんじゃねえ。自意識過剰のババアども。そんなことテレビで言うんだったらさっさと訴えるべき。と思いましたね。
もうひとりの新潟県知事はちょっと違いました。今の世相を反映しているさびしい話でした。50才で独身。東大出て医師の免許と弁護士資格をもつガリ勉くんでした。恋愛経験なし。女はもっぱら援助交際。1回3万円で慰められていました。今回は相手の女子大生が彼氏に言って発覚。知事は辞任しました。ちょっとかわいそうな、おまえはアホかと言っちゃいそうな、ウラさびしい事件でした。
慰められた知事に言ってやりたいことがあります。モテる男は援助交際なんかしません。まず必要がないし、モテる男のプライドが許しません。しかしモテない男が援助交際で慰められているとモテる努力をしなくなります。するとさらにモテなくなり永遠に援助交際が必要になります。そういう男を狙って学費を稼ぐ女子大生はごまんといます。間に合わないと思うけどモテる努力を怠ってはいけません。
今回の教訓です
モテる男はセクハラなんかしません。女に気を引かせる必要がないからです。モテる男は女にお金や物を渡しません。エサがなくても入れ食いなのです。おしまい

2018/04/25

グレートトラバース3~田中陽希さんにエール~

2018-04-05 02:22:49 | 報道/ニュース
“グレートトラバース3”の放送がまもなく始まります。2014年に始まった日本百名山一筆書き走破は大きな反響を呼び、翌2015年あまり知られていない残りの百名山に挑戦。日本二百名山を徒歩とカヤックだけで走破しました。その模様はNHKで放送され、田中陽希さんはプロアドベンチャーレーサーとしての地位を確立しました。2016年、17年は世界のとてつもなく過酷なトラバースレースに参加、そして今年は今までの二百名山にさらに百名山を加えた日本三百名山、え?そんなにあるの?これを2年がかりで走破しようというものです。すでに挑戦は1月1日から始まっています。
いくら山が好きと言っても、いくら歩くことが好きと言っても、いくら体力に自信があっても、ここまでしつこく(?)続けられる人はそうはいないでしょう。もういいんじゃあないと思ってもまた見てしまいそう。チクショー
という訳で、現在2014年に始まった日本百名山走破が再放送されています。これを見ると最初の感動がよみがえってきますね。ちなみに今日は九州から本州へ渡る関門トンネルバージョンでした。途中、東日本大震災で被災した60才前後の女性に出会いました。彼女はひとりで自転車に乗り全国をまわって、さらしの布に応援メッセージを書いてもらっている、ということでした。沖縄までいって東北へ帰るところとか、いやまあそんな女性がいたんだ。もしかしたらその部分は見てなったのかもしれない。初めて見る映像でした。あれから4年、あの女性はその後どうしたんだろう。東北でゆっくりしているんだろうか、それともまた陽希さんのように日本中を自転車でまわっているんだろうか、あの女性のその後も取り上げて欲しいな、などと思いました。
以前のブログにも書きましたが、ひとりでずっと挑戦を続けることはどんな挑戦であっても人生にとてつもない財産を作ります。今では陽希さんに多くのサポートがついています、応援スポンサーやフアンもいます、しかし最初は本当にひとりからのスタートでした。
時は4月、新入生、新学期、新年度、あたらしい始まりです。なんでもいいからずっと挑戦し続けることは素晴らしいことです。さあ、なにか始めませんか?ボクも陽希さんからパワーをもらいました。やりかけて中途半端になっていることがたくさんあります。もう一度続けますよ。そしてずっと続けますよ。ありがとう陽希さん!がんばれ陽希さん!

2018/04/04

※4月7日(土)午後7時30分からの放送をリアルタイムで見ました。百名山二百名山と同じ映像になってしまうのではと危惧しましたが、季節が違うと同じ山でも表情がまったく違うことが分かりました。陽希さんの感想も4年前より格段にうまくなっていました。撮影クルーも慣れて風景のアングルも良く見ごたえのある内容でした。これは満点の番組なのではと思っていた矢先、モモクロやら伊集院なにがしが突然出てきて番組をぶち壊し。格調高いナレーションの崇高なドキュメンタリーが三流バラエティになってしまいました。モモクロの場面は要らない、せっかく陽希さんがいいこと言って終わってもその直後に山の知識もないちゃらちゃら話では後味が悪いだけです。ドキュメンタリーにバラエティ要素は要りません。グレートトラバースはひとり旅のドキュメンタリーに徹して欲しい。ディレクター・プロデューサーは考えを変えて欲しい。これは陽希さんの2年に渡る壮大な挑戦なのだから、たのむ。
2018/04/07深夜

学問のすすめ

2018-04-03 18:02:08 | 報道/ニュース
長く続いた安倍1強に国民は慣らされてきましたが、ここにきて少し空気が変わりました。国民が政治をチェックする機運が生まれました。でもこれは良いことです。国民が政治をチェックしないで誰がするんでしょう。選挙の事ばかり考えている政治家が自らをチェックするなんてできるはずがないからです。

学問のすすめ

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。から始まる“学問のすすめ”にこんな一節があります。
「そもそも政府と人民との間柄はただ強弱の有様が違うだけで人権に違いはない。百姓は米をつくりて人を養い、町人はものを売買して世の中を便利にする、これすなわち百姓・町人の仕事なり。政府は法令を設けて悪人を制し、善人を保護する、これすなわち政府の仕事なり。この政府の仕事には莫大の費用がかるが政府には米も金もない、そこで百姓・町人は年貢や運上(個人税)を出し、政府の資金を賄おうと双方一致で取り決めたること、これすなわち政府と人民の約束なり。ゆえに百姓・町民は年貢を出して法を守れば、その職分をつくしたことになり、政府は正しい使い方をして人民を保護すれば、職分を尽くしたことになる。」
今年度の国の予算案が可決しました。過去最高の97兆7000億円です。これからこのお金に業者が群がります。しかしもともと国にはお金は1円もありません。すべて国民からの税金や国債の発行です。言い換えれば国民のお金です。国民が税金を払っているのに政府が正しい使い方をしていないのが問題です。災害対策費が別のことに使われる、年金が消えちゃった、必要もない財団をつくり天下りにバカ高い給料を払う、これらは正しい使い方ではありません。
「しかるに幕府のとき幕府の事をお上と唱え、お上の御用とあらば、道中の旅籠までもただ食いし、川場に銭も払わず、人足に賃銭を与えず、はなはだしきは旦那が人足をゆすりて酒代を取るに至れり。殿様の物好きにて普請をするか(何かをつくる)、役人の取り計らいにて余計なことをし、無駄にお金を費やしてお金がなくなるとあれこれ言葉を並べて年貢を増し、御用金(寄付)を言いつけ、これを御国恩に報いると言う。そもそも御恩とはなんぞや。百姓・町民が安隠に家業を営み、盗賊・人殺しの心配なく暮らせることが政府の御恩ではないのか、もとより安隠に暮らせるのは政府の法があるからであり、法を作って人民を保護するのは政府の仕事であり政府の商売柄にて当然の職分ではないか、これを御恩などと言うべきではない。政府が人民に対してその保護を持って御恩と言うなら、百姓・町民は政府に対し年貢や運上を納めていることも御恩である。」
これは明治の初めに書かれたものです。今も変わりませんね。天下りの官僚が昔の業者と飲み屋に行ってお金を払いません。うまく取り次いで欲しい業者はペコペコしています。人足をゆすって酒代を取るのです。森友・加計は殿の物好きに役人が余計な取り計らいをした結果です。国会議員を「先生」と呼ぶのはやめましょう。何も教わっていませんから。
今年は明治になって150年の節目の年。いまだに江戸幕府では進歩がありません。政府の役割はなにか、政治家の仕事はなにか、その仕事をチェックするのは誰か、そんなこと、あんなこと、150年前を振り返ってもう一度考えたいものですね。

2018/04/03
※福沢諭吉さんの”学問のすすめ”は学問をすれば偉くなれる、偉くなったら収入が増える、収入が増えれば良い生活ができる。明治の初めに学問の大切さを説いた啓発本でした。いまでも参考になりますよ。

安倍さん大ピンチ

2018-04-03 04:47:34 | 報道/ニュース
安倍内閣の支持率が過去最低です。30%と言うのは第一次安倍内閣の終わりとほぼ同じ。森友問題で決裁文書の改ざんが表面化して以来下がり続けています。佐川前理財局長が国会の証人喚問で刑事訴追を理由に証言拒否を繰り返したことでさらに下がりましたが本質はそんなことではありませんね。
2年前、森友学園が小学校をつくると言って。9億円の国有地をタダ同然で学園に売却。この理事長は安倍さんの仲良し、日本会議の仲間でした。幼稚園児に教育勅語を暗唱させている映像に安倍さんがこの学園の理念はすばらしいと国会で称賛していた時期でした。名誉校長は昭恵夫人でした。ほぼ同時に四国の加計学園には獣医学部を新設、ここでしか新設できないように新たな条件を作り、こちらも36億円の国有地を無償で払い下げ、しかも県から毎年6億円やら8億円やらの補助金を出す。加計学園の理事長もまた安倍さんの親友でした。昭恵夫人は会長でした。政治家の汚職とは自らの地位や職権・裁量権を利用して特定の事業者等に対し優遇措置をとることとあります。ならばこれはどう考えても汚職でしょう。
安倍さんの関与があろうがなかろうが破格の優遇措置を受けていたのは事実です。日本のトップである総理大臣の知り合いそれも大親友が絶対できない優遇措置を受けていたのです。法律うんぬんではなくそれ以前の問題です。誰が考えてもこれは汚職です。
アフリカや南米なら大統領はつるし上げられます。ケニアの大統領は国有地を知り合いに安く売ったことで弾劾・罷免されました。ブラジルのルセフさんも弾劾。なぜ安倍さんが弾劾・罷免されないのか。
官僚トップおよそ600人の人事権を内閣府がにぎり、日銀総裁を変え、NHKの会長を変え、気に入らない放送局を呼びつけ電波をとめると脅す。こんなことを許してきた国民にも責任がありますね。みんな委縮しちゃって、テレビで反対意見すら言えない気持ちの悪い空気が5年も続いていました。そのうち国民からネット右翼まで現われる始末です。国のトップや政治家を弾劾するにはまず国民が声を上げなければなりません。国民が声をあげることすらできない状況をつくり、「忖度」などと取って付けたような言い回しに終始してきました。メディアの責任は重大です。
ただでさえ、メデォアはまわりを見ながら適当に報道しています。欧米のように個が確立していません。みんな横並びの同じ報道です。貴乃花となればみんな貴乃花。防衛省の南スーダンのPKOの日報隠しに続いてイラクの日報隠し。こんなことはずっと前からやっていました。自衛隊の海外の行動はほとんど秘密です。自衛隊が活動している現地へメディアは行ってもいないのですよ。日報隠しは行って取材をしていればすぐに分かることでした。ジャーナリスト精神のかけらもない、ちゃらちゃら報道ばかりなのに国民は慣れてしまってメディアの言うとおりになってしまいました。「まあ、これが日本だから」などと平気でインタビューに応えている30代のエリートサラリーマンぽい男性の顔には知性のカケラもありませんでした。
今回の教訓です。
国民がしっかりしていれば、メディアがまともなら、こんな総理大臣は生まれなかった。
(くたびれちゃったので今日はおわり)

2018/04/02
※歴代内閣支持率の表がありましたので添付しておきましょう

北朝鮮の快進撃

2018-03-31 03:53:25 | 報道/ニュース
いやまあ、あまりにも進展が早くてブログが追いつきません。それにして北の将軍様はただの刈り上げくんではないようです。南北首脳会談を決めたと思ったらその足で特使がアメリカに行き、史上初米朝首脳会談を決めました。4月中に南北首脳会談をと決めたのが6日。土・日をはさんで8日には5月に米朝首脳会談となりました。ずばり刈り上げくんの作戦通りではないですか。
刈り上げくんはさらに25日から28日まで中国を初訪問、近平さんと仲よく晩餐会をしている風景が28日、中国と北朝鮮で同時に報道されました。
各国の首脳が会うときは入念な準備が必要です。ましてやEUのようにいつも会っている関係でもなく、核問題で国連から制裁を受け、ちびのロケットマンと言われれば老いぼれ狂人とののしりあっていたふたりが会って話をする。当初は世界中がびっくりでした。事実この一報を受けてBBCは“十分な外交的根回しもなく、会談が成功する保証はない。熱しやすい指導者ふたりが世界でもっとも炎上しやすい問題を扱うことになった”と冷ややかな解説をつけて報道しました。しかし中国の近平さんと満面の笑みで並んで歩く将軍様の姿が報道されると世界の見方が一変しました。北の核を止めるため中国も本気で制裁に入っていると言い続けてきた日本の報道も、とつぜん北と中国は朝鮮戦争をともに戦った強固な絆で結ばれていると言ってみたり、二国は血の同盟関係にあると言ってみたり、いまさらという事ばかり並びたてました。日本の解説者や専門家はなにも分かっていない、それとも分かっている人がテレビに出ていないのでは。と思いました。もともと北朝鮮の後ろには国境を接している中国とロシアがいるのです。
北の将軍様キム・ジョンウンは着々と準備していました。トランプがロシア疑惑で次々と側近が辞め、関税かけると言って世界中から非難され、自分の選挙の事しか考えていないことがミエミエになった頃、日本は戦争ごっこの総理大臣が憲法変えたいだけで北の脅威をあおり、アメリカべったりで何の力もないと分かった頃、昨年11月キム・ジョンウンは核武力の完成を宣言しました。そしてピョンチャンオリンピックへの参加です。一気に南北融和が進みました。そして南北首脳会談の提案。それは文大統領の望むことでした。体制が保障されれば核保有の理由がないと言うのも予定通りの言葉です。
もともと文大統領は南北和解が大前提でした。アメリカに会談の話を振れば、目立ちたがり屋のトランプは乗ってくると踏んでいました。案の定トランプはいままでの大統領ができなかったことをオレがするとか言って内容も分からず飛びつきました。穏健派のティラーソンさんを辞任させ強硬派で固めようとしていますがもはやトランプのまわりには誰もいません。これもキム・ジョンウンの思惑通りとすればこの人は只者ではないですね。そして中国は全人代で近平さんが全権掌握するのを待っての訪問でした。プーチンも選挙が終わって万全です。すべてキム・ジョンウンの進行表どおりに進んでいます。
政治家は自分の周りだけでなく世界情勢が分かっていないとできません。それも日々刻々と変わっています。いまこの話をここへ持っていけばこうなる、が分かっていないとできません。まさにキム・ジョンウンはそれが分かって行動を起こしました。東アジアの小さな貧国が世界の大国を動かしています。
(つづく)

2018/03/30
※政治を知らないトランプと政治をしていない安倍さんはいいコンビ。圧力の結果などといまだに言っていたら世界から取り残されるでしょう。

南北首脳会談

2018-03-07 06:17:33 | 報道/ニュース
ちょっとびっくり、こんなに早く進展するとは誰も予想していませんでした。3日6日韓国の特使が北朝鮮にオリンピックに来てくれてありがとうとお礼に行ったら、南北首脳会談を4月末に板門店で行なうと決まりました。あれ?早すぎない?なんでこんなにとんとん拍子で行っちゃうの?
オリンピックの2週間前に突然派遣団を決めてきた北朝鮮は、開会式になんと北朝鮮のナンバー2キム・ヨンナム最高人民会議委員長と刈り上げ将軍の妹キム・ヨジョン姫のツートップが現れました。もちろんキム・ヨジョンさんの顔をテレビで見るのは初めて、しかもアップです。アメリカのペンス副大統領夫妻と列は違いましたが並んでいます。そのシーンは世界中に配信されました。
選手入場ではKOREAの南北統一旗で合同入場。そしてKOREA選手団が入ってくるとIOCのバッハ会長と文大統領夫妻と北朝鮮の2トップが満面の笑顔で握手です。このシーンが世界に配信されるとバッハ会長をノーベル平和賞にという声まで上がりました。
融和ムードはこれだけではありません。なんとキム・ヨジョンさんは南北首脳会談の開催を呼びかける将軍様の親書を携えていました。この人は28才で北朝鮮の将軍様に直接ものが言える唯一の人物とされています。この押せ押せムードはなんなんだ?さすがの文大統領も即答を避けました。
美女軍団と言われる幼稚園のような応援団とオリンピックには似合わない芸術団にはちょっと引きましたが、アイスホッケー女子では即席合同チームを結成。必死で融和を演出しようとする両国の姿を見て、北朝鮮の置かれている状況、韓国の同じ民族に対する気持ち、この双方が伝わって、分断国家となってしまった朝鮮半島にちょっとシンパシーを感じました。
そして閉会式はこれまた韓国軍哨戒艇を攻撃させたキム・ヨンチョル副委員長が登場、まさに北朝鮮は最高幹部をさらけだす、オールスター作戦でした。
そして6日、文大統領の親書を携えた特使を将軍様が出迎えました。これ以上ない演出です。そして答えは
一、南北首脳会談を4月末に行う。その後も続ける。
二、対話中はミサイル、核実験はしない。
三、非核化問題でアメリカと協議の用意
四、例年と同じ規模の米韓合同軍事演習を理解する。
五、軍事的脅威が解消され体制が保障されれば核保有の理由がない。
六、核兵器だけでなく通常兵器でも韓国を攻撃しない。
北の脅威は一気にしぼみました。しかし考えてみたら北朝鮮の脅威なんて最初からありませんでした。北朝鮮は吠えているだけです。ミサイルだの核だのと言ったって実際に撃ってしまったら北朝鮮は自滅します。自分の真上にミサイルを撃つようなことができるはずがないのです。
日本選手の大活躍で盛り上がっていたらピョンチャンオリンピックにはもうひとつの隠れた表彰台がありました。その表彰台にはバッハさん、文大統領、刈り上げくんが上がったようです。北朝鮮がオリンピックの参加を決めたときロシアのプーチンが言いました。「キム・ジョンウンはたぐいまれな優れた政治家だ。」今日の報道を受け中国は「歓迎する。和解と協力のプロセスを推進することを望む」と発表。対して日本は「慎重に見定める必要がある」ともごもご。アメリカのトランプさんはというとツイッターで「様子を見よう」・・・まあこんなものでしょう。ジャン

2018/03/07