やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

古き良き思い出

2010年10月28日 | 私ごと
ミクシー繋がりで、中学時代のバレー部の後輩と
メールで話した。

当時の楽しかった思い出が蘇る。
○○先輩を憧れていました、、とか。

そう言えば、私にも男女共に憧れの先輩がいて、
卒業時には泣いちゃったりしたものだったと、
少しだけ当時にタイムスリップする。


小学生の時は転校したこともあって、
とても内気な子供だった。
中学校に入ったら、絶対運動部に入りたいと思った。
運動音痴なのに、どうしてだかそう思い、
体操部に入った。
鉄棒だったり、あん馬なんかをするのかと思ったら、
床の団体競技だったので、なんだか興味を失くしていたところ、
バレー部から勧誘があり、バレーをすることになる。

当時のバレー部には鬼のような顧問の先生がいて、
そのために部員が集まらなかった。
因みに「サインはV」「アタックナンバーワン」
などが流行ったのは翌年で、
翌年は部員数が多すぎるほど集まった。

そんな訳で、先輩たちは毎回県大会出場なのに、
私たちの時代は全く駄目だった。
顧問の先生にも試合中に横を向かれて
見てももらえぬほどの酷いものだった。

それでも、私たちは頑張っていた。
練習は辛いというより、毎日が楽しかった。
当時は9人制で、私はハーフセンターという
真ん中の位置からアタックも打ち、
結構活躍していた。
中学時代、バレーだけが唯一誇れるものだった。


そんなことをいろいろ思い出しながら、
忘れたい思い出に蓋をする。

最近、嫌な思い出は本当に詳細を忘れてしまった。
良い事なのか、どうなのか分からないけれど、
もう相当に昔のことなのだと歳を数える。




今が大切、これからの事を考えようと
そうやって先へ先へと来たけれど、
嫌なことも、素晴らしい思い出も、
過去の事は全て、通り過ぎて来たのではなく、
自分の中に積み重なって来たのだと教えられた。

過去の自分も全てを受け入れられる、今の自分は
本当に懸命に生きていると思える。


中学生の昔の自分が、
その人一人にでも覚えていてもらえて、
そして、過去の思い出の中で笑顔でいる事が
本当に嬉しく思えた。

メール、ありがとう!!






萩 東光寺

2010年10月25日 | 心に残る景色
萩二日目。

毛利家の菩提寺、東光寺へ向う。
ここも、訪れる人が少なく、
静寂に包まれていた。


赤い門から3段ずつの階段を上がりながら、本堂へと誘う。
その昔、毛利家の人々もこの道を歩いたのかと、、、
敷き詰められた、古い石畳に歴史を感じる。



静寂の中の本堂。



本堂から逆に門の方向を見てみる。
手入れの行き届いた2本の松の木の間から、
現世を覗き見るような、そんな妙な感覚に襲われる。



毛利家の墓標を仰ぎ見る。
山に向かって登って行くと、
何代にも渡った毛利家の人々が今は静かに眠っている。




本堂周辺
    
<クリックすると大きくなります>


古い街やそこにまつわる人々を尋ねると
今にもその時代にタイムスリップしてしまいそうな
軽いめまいを感じる時がある。

私の中に流れる血も
先祖から受け継がれたもの。
あなたの目には、何が見えますか?



・・・・・悠久の時を超えて吹く風を
         肌に感じる秋の一日。







萩 古い屋敷を覗く

2010年10月23日 | 空間
萩の街に残る古い家におじゃまする。

久保田家の台所に見える梁は本当に太い。
これだけしっかりしていれば、
100年なんて平気で越えられそうに思える。



多くの人を賄った台所に、家の格が伺える。
今はお役御免になり、ひっそりと当時の面影のみを残している。



台所からすぐの間に、格子戸の部屋がある。
昔の部屋から今を覗き見る。
・・・不思議な空間。



二間続きの広い座敷から、中庭を覗く。
奥に蔵もあり、当時を物語る。



萩城城下町を後にして、藍場川へと向う。
こちらには、水門の管理をしていた湯川家と、
元総理大臣の桂太郎の家がある。



湯川家の庭の池には、藍場川の水が入り込む仕掛けになっていて、
家にいながらにして水量を測っていたとのこと。

一番上の家、ということもあり、
お風呂につかった水を簡易浄水していたようで、
水を大切にしていたことが分かる。



桂太郎の旧宅。



意外とこじんまりしている家で、
部屋に入るととても落ち着く。
庭がとても素敵だった。



つづく・・・

萩の街を歩く

2010年10月22日 | 
久々のドライブで、萩へ行く。

10年ほど前に、当時萩に住んでいた友達に
会いに来て以来だったかと、、、
その時の記憶を辿る。

<江戸屋横丁>

平日なので人も少ない。
のんびりと秋の日を楽しむ。

 <菊屋横丁>

使われていない井戸の汲み桶には
花が飾られていた。

 
<木戸孝允の旧宅>



古い街を歩きながら、
明日を思う。
今日よりも充実した日々が
必ず来ると今は信じられる。