やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

阿蘇神社 

2017年06月24日 | 
阿蘇へ旅して分かったのは
随分復興している事と
観光客が少ない事。

まだまだ 道の際が修理できていなかったり
通行止めだったりする道もあります。

でも、阿蘇の山は雄大で
全てを呑み込んで
今を生きているように思えました。



ずっと気になっていた阿蘇神社へも行って来ました

倒壊した重要文化財の楼門は
今、解体中で
痛みの少ない部分は再利用し
修復に使用するために、
丁寧に解体作業が行われていました。

解体・組み立てには6~7年かかるとの事。




この写真の奥のシートの向こうで
解体作業は行われていました。



大きな角材が使われていたのが分かります。


楼門の奥にあった 拝殿はやはり全壊で
こちらは昭和に入って建てられた物で
今はすでに解体され、新しい拝殿を建てる予定との事です。



<一の神殿:一の宮・健磐龍命(たけいわたつのみこと) 神武天皇様の孫神 が祀られている>


<二の神殿:二の宮・阿蘇都比咩命(あそつひめのみこと) 一の宮御妃神 が祀られている>


<三の神殿:十一の宮・国造速瓶玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと) 阿蘇初代の国造 が祀られている>

拝殿の向こう側にあり、今まで見ることが出来なかった
三神殿が今は見ることが出来ます。

阿蘇神社でお祀りしている神様は上の三座を入れ、十二座との事です。


拝殿が出来るまでしか直接拝むことが出来ない三神殿
貴重な体験が出来ました。


社務所には案内をしてくれるボランティアの方がいて、
丁寧に説明してくださいました。

重要文化財の他の建造物の復旧にも8億円ほど掛かるとの事。
私も、少額ですが寄付をさせていただきました。


鍋ケ滝

2017年06月23日 | 



米塚の前日
滝を見に行っていました

鍋ケ滝です

鍋ケ滝は、阿蘇山の噴火によって出来たと言われています。






裏側が洞窟のようになっていて
裏から見る滝も素敵です





横から見ると水量が多いのが分かります

滝のしぶきのマイナスイオンで
辺りはひんやりしていてとても気持ち良かったです



鍋ケ滝は212号線を杖立から小国へ向かって
右手に曲がり、坂本善三美術館の先にあります


坂本善三美術館の隣の神社には大きなケヤキの木があり
以前、大学生だった三女と見たのを思い出しました


懐かしくてしばらく眺めて
今、娘が二人の子育てに頑張っていることを
報告しました





阿蘇・米塚

2017年06月21日 | 



最近、お疲れぎみだったので、
大好きな米塚を見に
出かけて来ました。


子供が小さかった頃
この米塚の筋のような道を
登ったことがありました。

道が急だったので
途中であきらめたのですが、
頑張って登ってしまえば良かったと
今になって思います。
今は登山は禁止されていると聞きました。







米塚は、小国方面から大観峰へ向かう道の
途中にあります。

今の季節、緑が濃くてとてもきれいです。

何度見てもかわいくて 大好きです。



仕事が辛い訳は、、、

2017年06月08日 | お仕事



時々、仕事していて辛いと思うことがある



以前、ケアマネをしていた時によく聞いた話で
利用者さんが出してくれたお茶を
飲めないケアマネがいるという事

なんでだろうと聞いてみたら
「あんな汚い家の茶碗で出されたお茶は飲めない」
というのが理由だった

ケアマネの言う事?
今はそんなケアマネはいないと思うけど。。。



どんなに家が汚くなっていても
自分たちのために来てくれた人に
お茶を出したいと思う気持ちを察し
私は出されたお茶を必ず飲んだ

そこから信頼関係が築かれていくのだとも思う


今は、施設の併設の訪問看護ステーションにいるけれど
利用者さんたちが汚いと思ったことはない

時々手が汚くなっていることがあるけれど
それは私たちが早く気づいて洗ってあげればいい

部屋が汚ければ掃除の回数を増やしたり
片づけ方法を考えてあげればいい


だけど、、、

安易に 

汚いから嫌、触りたくない、、なんて
平気で言うヘルパーがいる

は~、、、と
ため息が出ちゃう









もう少しいておくれと
私の手を握って離さない利用者さんがいた


寂しさからだと思うと
次の訪問があるけれど、むげに振り払えない

暫くそのままじっとしていたら
自然と手の力が緩んだので
「またね」と言って部屋から解放された


そんな話をしたら
「嫌だ~!!あの人の手汚いのよ。よくじっとしてましたね」
そう言われた


私はそんな事は全然平気
それよりも、その人の淋しさや苦しさを
分かってあげたい

それだけなんだけど、、、




人は誰でも心に悲哀を秘めている


私はどんな時も
その人たちの心を
代弁出来る一人でいたと

切に、、、 思う