やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

母の想いを支援する

2010年08月26日 | 私ごと


亡くなった父の事を考えていたら、
一人暮らしで息絶え絶えの母を
介護している弟から電話があった。

能天気に父の命日のことを話し始めたら
弟が怒りだした。

「死んでしまった人のことより、
 今生きているおふくろを何とかしないと、、、」

弟の声は切実だった。

「これ以上、どうすればいいのか、俺はもう疲れたよ・・・」

地域包括の方と、ヘルパーと、母と。
三様の言い分に疲れ果てたと。


こんな時、すぐに行って話を聞いてあげたい。
弟に代わって、母のことを見てあげたい。
気持ちはあるのだけど、
自分の仕事のことに精一杯で、
すぐに動けない自分が歯がゆい。

・・・一瞬ぐさっと来たけれど、
そんなことを言っていられない。
同じ日本に住んでいるんじゃないの、
外国にいる訳じゃない。
明日、と言われてもすぐに行こう。


そう思いながら、シフトを見る。
月末の仕事を月末までに仕上げれば、
月初めは休めそうなのが分かった。
スタッフに事情を話し、少しだけシフトを調整した。

8月31日に支援、9月1日に介護の実績を送りだし、
夜中に東京まで行くことにした。
朝には母とゆっくり話すことができる。
金曜日に来るというヘルパーにも会えるし、
連絡しておけば、ケアマネにも会える。
いくつかのデイサービスを尋ね、母に合いそうな場所を決め、
または妹の家に一時的に避難するように勧めることもできる。


さあ、忙しいよ~♪


まだまだ元気だと思い込んでいる母に
上手く引導を渡し、80歳の肺がん患者の年寄りらしく、
子供たちの言うことも聞いてもらおう。
勿論、母の言い分も聞いてはあげるけどね。

毎日エアコンを使うから、電気代が嵩む、、
と言った兄を引っ張り出して、
もっともっと協力してくれるように要請しないといけない。


悲しいけれど、現実に向かい合いながら、
皆が生活できるように考えよう。
これからは、「時々東京人」になると決めた。







その先を語ろうね

2010年08月23日 | 家族  思い出
今日は、父の命日。
早いものでもう22年も経ってしまいました。

父との思い出はあまりありません。
何でかな~?
きっと私は父のことを
理解できなかったのかもしれません。
ただ怖いだけの存在でした。

父がおばあちゃんの家で亡くなってから、
もっと父と話したかった、と思うようになりました。

サボテンが好きで、お手製の温室で育てていました。
手作りの餃子が好きで、時々山のように作ってくれました。

もしかしたら、父はおちゃめで、
愛すべきキャラクターだったのかもしれないのに、
お酒を飲むと人が変わってしまって、
急に怒りだしたり、暴れだしたりしたために、
怖いというイメージばかりになってしまいました。

私もお酒が好き。
だけど、お酒に飲まれないように
父のようになってしまわないように、、、と
お酒を飲む時はいつもそんなことを
頭の片隅で思っているのかもしれません。

父が最初に脳梗塞で倒れたのは50歳でした。
早すぎますよね。
私はその歳をとうに越えてしまいました。
父の亡くなった歳もあと5年で追いつきます。
私は父の分も長生きします。
そして、父が見られなかった先の世界を
父の代わりに見たいと思います。
そのうち、父と語りあえるように、、、


~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~


父は写真は好きだったかな・・・?



角島からの帰り道に、コスモスに出会いました。
今年、初めてのコスモスです。
マクロレンズを借りたので、
ちょっと遊んでみました。


こちらは、単焦点レンズで。



風が強く、なかなか焦点が合いません。
今日は練習、ということで、、、





最近、またまた写真の楽しさを知りました。
そして、奥深さも改めて思い知りました。

上手になりたいと思うだけではダメですね。
もっと勉強しないと、、、

もっと綺麗な写真が撮りたいと思う
今日この頃、、、

角島の花たち

2010年08月22日 | 
角島にはかわいい草花が咲いていました。


茶色くそよぐ草、群生しているのがそよそよしてとってもキュート。


<タイトゴメ>7月に黄色い花を咲かせるそうです。
多肉植物のような肉厚の葉が可愛い。


<ハマゴウ>
薄い青色がとっても涼しげでした。


<ハマユウ>
もう、終わりかけていました。

潮風と真夏の太陽に照りつけられながら
伸びやかに生き抜く強さとしたたかさ、、、憧れます。




久々角島へ

2010年08月21日 | 海のある風景


角島へ行きました。
門司からは約2時間。
海辺を走る快適なドライブです。



夏の空を映して、海の色がなんとも素敵でした。

以前、コマーシャルで使われた、
美しい橋と青空と海と・・・






そして、点在する灯台






いつの間にか、空や風に秋の気配
引き上げられたボートにも、夏の終わりを感じてしまう





いつでもドラマチックな角島が好き
暑さを忘れ、
しばし角島ワールドに引き込まれる私でした・・・

きょうはこれ!

2010年08月19日 | 



<大賀ハス>


先日から気になっていた蓮の花を
今日、やっと撮りに出かけました

今年はもう逢えないかな、、と思っていましたが
遠くから花が見えてくると
「待っててくれたんだね」と
感激ひとしおでした


心がはやる・・・
それでも
待っていてくれた花たちの素敵な所をちゃんと収めたくて
綺麗な花をセレクト・・・
私だけの特別な1枚になりました