久しぶりに母に電話した。
忙しさを良い訳に、最近電話する事も少なくなっていた。
申し訳ない思いがいっぱいで
早く行ってあげないと、、、そう思っていたら
そんな私の心をつつくように
「あんたとは今生ではもう会えないかもしれないね」
憎まれ口を言う母。
私もつい
「そんな憎まれ口を言える人がすぐにはどうにもならないから安心して」
言葉に反応して言ってしまう。
お互い様。
だけど、あとからずっと後悔してる。
「ごめんね。時間作ってきっと行くから」
そう言ってあげたら安心したのにね。
いろんな顔を持つ東京。
田舎にいると東京は眩しい。
母の住む場所、それだけを頼りに
また眩しさの中へと飛び込んで行く。
待っていてね、、、