やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

DVD「わが母の記」を見て

2013年06月13日 | 介護
「わが母の記」というビデオを見ました。
認知症の母親を介護する苦しみと、
母に対するそれぞれの子供の思いと、
記憶が消えていく中でも残る母の思い、、、
それぞれの葛藤の中で、人生を全うしていく母。
胸に刺さるものがありました。






最近、家に帰ると毎日母の反応が違う。
ある日は、
「帰ってきてくれて良かった。誰もいなくて寂しかった」と泣いた。
ある日は、
「今日はあなたが来る日なの?」と終始丁寧語。
そして、ある日は、
「今日私が来ることを忘れてたでしょう?」と言う。

娘だと認識している時と、ヘルパーの時と
自分がどこにいるのか分からなくて混乱している時も。

食事を食べたのを忘れてしまうことは度々だけど、
徐々に進んでいく、体力と認知能力の低下に悲しくなる。


終わりの見えない介護。
今しか出来ない事をさせてもらえる喜びを感じながらも、
窮屈な毎日に疲れていく。


もう少し楽しみながら、
一緒に暮らして行く方法を模索しよう。






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2 コメント

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Unknown (カモミール)
2013-06-27 22:57:35
こんばんは。

認知症の介護は本当に大変だと思います。
普通の介護も相当大変なのに
認知症の場合は相当に精神的に疲れると思います。
私の友達のお母さんが認知症になられ
介護されていましたが
聞くだけでたいへんだなぁと思うばかりです。
今は自分の子供だと分からなくなられて
「あなたはどこのどなたか知りませんが、親切な方ですね。」と言われるそうです。「涙が出るのよ。」と言われていました。食事も忘れられるそうですよね。
薬で進行を止めても回復がなかなか難しいそうです
ね。こうなると家族も共倒れになってしまいますので
介護施設の方に行かれるケースが多くなりましたね。
ぞうぞお疲れが出ませんようになさってくださいね。
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介護 (nashiko)
2013-06-28 23:26:57
カモミールさん、こんばんは。

介護って本当に大変ですよね。
辛くならないように、出来るだけ
楽しみを考えながらやっていこうと
思っています。


いつも励ましていただいて
ありがとうございます。
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