楽器の道具やら材料を売ってる海外のサプライで必要な物を買うんですが
いやぁ~、インターネットって上手く出来てますね
私が欲しそうな物を次から次へと提示してくる
見ると欲しくなるからなるべく見ないようにしているけど
どぉ~~しても欲しい物があり・・・
ポチっちゃいました(笑)
材料は仕事で必要だからストックしておくって言うよりも
もはや趣味ですね
見てるだけでわくわくしてくる
今回インターネット君が売り込んできたのが右の材
シトカスプルースなんですが、販売元は「Torrefied Tone Wood」と言っています
Torrefiedを調べてみると古語でRoasted(ローストさせた)という意味だそう
ローストというとあぶり焼や蒸し焼きという意味みたいだけど
この木はどちらかというと燻製のスモークチーズみたいな匂いがした
販売元の詳細を読んでみると「無酸素窯で熱処理した」とある
ほほう
経年変化を人工で再現しようとする試みは色々な手法があるみたいですね
本当は何年も前から物凄く興味があったけど、このような手法に頼って楽器作りをしてしまうと
作り手の腕と経験で音作りが出来なくなってしまいそうなのであえて避けてきたんですが
ぼちぼち良いかなと
表板の研究もそこそこ出来てきたし(実際はまだまだですが)
それにしてもまず見た目が本当に何十年も経過したような色ですね
左は何も処理されていないスプルース、右がTorrefied Woodです。
触った感触もガサガサとした感じ
音は・・・う~ん、どうだろう
バンドソーで挽割りしただけの状態だからなんとも言えないけど
厚みの割には軽やかな音かなぁ
うまい具合にシスターピース(同じ木から採った材)っぽいし
これで少しは研究の精度が上がるかな
経年変化を再現しているとの事で、ひずみや狂いも少ないかと思うけど
一応一年くらい様子をみてから来年あたりに使ってみようかな
へっへっへ
楽しみ^^
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