Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

ハウス用、高下駄づくり!

2021年06月01日 22時54分08秒 | 日曜大工

2021年5月下旬

ここは、一昨年の熊本農大:新規就農支援研修生OBのN氏が始めた高設イチゴ栽培の育苗ハウスです。



そこで臨時雇用で働く、同期のKさんです。
ある日の事『先生!ハウス内で使う高下駄って、どんな感じですか?イチゴの苗の奥をするのにコンテナに乗ってやってますが、移動するのが降りたり乗ったりで面倒なんです。何か良い方法ありませんか?』と連絡がありました。




ググっていると、発泡スチロール製の製品が見つかりましたが、5,000~6,000円となかなか高価です。
これを見て、手作りしようと発泡スチロール探しもしましたが、大きな塊や厚みのある物が、なかなか見つかりません。



ある日、新しくバーベキューセットを買い、古いタイプを捨てることとなりました。



『この継ぎパイプの脚、使える!』と、ピピッと来ました!
(パイプを板に突っ込めば、高下駄が作れる!)
なかなか厚みのある板が見つかりませんでしたが、上司が交代する度に廃棄される机上札▲が見つかりました。




あと、ホームセンターの端材コーナーで見つけた平角材(2つで40円)を足載せにするとして、これで材料がそろいました。



下の下駄に鉄パイプを突っ込む穴の直径はちょうど20mmで、ホールソーもぴったりがありました。



ところが、上の下駄(足載せ)に鉄パイプを突っ込む穴の直径は22mmで、ホールソーの次の大きなサイズは25mm。
仕方なく、20mmをクネクネ回して、22mmに近い穴を彫りました。



大事なのは、安定する深さです。
板を突き破らず、抜けず、体重50~60kgを支える深さ!
39mmと判断し、ノギスのデプスゲージを使い4つの穴の深さを均等に穿孔しました。



問題の22mm径のパイプがどうしても入らず、金切り鋸で縦に切れ目を入れてやや径をつぶしました。



ハンマーを使い、4本の脚を既定の深さ(39mm)まで均等に打ち込みました。



さて、足をどう入れるか(履くか)?
靴のままか、靴を脱いで足を入れるか?
とりあえず、余っていたスリッパをネジ止めしました。



つま先部分は・・・・
穴が開いているところから、2箇所をネジ止めしました。



とりあえずの完成です。



ちょっと考えたのが、この角度です。
車の車輪には、キャンバ角とかキングピン傾斜という僅かな角度がつけられて、走行性や安定性を保つ工夫がされています。
この高下駄にも、やや内側に傾斜を付けました。
これが水平や逆なら、クネッとO脚的に又が広がる可能性があり、どちらかと言うと内股的が安定するとの目論見です。



恐る恐るつかまり立ちで、履いてみました。



歩ける事は確認できましたが、実際に使ってもらうことです。



送って貰った動画からのスクショ(スクリーンショット画像)です。
高さはまあ良いですが、横移動でクネッと倒れそうです。



特に、先の方に手を伸ばす時には、靴だったら踵が上がり、つま先は曲がりますが、これはそれが出来なく、ひねりが全体の角度に出て、ぎこちないバランスとなってしまいます。
右の踵が、左の踵に乗ったりすると、バランスが崩れ、クネッっとなりがちになります。
改善点がいくつか見つけられましたので、近いうちに手直ししてみたいと思います。




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